スポンサーリンク

2日目は雨天で室内へ 感染広がり不安も

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ2日目は、昼頃からの雨により練習メニューを変更し、室内を中心に行われた。また、この日、青山ヘッドコーチ、小池コーチ、田中俊のPCR検査陽性が判明し、相川コーチ、宮國らが濃厚接触者として自己隔離となった。

スポンサーリンク

佐野がファーストミットで守備練習

1日目は、外野のグラブでファーストの守備位置に入ってノックを受けていた佐野だが、2日目は宮崎に借りたというファーストミットで守備練習を行った。三浦監督から「準備しておいてくれ」と指示があったそうだ。当然だがファースト佐野というオプションは三浦監督も考えているだろう。

宮崎がファーストに入ることはほぼないのだが、ミットは持っているんだね。佐野は大学時代にキャッチャーからファーストにコンバートされているが、自身のファーストミットは横須賀にあるかな?という感じのようだ。最初から準備していなかったところを見ると、ファースト転向というほどではなく、オプションとしての準備だろう。

先日投稿した特集記事では、佐野のレフトについては穴と強めの表現をしたが、本人も守備に対する意識は高くなっているようだ。1998年との対比をしたが、あの時もレフトは尚典コーチで、他のポジションの守備力が高かっただけに、穴という雰囲気もあった。送球が特に。

佐野が3年連続3割を楽々と超えて再び首位打者を争い、打点が増えて来るようであれば、レフトはどちらかというと守備力より打力を求めたいので、佐野が守備力を少しでも向上してくれれば、レフトが中心で良いかも知れない。

ただ、ファーストに入るソトが不振やケガの場合、佐野をファーストに回して、ライトに大田を入れるというオプションは持っておきたい。牧をファーストに回してという手ももちろんあるが、上記の記事で書いたように牧がセカンドで出られる形というのが、攻撃面を考えてもベストではないかと思う。

三浦監督、石井コーチは、2日目も室内での特打で打撃投手を務め、連投となった。石井コーチは、走攻守で森を中心に若手を鍛え上げてくれている。量より質が求められる昨今だが、量をこなさなければ見えない境地もある。秋季トレーニングみたいな練習は難しいと語っていた石井コーチだが、最初のクールで3日間ということもあり、かなりハードなメニューを与えている。

中堅以降の選手は何シーズンも経験して、自分に必要なもの、ペース配分も理解しているが、若手はまだそういったものがないので、体力をつけたり、基礎を固めたりというベースの部分で、量は必要なのだと思う。

ソフトボールや穴の開いたプラスチックのボールを打たせたりと、アイデアに溢れた練習もしている様子が見られた。一朝一夕で結果が出るものではないが、良い方向へ向かっていくことを期待したい。

京山らがコロナへの感染で嘉手納メンバーに変更となったことから、宜野湾キャンプへの参加となった入江がブルペン入り。8月と少し早めに手術に踏み切ったこともあり、この時点でブルペン入りできているのは、今年の活躍に期待ができそう。今クールは全員がストレートだけを投球する方針のため、35球のストレートを投げ込んだ。先発になるか、リリーフになるか分からないが、牧の活躍に刺激を受けている2年目右腕に期待したい。

この時期の沖縄は天気があまり良くないのだが、2日目にして雨の影響を受けた。昼前から練習は室内へと変更。メイングラウンドにはシートが被せられた。3日目も雨天が予想されており、公式サイトの練習メニューは、通常Ver.と室内Ver.がアップされていた。雨への準備も万端のようだ。

2022年春季キャンプ | 横浜DeNAベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ オフィシャルホームページ
スポンサーリンク

新たに3名の感染者、大和は3日から合流

青山ヘッドコーチ、小池コーチ、田中俊の3名がPCR検査で陽性となった。濃厚接触者として、相川コーチ、宮國、宮城が自主隔離となった。感染が広がった形になったが、現在の感染状況では、大田や小園と同じルートなのかどうかも分からない。

特に、宜野湾の青山コーチ、小池コーチだけでなく、嘉手納の田中俊が感染し、宮國、宮城が濃厚接触者となっているので、両方でさらに感染が広がる懸念がある。初日の朝は、嘉手納のメンバーも宜野湾で撮影があったようだし、沖縄への移動の時点で伝搬していたかも知れない。1軍メンバーで隔離される人数が増えても、ファームから上げて来る選手も限られるといった事態も想定される。

昨日も書いたように、オミクロン株に関しては感染防止がかなり難しい。昨年は選手に感染者を出さず、コロナ対策をしっかりしていたベイスターズでも、このような事態になっているのはやむを得ない。できることをやって、参加できるメンバーで最大限に有意義なキャンプにしていくしかない。

一方で、1月28日にコロナへの感染が発表されていた大和が、3日から嘉手納に合流する。まずは、リハビリ組とも別の「隔離明け調整」班で、体力を戻しつつ調整して行くことになりそう。ベテランなので心配していないし、キャンプの中盤で宜野湾に合流できれば良いのではないか。症状のあった牧は、まだ合流とはならないようだ。京山も含めて無理をする必要はない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました