スポンサーリンク

入江が先発転向 竹田はワインドアップを試す

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ第1クール2日目は、室内練習場でのスプリント測定から開始。その後、投手はブルペンと多目的広場に分かれ、野手はメイングラウンドでノックを中心にメニューをこなした。ランチ特打ではこの日も筒香がスタンドを沸かせ、若手は特打など居残りメニューに汗を流した。

スポンサーリンク

球威アップへワインドアップ

2日目は室内練習場から始まり、短距離走のタイム計測などを行ったものと思う。10:30ごろからメイングラウンドでウォームアップが始まり、前日に続いてPFP(投内連携)が行われた。野手はノック、投手はブルペンと多目的広場に分かれての練習。

ブルペンでは203cmのレイノルズが初投球。変化球も投げ、日本のストライクゾーンを確認したという。長身からの角度ある速球が武器になりそうだが、日本は高めのゾーンが狭いので、ボールが浮くようだとアメリカ以上にコントロールで苦しむかも知れない。このあたりは実戦でどうなるかだが、登板はまだ先になりそうだ。

竹田はワインドアップを試しているとのこと。昨年の夏に遊びで投げてみて、ストレートの球威が増す手応えを得たという。先日アップした記事である2026年の期待と展望では、必ずしもストレートの球速、球威が必要なタイプではないと書いたが、コントロール良く決まる変化球を生かすためにもある程度のストレートの強さは必要。

全体としてバランスが崩れなければワインドアップもアリ。本人も「行けると思ったら」と言っているので、試しながらという姿勢だろう。隣では同期の篠木がワインドアップかつ二段モーションで小気味いい投球を見せていた。今後の実戦でも竹田がワインドアップで投げるのか注目したい。

ランチ特打ではこの日も筒香がスタンドまで打ち込み、スタンドを沸かせていた。前日同様に、バッターボックスから投手寄りへ完全に出た位置に立ち、打っていた。ヒュンメルも引き続き良い感覚で打てていた。左打席からもバックスクリーンまで運んでおり、身長に関係なくパンチ力は見せてくれそうだ。筒香ともコミュニケーションを取り、早く馴染めそうだ。

この日は公式が筒香に密着した動画を公開している。そこから練習の様子が近い位置で垣間見れるし、メニューに書いていない自主練習として室内練習場でマシン打撃に取り組む姿も見られる。

スポンサーリンク

小杉コーチが先発に推薦

この日ブルペン入りした入江が、今季は先発に転向することが決まった。小杉投手コーチは「先発ができる能力がある。クローザーをやっていた入江が1回から6回まで投げるというのが僕らの求めること。100イニング以上は投げてくれることを期待しています」とコメントし、推薦したことを明かした。

2025年は右肩の手術から復帰し、開幕からクローザーとして起用された。22セーブをマークしたが、神経障害を発症してオールスターを辞退。オールスター明けは不安定な投球が続いてクローザーを降り、CSでは勝ちパターンとしても起用されなかった。

2026年は、リリーフ防御率がリーグ最低に終わった投手陣の立て直しとして復調が期待され、個人的には数年後も見据えてもう一度クローザーを務めてもらいたいと思っていた。

小杉コーチら現場としてはクローザーをやらせるよりも先発として能力を発揮させたいという思いなのだろうか。クローザー失格とは言わないかも知れないが、そういう判断なのかなと。現状のリリーフにおいて入江を外す余裕はないと思うし、数年後のクローザーをどう考えているのか。

だからと言って先発転向を批判するつもりはない。伊勢も2025年は自ら先発転向を志願し、挑戦した。結果として東に外国人3名らが名を連ねる開幕ローテーション争いに残れず、開幕前にリリーフへ戻った。リリーフでは先発として練習したことが生きたと伊勢本人も言っていたし、スライダーをうまく使えるようになってメリットもあった。

入江は2025年前半は150キロ台後半のストレートの球威とフォークだけで抑えられていたが、疲れが出てストレートの球威に陰りが見えると、それだけでは抑えられなくなった。フォークの精度も甘く長打を浴びることもあった。夏場以降は他の球種も投げていたが上手く行かなかった。先発では多くの球種を投げるので、実戦で投げる機会も増える。これらの精度が上がれば仮にリリーフに戻ったとしても伊勢同様、得るものがあるのではないか。

入江が練習試合、オープン戦でどんな結果を残すか。ルーキーイヤーは先発をしていたが、開幕4連敗で二軍落ち。2年目にリリーフで活路を見出した。入江も言っている通り、5年前とは違うので今回も先発失格とは限らない。

デュプランティエ、コックスの外国人投手や期待の竹田、石田裕がすんなり出てきてくれれば良いが、そうでない場合に入江が先発として台頭してくれたら大きい。開幕ローテーション争いに大きな刺激にもなるだろう。

ただ、繰り返しになるが2025年もリリーフで苦労したチーム。ルイーズ、レイノルズが加わり、マルセリーノも成長に期待がかかるが、駒不足は否めない。入江が開幕ローテーション争いに残れなければ再びリリーフとして戦力になってもらうことになるだろう。その場合にいきなりクローザーは任せないと思うので、2026年は森原を想定しているのかも知れない。

チームを中長期的に強くするには、絶対的守護神の存在は重要。そこをどうするか考えるのはフロントも含めたチーム全体。入江が最適解ではないと考えるなら、きっちりと先を見越した選手の獲得、育成、起用をして欲しいと思う。

スポンサーリンク

森原、三森が別メニュー

この日、森原と三森がコンディション不良で別メニューとなったようだ。風邪などの体調面なのか、ケガなど身体面なのかは不明。まだ2日目でというところではあるが、体調不良は誰にでも起こりうるし、自主トレで追い込んできて疲れが出るケースもあるかと思う。大事を取っての別メニューなので、キャンプ後半からオープン戦でしっかりと仕上げられるようにしてくれれば問題ない。

3日目は、投手では橋本、ルイーズ、中川颯、中川虎がブルペン入りを予定。ランチの後は、室内練習場で「投手プレーモデル説明」となっており、座学になるのだろうか。野手は前日と同じく午前は全体で守備をメインとした練習を行い、午後はいつも通り走攻守をローテーションで練習。ランチ特打はないようだ。

また、受け取る予定だったパスポートとビザが領事館から届く過程で行方不明となり、来日が遅れていたデュプランティエだが、2日夜に日本へ到着した。おそらく横浜で入団会見をしてから沖縄へ移動し、チームに合流すると思われる。

デュプランティエにとって重要なことはしっかりと開幕に合わせ、年間を通して戦力になること。アクシデントでもあるし、NPBで2年目なので少し合流が遅れたことは全く問題ない。周りに合わせることなくペースを守って調整して欲しい。

コメント

  1. bay9824 より:

    入江。
    年齢的・能力的に複数年クローザーを任せられる人材かなと思ってただけに残念。昨年11月下旬には打診され快諾との報道もあり球団・本人共にクローザーに対する強い意志がないなら仕方がない。
    どこで投げるにしろ頑張って欲しいです。

    ストレートの球速が戻るなら中川虎に期待してみようかな。

    • Rocky より:

      そうですね、素人的にはクローザーで行って欲しいと思いましたが、プロの現場では秋季トレーニングの段階で先発に回るべきと判断していたのかも知れません。肩肘の回復力など連投適性も含めて。
      できれば消去法ではなく最適な人材に任せたいポジションなので、現有メンバーから飛躍するか、今オフ以降にそこを意識して獲得するかですね。
      今季に関しては伊勢、森原がいますが、彼らを動かすとセットアッパーの人材が減るわけで、康晃が計算通り働いてくれないと困りますね。

タイトルとURLをコピーしました