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セ・リーグ、25日に強行開幕へ

プロ野球を開幕させ、復興に向けて勇気付けたい。

言っていることは間違っているわけではないが、現状はその段階にない。来週の金曜に開幕できる状況でないのは明白だと思う。

25日くらいになれば、という見通しなのか?

被害の大きい仙台を本拠地とする楽天だけの問題ではない。東日本では計画停電が行われている中、ナイターを開催するのか?が一番の問題だ。原発の状況も予断を許さない。

選手会と同じく、3月25日の開幕には反対だ。

どんなに綺麗ごとを言っても、この状況で興行をやろうというのは、私利私欲と言われても仕方ない。

確かに、神宮球場、東京ドームのある地区は、計画停電の対象外。

しかし、他の地域が最大1日に2回も停電する中、対象外地域だからと言って、ナイターを開催するのは、あまりにも身勝手ではないか?不急な電気は節電を、と呼びかけている。プロ野球の開幕を遅らせるのは不可能なことではない。

しかも、Jリーグは4月上旬の開催も中止の方向。これは、使用球場の複数に被害が出ている点が異なるが、それにしても非常識と言わざるを得ない。

3月中の公式戦はありえない。

選手会も、日程が厳しくなって、ダブルヘッダーも受け入れると言っている。少なくとも3月中の6試合は雨天中止扱いとし、4月1日開幕。これがギリギリの線だ。

巨人、中日の球団首脳は、「遅らせる理由はない」とコメントしているようだ。それはどういう意図なのか。理解に苦しむ。

まずは被災地、原発を始めとした電力供給などが安定した後で、復興に向けてプロ野球が勇気付けるというのが正しい姿ではないか?

横浜ベイスターズの低迷、もしくは消滅がなくてもプロ野球そのものから離れることも考えたい。正直、今の状態でプロ野球の1試合、1球に今まで通り一喜一憂できる気がしない。

選手の声も、ファンの声も、世間の声も無視して強行開幕するセ・リーグは、プロ野球にどんな影響を与えるだろうか。

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