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ベイスターズ2026年の期待と展望 リリーフ編

横浜DeNAベイスターズの選手ごとに2026年の期待や展望を独断で書いて行くシリーズ。今回はリリーフ編。2025年は救援防御率がリーグワーストの3.37と、優勝を逃す要因の一つになった。ウィックに代わる新外国人選手の出来、入江や森原の年間を通した活躍が必要になって来る。

先日投稿した先発投手編はこちら。

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伊勢大夢

2025年は唯一、年間を通してブルペンを支えたと言っていい。入江が調子を落とすとクローザーも務め、シーズン後半を中心に13セーブを挙げた。55試合登板で32ホールドも考慮すれば素晴らしい成績だったと思う。

2024年はシーズン途中でミニキャンプを行うなど不振に苦しんだ。2025年はチームのことも考えて先発転向を志願したが、開幕前にリリーフへ戻ってのこの数字は素晴らしい。

2026年も当然セットアッパーとしての期待がかかるが、本人としてはクローザーも貪欲に狙って行くつもりかも知れない。入江、森原らと競い合いながらブルペンのレベルを引き上げてもらいたい。立ち位置からしてもブルペンの中心的存在になって来る。

当然、自身が前年以上の数字を残すことに重点を置きつつ、チームとして頂点が取れるように若い投手の良き見本となってもらいたい。ベイスターズのブルペンの良い伝統が引き継がれて行くことを願いたい。

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山﨑康晃

相川監督が就任会見で山崎の名前を挙げた。期待というより、やらなければならない選手として檄を飛ばす意味が込められていたように感じた。2025年は復活を期待していたが、プロ最少となる17試合の登板に終わり、二軍で過ごす時間も長かった。2023年からの6年契約は半分が終わったが、まだまだ老け込む年齢でもなく、期待されている役割を全うしなければならない。

残り18セーブの通算250セーブという目標はあるだろうが、現状の立場を考えればポジションは関係なく、とにかくベイスターズのブルペンを支えるというその一点に集中すべきだろう。プロ11年で563試合を投げ抜いて来たが、大きな故障はなく離脱もない。リリーフとして素晴らしいこと。それでも結果が伴わなければ一軍では投げ続けられない。

一番は、山崎がずっとツーシームと呼んでいる落ちるボール。この中途半端な落ち球に頼っているうちは復活はないと思う。空振りも取れない、タイミングも抜かれない、ただ打ちやすい半速球になってしまっている。長打を打たれるのもほとんどがこれ。

もちろんストレートだけで抑えられるような球威があるわけではないから使わざるを得ない。それでも中途半端な状態を改善しなければ光は差してこない。ホントにツーシームとして右打者のインサイドに食い込んで行くか、フォークとしてもっと鋭く落とすか、どちらかにしないと使い物にならない。

大魔神のようにストレートのコントロールが良く、フォークも見分けが付かないなら2つの球種で抑えられるが、今の山崎の精度で2つの球種ではあまりにも厳しい。カーブやチェンジアップ、スライダーなどを試してきたが、これも中途半端。

素人が言うほど簡単なことではないと分かっているが、それでも何か持ち球、ピッチングの組み立てを変えない限り、このまま一軍での居場所がなくなっていくような気がする。実績のある投手だが、ゼロベースで再構築すべきタイミングに来ているのではないか。あと3年契約があるからとのんびりしているようなら、2028年で現役が終わることになるかも知れない。

本人も理解しているものと思うので、少しの時間も無駄にせず、新しい康晃のピッチングを構築し、ハマスタで躍動してほしい。

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入江大生

2023年8月に肩の違和感で戦列を外れ、2024年の春季キャンプでもリハビリ組での調整が続いた。結局、5月31日に右肩のクリーニング手術を受けた。2025年はケガから復帰を期すシーズンとなり、順調な調整が開幕一軍に入った。

前年クローザーを務めた森原が故障で出遅れ、山崎の調子も上がらない中でクローザーを誰にするのか注目されていたが、三浦監督が出した答えは入江だった。開幕戦で597日ぶり登板を果たすと、第3戦ではプロ初セーブを挙げた。

開幕当初は連投を避けて起用されていたが、次第に解禁され、クローザーとしてセーブを積み重ねて行った。伏兵に思わぬ一発を食らって追い付かれたり、同点から勝ち越しを許したりしたが、セーブ成功率としては悪くなかった。

オールスターにも選ばれた中で、神経障害により離脱し、オールスターも辞退となった。8月に復帰するも本来の投球ではなく、クローザーは伊勢に明け渡した。CSでも勝負どころでは起用されず、完全に尻すぼみのシーズンとなってしまった。

155キロを超えるストレートに鋭いフォーク。序盤はこの2球種だけで空振りも取れていたが、疲れが出てストレートの威力が落ちるとフォークでも空振りを奪えなくなった。年間を通して投げたのは2022年だけで、クローザーを務めた2025年とは特に精神面でも疲れ方が違っていただろう。

この経験を入江がどう生かすか。プロの一軍でクローザーとして1年間、圧倒的な力を示すにはどうしたら良いのか。ここはクローザーとしてもう一歩上がるために本人が答えを導き出さなければならないところ。コンディション面なのか、3つ目の球種の精度を上げることなのか、フォーム的な課題なのか。

持っているものが素晴らしいのは誰でも分かることで、ベイスターズの将来を考えれば入江が絶対的守護神になることが理想。相川監督がどう考え、入江がどんな投球を見せるのか注目したい。

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吉野光樹

2025年はローテーション入りも期待されたが、開幕を二軍で迎えるとなかなか調子も上がらず、昇格候補として名前も挙がらなかった。僅か2試合の先発に終わり、期待に応えられないシーズンだった。

2026年はリリーフに転向すると言われている。フォークという武器があるので、リリーフの適性はあるかも知れない。フォークもそうだが、カットボールが良かった印象で、リリーフになってもこれは使っていくべきではないかと思う。

球威で完全に押し込むタイプではなく、コントロールがまとまっているので、安定した投球は期待できるかも知れない。カーブがアクセントになって活躍した宮城のように、カットボールを上手く操れたら面白い存在になるかも知れない。

投球スタイルは異なるが、高校の先輩でもある伊勢からリリーフとしての指南を受けて、戦力になってもらいたい。中川虎、宮城のラインにもう一枚加わると厚みが出る。2025年は苦戦したブルペンを底上げできる可能性を秘めた投手として期待したい。

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森原康平

2023年途中からクローザーとなり、2024年は開幕からクローザーとして活躍し、29セーブを挙げた。しかし、CSでも何試合かベンチを外れており、右肩は悲鳴を上げていた。チームが日本シリーズに進み、またとない機会ということもあり、森原は投げ続けることを選択した。

その代償は小さくはなく、春季キャンプまでに状態は戻らず、終始B班の奄美でリハビリが続いた。オープン戦で1試合だけ登板はしたが、本来の出来ではなく開幕一軍からは外れた。

4月後半から一軍に上がるも、本来の投球ではなく再び二軍で調整となった。なかなか自身のボールが取り戻せず苦労したが、夏場からようやく状態が上がった。レギュラーシーズンでのセーブはなかったが、CSはセーブシチュエーションはなかったもののクローザーとしての起用だった。

若手からの人望も厚く、山崎とはまた違った意味でブルペンでの存在感が大きい投手。今回のケガでまた彼の引き出しが増え、34歳という年齢にとらわれずに進化を続けて行きそうだ。やはり伸びのあるストレートが生命線。肩、肘が万全であれば森原ほど信頼して送り出せるリリーフはいない。

ベテランの域に入っているが、2026年の春季キャンプは宜野湾で迎える。体に問題がなく、ブルペンのリーダーとしても頼りにしていることの表れだと思う。実績、安定感を考えればクローザーに一番近い存在だと思うが、相川監督がどのような決断を下すのか。

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中川虎大

2025年は、前年の31試合とほぼ同じ30試合の登板も、イニングが25.2に減り、ホールドも10から3に減った。重要な場面で任されるケースが減ったことを意味する。神宮とバンテリンドームで打ち込まれていたが、他の球場では良い数字を残していた。

特に甲子園では投げやすそうで、レギュラーシーズンでは2イニングで4三振、CSファイナルステージでも好投を見せた。阪神ファンの親が虎大という名前を付けたそうだが、番長ほどではないにせよ甲子園キラーになった面白い。

虎大のフォークはかなり回転していて縦スラのような軌道。フォークは本来挟んだ指で抜くことで回転せず、重力によって落ちるボール。回転している打者にとっては一瞬ストレートとの見極めが難しくなる。大魔神のフォークも回転と軌道が区別しづらく、分かっていても空振りしてしまうのだという。

そのフォークに加えてナックルカーブも精度が上がってきて、勝負できる球種になって来た。ほぼイニングと同数の三振が奪える点はリリーフとして重要なポイント。ボールの精度を上げ、もう一段高いレベルでセットアッパーとしてブルペンを支えられると心強い。

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宮城滝太

2024年まで通算12試合だったが、2025年は50試合に登板。プロ初勝利も挙げて4勝1敗、14ホールドの数字を残した。武器であるカーブが冴え、ストレートの球威が増したとともに、フォークの精度も上がったことで投球の幅が広がり、3つの球種を勝負球に使えるようになった。

1年間一軍でフルに投げられたことは非常に大きな収穫だが、終盤にケガで少し離脱した。その分、CSでは重要な場面で投げられなかった。まずは疲れを取り、2026年も同じように投げられるコンディションを作ること。

本人としてもさらなる成長のために取り組んでいる部分はあるだろうが、武器であるカーブを生かしつつ安定した投球が期待されるところ。もう少しストレートのスピードがあると楽だろうが、バランスも重要。中川虎と育成コンビでセットアッパーを任せられるようだと一気にリリーフの厚みも増してくる。

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マルセリーノ

2025年は、来日4年目にして念願の支配下登録を掴み取った。5月15日に登録されると6月20日のハマスタでのロッテ戦で一軍デビュー。しかし、ヒットと四死球で1アウト満塁のピンチを招いて降板となった。後続が得点を与えたため2失点。2試合目の登板でも2四球を与えたが、2三振を奪って1イニングを無失点で切り抜けた。しかし、それ以降は一軍でのチャンスはなかった。

2025年のオフは、ドミニカのウィンターリーグに参加し、防御率0.00を続けてプレーオフまで投げている。このウィンターリーグでは素晴らしい投球が続いており、5年目となる2026年は新外国人投手との争いに割って入ることが期待される。

2026年に24歳になる若さもあり、粗削りだがストレートの球威とスライダーのキレで奪三振能力が非常に高い。大化けしてセットアッパー、クローザーまで上り詰めて欲しいと思うくらい、今一番伸びている投手。NPBで活躍して名を上げて、MLBとの契約を取ってほしい。

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ルイーズ

2026年の新戦力として一番最初に獲得が発表された右腕。ウィックが手術を受けたことにより2026年シーズンはほぼ投げられない状態のようで、代わりのリリーバーとして早くから動いていたものと思う。

総額140万ドルの契約ということで、近年に獲得した外国人投手よりもワンランク上の評価になっている。実績を見てもMLBで通算282試合に登板しており、体力的にも1年間投げるには十分。ウィックがケガでの離脱が多かった分、ルイーズには1年通してブルペンを支えてもらいたい。

160キロもマークした速球は、常時150キロ台で球威もありそう。変化球がどれだけの精度で投げられるかになるが、MLBで282試合を投げ抜いた経験もあり高いレベルでまとまっている。まずはセットアッパーとして、同じベネズエラ出身のエスコバーのような活躍を期待したい。

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レイノルズ

入江、牧と同世代という比較的若い外国人投手。何といっても203cmという高身長が注目される。もともと野手としてプロ入りしたが、投手に転向した経歴の持ち主。高身長から投げ下ろす角度のある速球が武器になると思うが、コントロールは課題になりそう。

1年契約という報道だが、ジャクソンやケイのように日本で成長してくれればという意図もあるだろうか。もちろん即戦力になってくれればベストだが、少し長い目で見てあげる必要はあるかも知れない。藤浪もそうだが、高身長の投手の動作解析や投球フォームの追求も今後に向けて貴重なデータになりそう。

レイノルズに関しては特に春季キャンプやオープン戦を見ないと何とも言えないところで、MLBでもそうだし、タイプ的にもリリーバーとは思うが、チーム事情や投球内容によっては先発の役割も検討されるかも知れない。その投球に注目したい右腕。

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リリーフの展望

【ロング、敗戦処理】
佐々木
中川颯
坂本
山﨑
【セットアッパー】
中川虎
宮城
ルイーズ
伊勢
森原
【クローザー】
入江
【控え】
吉野
マルセリーノ
レイノルズ
堀岡
松本凌
武田

リリーフにおいてはまず、クローザーをどうするか。相川新監督がどういう考えで選ぶのか非常に注目のポイント。まだそのあたりは全然見えていないので、現時点では管理人の独断で入江を置いた。

入江は、2025年は故障明けで復帰し開幕戦でプロ初セーブ。そこから22セーブを挙げた。しかし、伏兵にホームランを浴びて同点とされるシーンもあったし、シーズン終盤は打ち込まれることも多かった。だが、投げているボールのポテンシャルを考えても、クローザー1年目で見切るには早過ぎると思う。特に夏場の神経障害の影響は大きかったと思うし、そこは考慮すべき。

実績と安定感で言えば森原に任せたいところではある。山崎が長年クローザーとして固定されていたが、2020年以降は不安定になっている。チームの締めでもあるので、しっかりと固めたいポジションであり、将来を見越しても入江に賭けてみたい。

相川監督のコメントでも山崎という名前が出ていた通り、ここで完全に一軍の戦力から外れてしまうようでは困る。本来であればクローザーを争う位置にいて欲しいが、現実的には何とか一軍ブルペンに入ってできることを、というところだろう。

セットアッパーは2025年のメンバーに加えてルイーズが入ってきてくれればというところ。ドミニカのウィンターリーグで大活躍だったマルセリーノも、その成長度合いによっては一気に一軍へ入って来るかも知れない。

2026年からリリーフに転向する吉野、もう一人の新外国人選手のレイノルズらもリリーフの底上げには欠かせない投手。1年間同じメンバーということはまずないので、堀岡らも含めてチームとしてブルペンを支えてもらいたい。

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