03/01 中日9-2横浜DeNA(バンテリン)
オープン戦初登板の東は初回、細川に2ランを浴びた。2イニングを投げたが、全体的にボールが高く、課題を残した。2番手の中川虎も細川、福永の連続長打で2失点。5回には伊勢が石川に満塁の走者一掃の二塁打を浴びた。6回は山崎が村松のタイムリー三塁打などで2失点と投手陣が9失点を喫した。打線は2回に京田の犠牲フライで1点を返したが、繋がりを欠いた。
ポジ [Good]
名古屋で1試合だけのオープン戦だったので、ベテランは帯同しないのかと思ったが、筒香、宮崎、戸柱も出場していた。佐野は横浜に残ったのかも知れない。その中で、筒香が最初の打席で涌井の高めの速球を弾き返してライトへライナーのヒット。引き続き状態は良さそうだ。
左打者2人を含めてアウト3つを全て三振で取った牧野に対し、ヒュンメルが右打席でレフト前ヒット。引っかけたような当たりだったが、打球が速く三遊間を破った。ここまでは四球も含めて出塁は期待できるのかなという印象。
マルチヒットを放ったのは山本と田内。山本はバッティングに関しては良い状態で来ているようだ。この日はセカンドへのスローイングが逸れてしまうシーンもあったが、攻守に要の選手なので良い状態で開幕に入ってもらいたい。
田内は途中出場だったが、マルチで大きくアピールした。7回の打席では2ボールからのストレートを積極的に打ちに行き、バットが折れたがレフト前ヒット。9回は左腕の橋本から粘り、7球目のインサイドへのストレートに対してバットを内側から出して、ライト前へキレイに弾き返した。このバッティングは非常に成長を感じる。開幕一軍は険しい道のりだが、着実に成長して行ってもらいたい。
投手はあまり良いところがない試合になってしまったが、坂本とレイノルズが良かった。坂本は、セカンドに入った京田のファンブルでランナーを出したが、後続を断ちノーヒットピッチング。木下にはインサイドへクロスファイアが見事に決まり、低めに集めて後続も内野ゴロに打ち取った。ストレートに力があったし、前回に引き続いてチェンジアップも良かった。ブルペンを支える左腕として、左打者への対策も引き続き期待したい。
レイノルズは僅か6球で三者凡退。150キロを超える角度のある速球は威力がある。来日前に想定していたよりもコントロールがまとまっていて、変化球の精度が上がって来ると面白い存在。ルイーズの状態が上がって来なければ、レイノルズとマルセリーノが開幕のブルペンに入る可能性もあるだろう。
ヤジ [Bad]
東が、細川に2ランを被弾し2回2失点。オープン戦は初登板ということで、2イニングだけの試運転。細川に打たれたボールはスライダーが真ん中高めに甘く入り、新設のホームランウィングは全く関係ない、打った瞬間という特大の当たりだった。それ以外のボールも高く、甘くといった感じで、これから調整が必要な部分が多かった。
昨年もオープン戦では打ち込まれており、新しいフォームを元に戻して開幕を迎えた。東クラスになると試すこともあるだろうし、修正力がずば抜けているので特に心配していない。開幕戦までに予定通りの登板とイニングをこなして、最後にベストの状態に調整してくれれば良い。
中川虎は、先頭の田中に初球をヒットされ、ランナーを置いたところでストレートとフォークに偏ってしまった。そういう配球で抑えることをテーマにしていた可能性もあるが、ナックルカーブなどタイミングをずらすボールをうまく使って行きたいところ。
伊勢は、まだまだコントロールを調整する必要がある。最後は満塁のペイオフピッチでストレートを投げ込んだが、コースも甘く入り、球威は十分ではなかった。打った石川も上手かったと思う。伊勢もこの段階で100%にしなければならない投手ではないので、特に心配していない。
山崎は実績十分ではあるが、現状の立ち位置だとしっかりとオープン戦で結果を出し、勝ちパターンの役割を掴みたいところだった。ストレートのコントロールが今一つ、かと言ってパワーピッチャーというほど球威はなく中途半端になっている。
村松に投げたストレートが甘く、この一打で2失点になってしまった。現状のストレートならコースに決めたいところだが、それで狙い過ぎて四球でランナーを出すという悪循環。カウントを稼げる変化球が欲しいところだが、それが投げられないようだと今年もキツいかなという印象。
キジ [Other]
前日はハマスタでWBCオーストラリア代表との練習試合を行ったが、オープン戦としては先週の宜野湾以来、1週間ぶりとなる。ここから週5試合を消化して行って、開幕を迎える。この日はバンテリンドームで、来週は火~木でハマスタという変則の中日4連戦。キャンプ地が宜野湾と北谷で非常に近いことから、対戦が多くなっているが、この日は試合としては完敗だった。
東、中川虎、伊勢、山崎と開幕一軍に入りそうなメンバーで9失点というのは、この時期とは言え良いことではない。各自、課題が見つかったと思うので、今後の登板に活かしてくれれば良いと思う。
3日は、オープン戦としては2026年のハマスタでの最初の試合となる。現時点で冷たい雨が降る予報になっているので、無理に挙行しなくても良いのかなと思う。
この日も帯同していた小田、成瀬が参加する一方で、度会は二軍への合流が発表された。この日も途中でキャッチボールはしていたが、出場はなかった。それならそもそも名古屋へ帯同させる必要もなかったように思う。練習試合からずっと内容も悪かったし、今後は教育リーグとファームリーグで打席数を増やす方針なのだろう。そこで結果を残し、もう一度一軍のオープン戦に呼んでもらえるようにしたい。
成瀬は、青白戦での活躍からここに来て少しプロの壁に苦しんでいるように見えるので、正念場か。大卒社会人のルーキーではあるが、そんなに焦る必要はないのだが、チャンスを掴めるかどうかはプロ野球選手として大事な部分でもあるので、食らいついて欲しい。

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