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左腕のコックスを獲得 先発ローテを期待

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横浜DeNAベイスターズは12月11日、オースティン・コックスと2026年シーズンの選手契約を結ぶことで合意したことを発表した。ケイが正式にホワイトソックスと契約し、退団が確定した。それを想定して補強に動いていたもので、コックスには先発を期待している模様。

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球速はないが変化球にまとまり

野手のハメル、投手のレイノルズと相次いでアメリカの記者がベイスターズと契約合意と報じたが、名前の挙がっていなかったコックスがいきなり球団から公式発表されたので、驚いた。1年契約で年俸は100万ドルということで、最近来日した外国人選手と同じくらいのランク。

コックスは、2018年にロイヤルズにドラフトで入団。マイナーで実績を積み上げ、2023年にメジャーデビュー。3試合の先発を含めて24試合に登板。5ホールド、1セーブを挙げた。35.2イニングで防御率4.54。しかし、9月9日に60日間の故障者リスト入り。Wikipediaの記載だとベースカバーの際に負傷し、左膝前十字靭帯の完全断裂だったようだ。

2024年はロイヤルズとマイナー契約を交わし、AAとAAAでプレー。AAAでは38試合に登板したが、先発は5試合。メジャーへの昇格はなくシーズンを終えた。

2025年はロイヤルズ傘下のAAAで開幕を迎え、リリーフとして11試合に投げていたが、5月5日にブレーブスへ移籍。ブレーブスでは6月、7月、8月とメジャーへ昇格したが、計13試合で防御率8.28と結果を残せなかった。

8月2日だけ先発しているが、1/3で降板しており、オープナーだったのかも知れない。8月9日までは防御率3.09だったが、最後の4登板で自責点が5、3、2、7と荒れてしまった。9月29日のレギュラーシーズン最終戦でメジャーへ呼ばれているようだが登板はなかった。その後、11月6日にFAとなっていた。

Austin Cox Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News
Austin Cox Stats, Age, Position, Height, Weight, Fantasy & News

2023年のメジャーデビュー前は、マイナーで主に先発をしていたが、メジャーではリリーフで投げて苦戦。さらに左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い、その後はリリーフが中心だった。コックスの中で先発として投げたいという思いがあるなら、細かい状況は異なるがケイとも重なる。

193cmの長身から投げ下ろす速球と、カーブ、スライダー、スプリットを持つ。フォーシームは93~95マイルで、150キロ前後といったところ。ケイに比べるとスピード、球威はなさそうだが、コントロールは安定しているように見える。カーブを使って緩急をつけての投球は、先発投手としてフィットしそうだ。

ケイは日本で右打者のインサイドへのカットボールを出し入れできるようになり、成績が大幅に向上した。NPBの打者のパワー、ボールの影響もあっただろうが、先発ながらパワーピッチで抑え込めた。左打者には苦労したものの、押し込んだ印象。

コックスは少し違ったタイプだが、2026年の3月で29歳と若いので、NPBで先発としての実績を積み上げ評価を高めて欲しい。まずは春季キャンプ、オープン戦とその投球に注目したい。

名前のオースティンに反応しているファンが多いようだ。退団となったタイラー・オースティンの場合はファミリーネームなのだが、ファーストネームにも使われる。オールドファンとしては、それよりも「コックス」に懐かしさを覚えるだろう。

1998年の38年ぶり優勝の歓喜から間もなく、オーナーが紆余曲折あってマルハからTBSに代わった。森祇晶監督が退任し、TBSとして初めて招聘した監督は、同局で解説を務めたこともあり人気OBの山下大輔氏。TBSとしてもバックアップすべく、当時メジャーで中軸を打つ大物を獲得した。それがスティーブ・コックスであり、移籍金に100万ドル、年俸は275万ドルと言われた。

球団、ファンからの期待は高かったが、春季キャンプで走塁練習中に右膝外側半月板を損傷。開幕から大きく出遅れることになった。復帰してもケガの影響か本来の実力は発揮できず、シーズン中に帰国。一方、コックスの保険的な意味で同じファーストとして獲得していたタイロン・ウッズは、代役として4番に入ると2年連続でホームラン王を獲得する活躍ぶり。

コックスは、2年契約で3年目は球団オプションが付いていたようで、1年で自由契約としながら2年目の年俸とオプション破棄の違約金も支払うハメになった。格安で獲得したウッズが大活躍して戦力的には埋めたが、そのウッズも高騰する年俸を賄い切れず中日へ移籍するという皮肉だった。

それだけにコックスという名前には、いろいろな感情がよぎる。今回は投手ということで、ケイのようにNPBで先発として成長し、彼自身の評価を高めるような活躍を期待したい。

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前日にはレイノルズも

10日には、203cm右腕のレイノルズがベイスターズと契約合意したとニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が伝えた。こちらはまだ球団から正式発表は出ていない。

ハメルの報道で、両打の外国人選手は大洋時代のRJ.レイノルズ以来ではないかと書いたが、そのレイノルズというファミリーネームの投手が入団ということになりそうだ。コックスにレイノルズが投手で入って来るという、オールドファンにはインパクトのある連日のニュースとなった。

既に正式発表されているルイーズは、MLBでもリリーフ専門でやって来ており、年齢的にもここから先発とは考えづらく、獲得のタイミングからしてもウィックに代わるリリーバーだと思われる。レイノルズもMLBでは28試合中で先発は1試合だけ。2.2イニングで交代しているので、ブルペンデーだったのかなと思う。マイナーでも先発は2024年の3試合だけ。

1998年生まれで、牧世代。まだ若いのでここから先発としてキャリアを築きたいという希望があれば別だが、ジャクソンの去就と他の外国人投手との兼ね合いになるかも知れない。

2025年はジャクソン、ケイ、バウアーと外国人投手が3枚、ローテーションに入っていた。終盤に竹田が台頭。石田裕も好投していたが、他の先発との兼ね合いでリリーフに回ることも多かった。藤浪が残留し、2026年は先発で行く方針。ケガで離脱した大貫は、2026年の開幕には間に合わない可能性があるが、平良のほか、篠木も先発で良い兆候が見えているし、小園や深沢のローテーション争いも期待される。オールドルーキーの片山も先発として期待がかかる。

通年で計算できる投手は少ないものの、将来も見越した上で日本人の先発投手である程度回して行くべき駒は揃って来ている。そういう意味で、外国人投手の先発を2枚、3枚と揃える必要はなく、2025年はかなり苦労したリリーフを厚めにすることも考えるべきだろう。そして、そこの補強が育成契約の馬場くらいしかないのだから、より外国人投手が重要になる。

2m超えの外国人投手は久しぶりになるだろうか。ターマン、クラインあたりは思い出せるが、他にいただろうか。藤浪で高身長の動作解析などのデータは取れているだろうから、そういった部分も生かせるかも知れない。

MAXで160キロと言われているが、常時150キロ台後半のフォーシームを角度のあるフォームから投じ、力で抑え込むスタイル。27イニングで20四死球とコントロールにはかなり不安がある。そういった部分も過去の外国人投手で修正した実績もあるので、こちらは期待したい。

前述の通り若い投手なので、もし入団することになれば少し長い目で見る必要がありそうだ。正式発表を待ちたい。

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バウアーは来季の所属先を模索

2025年シーズン終了時、来季については現役を続けるかどうかも含めて全くの未定と語っていたバウアー。いつの間にか引退の意向ということになっていたが、全くの白紙という意味だったと思う。自宅に戻ってリフレッシュし、体を動かし始めて当然ながら2026年に向けての闘志が湧き上がって来たというところだろう。

DeNA退団のバウアー、現役続行決断 日本球団とも接触 本紙単独取材で代理人ルーバ氏が近況明かす「100%健康。投球練習している」/デイリースポーツ online
DeNAを退団したトレバー・バウアー投手が現役続行を決断し、日本球界を選択肢の一つとして複数の球団と接触していることが10日(日本時間11日)、分かった。オーランドで開催中のウインターミーティングの会場でデイリースポーツの単独取材に応じた代...

デイリーが代理人のレイチェルと接触し、2026年の所属先を求めて交渉中であることを報じている。ウィンターミーティングでは、代理人を務める他の選手の交渉がメインで、バウアーがMLBに戻る余地はないだろう。

日本の複数球団と接触しており、2024年にプレーしたメキシコ、アメリカが選択肢になっているようだ。アメリカはMLBではなく独立リーグあたりだろうか。

日本では夕刊紙レベルの話で読売が獲得を検討とあった。2025年は4勝10敗、防御率4.51と厳しい結果であったことは間違いない。レイチェルが言うようにBABIPなどの指標を見て行くと、不運な面は間違いなくあるが、バウアーには多少の不運をはね返すくらいの圧倒的な力があるという期待での獲得だった。本来のバウアーの投球ができていれば、不運だったと振り返る状況にすらなっていないはず。

9億円を超えると言われた年俸ではさすがに釣り合わない。ベイスターズとの関係は悪くないというが、先日の木村球団社長のコメントからすると2026年のオファーは出さないのではないか。レイチェルは代理人なので、当然ポジティブな話しかしない。健康と言っているが、バウアーが帰国前に5月くらいから背中が痙攣して思い通り投げられなかったと言っていたので、そこは気になるところ。

ベイスターズにとってバウアーは特別枠だった。だからこそ彼の代役を獲得することはないし、彼と契約しないことで浮く9億円がそのまま2026年の補強費になるわけではない。もちろん、それに値する選手と契約できるチャンスがあれば払うだけの収益も上げている。バウアーについては今後の動向を見守って行きたいと思う。

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