注目の大谷翔平のドジャース移籍が決まった後、ポスティングで山本、FAの松井の移籍先が決まった。今永は数チームの名前が挙がる中、決定には至っていない。一方、エスコバー、ソトといった長年チームを支えた外国人選手が退団し、新外国人選手が注目されている中で、調査の報道はいくつか出たが、正式発表には至らなかった。いずれも越年することになりそうだ。
この1週間ほど、どちらが正式に決まったら記事を書こうと思っていたが何も決まらず、クリスマスから仕事納めといったところで、更新ストップという形になってしまったが、この記事で最近の話題について少しずつ触れて行こうと思う。
今永はアメリカに渡り年始に決定へ
大谷、山本がドジャースに決まり、両選手の獲得を目指していたチームも含め、次の補強候補の1人として今永の価値も高まっていると報じられている。日本で最高の投手とは言え、山本への条件提示を見ると想像以上に高騰しており、今永も好条件を得られる可能性があるようだ。
今永については、NPBでの実績ももちろんだが、WBC決勝での投球も評価が高まる要因だろう。先発左腕という点も評価を押し上げている。
大学時代に故障があり、ベイスターズが単独指名で獲得に至った。プロ入り後も2020年に左肩の手術を受けている。だが、その後は大きな離脱をすることなく、ローテーションを守っている。現状を見ればMLBでもローテーションを任せられる実力はあるが、中4日で回って行けるかどうかは少し疑問ではある。
山本は来年26歳という若さが大きく評価を上げ、12年契約と言われている。今永の場合は、31歳ということで5年前後の契約になるのではないかと報じられている。現在名前が挙がっているのはレッドソックスやヤンキースだが、どこを選ぶのか。
今のところ候補として挙がっていないが、ダイヤモンドバックスはないだろうか。ベイスターズと提携しているというのもあるが、地区としてもドジャース、パドレスと同じなので日本人的には盛り上がりそう。あと、飛翔癖があるので大谷さんにも貢献できそう(笑)。
今のところ東海岸のチームが多いようだが、どうなるか。年末に渡米していて、年明けにオファーのあった球団と面談し、決定するようだ。ポスティングによる交渉期限は1月11日(日本時間12日朝)までだが、どのタイミングで決まるか。
候補の名前は挙がるも発表は育成2名
野手ではソトがロッテへ移籍し、アンバギーが退団。オースティンは残留しているが、最低でも1人は野手を獲得するのではないか。かなり早くからレイエスを調査と報じられているが、過去のベイスターズのパターンからしても、彼はないんじゃないかなと思っている。
獲得の有力候補だったのかも知れないが、ウィンターリーグでの活躍もあって、MLBも含めて争奪戦になっているとも言われる。そのマネーゲームには乗らないと思う。条件に関わらずNPBへ来るつもりならもう決まっていると思うし。
そして、先週末にはアンドレ・ジャクソンの獲得調査をしていることが、各スポーツ紙で報じられた。直前に各媒体で報じられ、すぐに正式発表されるのがこれまでのパターンだったので、多くの人が決まったと思っただろうが、いつもは「獲得することが分かった」だが、今回は「調査していることが分かった」なので、報道の仕方がそもそも違う。
それでも今週のうちに正式発表があるのかなと思ったが、それもなかった。以前も球団が仕事納めをした後のクリスマス前後に正式発表はあったので、それが理由で来年に持ち越したとも思えない。
最近は選手のSNSで、NPBの球団の公式SNSや所属している選手のSNSをフォローしたという動きを監視している人がいて、そこから流れが分かったりもしている。どういう人が来るのかとワクワクする楽しみ方も一つだと思うので、一喜一憂も良いかと思うが、個人的には来るかどうか分からない選手まで追いかけるつもりはないので、正式発表されてから妄想することにする。もっと言えば、宜野湾での様子を見るまで何も分からないのだから。
一方で、12月24日には、アレクサンダー・マルティネス、ウィルニー・モロンの両投手と育成契約を結ぶことが発表された。2023年は、ディアス、スターリン、マルセリーノの3名が在籍しており、スターリンは2024年の契約を結ばないことを通告している。
2024年はディアス、マルセリーノに2名を加えた体制になるようだ。マルティネスは、ドミニカ出身の198cm右腕ということしか分かっていない。ちょうど12月30日に21歳になったという若い投手で、事情通が調べても情報が出て来ないという謎の投手。すぐに戦力として考えているわけでもないだろうし、実際に奄美に来てみて、様子が見られれば。
モロンも23歳になったばかりの右腕。こちらはロッキーズ傘下のマイナーでプレーしていた。二人ともそうだが、日本で成長し、チャンスを掴んでくれれば。マルセリーノもマルティネスと同じ歳なので、3人で高め合って欲しい。コーチ、球団としても彼らを育成することで経験にもなる。既存の日本人選手も負けずに、狭き門である支配下登録を目指して欲しい。
ベイスターズジュニアが7年ぶり優勝
ファンフェスで見事なシートノックを見せてくれた、ベイスターズジュニアが見事に優勝を果たした。
2005年からNPBが主催する小学生のトーナメントとして、12球団のジュニアチームを編成し、大会を行っている。第1回大会に出場し、ソフトバンクJr.だった高城俊人がDeNAにドラフト指名されるなど、その後もジュニアチームからプロ野球選手が多く誕生している。
MLBへ移籍した松井裕樹と楠本はベイスターズJr.で出場していたし、ドラフト1位の度会も2014年にヤクルトJr.として出場していた。
少し配信で観させてもらったが、小学生とは思えないくらいのハイレベルなプレーもあった。ベイスターズでは、日本代表の監督に就任した井端氏の子息、小池コーチの子息も選出されていた。井端Jr.は、ホームランも放ったが、体格が他の選手と違っていて、存在感が大きかった。小池Jr.も外野で好守を見せていたし、左打者として好打も見せた。
それ以外の選手も光るプレーを見せており、初戦は1-3の最終回に3点を奪って逆転サヨナラ勝ちした。2アウト2、3塁という場面で2ストライクと追い込まれたが、笹谷くんが粘ってレフトオーバーのサヨナラ打を放った。気持ちで負けず、チームに勢いをもたらした。
井端くんのホームランでは、チームみんなでデスターシャを見せ、ベイスターズらしさがジュニアチームにも浸透していた。荒波監督も何とか選手たちに力を発揮させたいといろいろ考えてくれたと思う。
2016年以来、7年ぶりの優勝ということになった。翌2017年は、3位からのCS勝ち抜きではあるが、トップチームが日本シリーズへ進出しているので、勢いを付けてくれたと思う。今年のベイスターズJr.の中から多くのプロ野球選手が誕生すれば嬉しい。まだ先のことだが、井端くんは凄い選手になるかも知れない。
バウアーが3週間ぶりに動画をアップ
バウアーがYou Tubeの日本版アカウントへ3週間ぶりに新作動画をアップした。カビゴンことエリックとの対決だが、これまで少しずつXやショート動画で出していたものの本編。キャッチャーからのカメラでは、エグいボールを投げていることがよく分かる動画だが、トレーニングにゲーム性、そしてYou Tubeのネタ作りを含めてやっている感じ。
Xでは、意味深ポストをしたと報じられているが、MLBとの交渉は順調というわけではなさそうだ。レイチェルのコメントとして、MLB球団と話しているというのがあるが、それが入団に向けた前向きな話になっているのかどうかも分からない。NPB球団も複数というのは、オファーが実際にあれば嘘ではない。
現時点で、MLBとどの程度進んでいるか、NPBならベイスターズに絞ったとか、代理人としてそれを語るメリットは一つもないので言うはずがない。今永もまだ決まっていないくらいなので、バウアーのMLB復帰が決まるとしても1月後半以降になるだろう。
バウアーがどのくらいの時期に2024年にプレーするチームを決めるつもりなのか分からないが、彼は自分の施設でトレーニングができるし、キャンプに参加する必要性も大きくない。ベイスターズに残留するとしても決まるのは2月に入ってからで、宜野湾キャンプに参加しないことも十分考えられる。
ベイスターズとしてはバウアーがいないものとして、外国人選手の陣容を整える必要があり、もしバウアーが戻るならプラスアルファの力として考えるべきだろう。これは気長に待つとして、You Tubeの動画はまだ日本向けにもアップしてくれているので、それを楽しみたいと思う。
ビジターユニフォーム変更
年末に急にニュースとして発表されたのが、ビジターユニフォームが2024年から変わること。新ビジターユニフォームは1月末に発表とのこと。ホームユニフォームに続いて、2年連続で変更となった。ホームユニフォームは、Xで少しずつ変化を先出ししてから発表となったが、ビジターはどうなるか。
2020年から変わった現在のビジターユニフォームだが、個人的には好みだった。ホームユニフォームがYOKOHAMA STRIPEになったので、それを踏襲したようなデザインになりそう。
個人的には2023年は新ホームユニフォームを買わなかったので、度会を買うことで決めていたが、ビジターが変わるならそちらもアリか。デザインを見てから決めたいと思う。毎回言っているが、胸のYOKOHAMAは変えないで欲しい。最近はスターナイトでも「Y」だけになっているが、そうならないことを願う。
2023年もあと2日
日付変わって12月30日で、2023年もあと2日。12月31日に当ブログ恒例となりつつある10大ニュースで2023年を振り返り、年内はそれが最後の投稿になる予定。今年はカレンダーの都合で長い連休になっているので、その間に2023年の振り返りを仕込んで、1月にお届けできればと思う。
年が明けてから前年の話にはなってしまうが、自主トレや新外国人選手などのニュースの合間に読んでいただければ。
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