03/12 横浜DeNA0-4広島東洋(ハマスタ)
先発の竹田は、立ち上がりは球威もあり、きっちりと投げ分けができていた。3回に2アウトから菊池にヒットを打たれ、続く中村奨が高めのストレートをレフトスタンドへ運ぶ2ラン。4回は佐々木にヒットを許すも併殺で切り抜けた。2番手の馬場は2四球と内野安打で満塁とされ、ボークで失点。連投のルイーズは4連打を許して4点目を奪われた。打線は先発の栗林に苦戦し、2番手の岡本には4イニングをパーフェクトに抑え込まれた。
ポジ [Good]
竹田は一発を浴びて4回2失点だったが、投げているボールは悪くなかった。立ち上がりは球威もあり、コントロール良く投げ分けができていた。中村奨には甘く入ったボールを捉えられ、二塁打とされた。
2回は三者凡退、3回も2アウトを取っていたが、菊池にアウトサイド低めのストレートを上手く拾われ、センターの前に落ちるヒット。これは打った方が上手かった。続く中村奨には高めのボールゾーンのストレートを捉えられ、レフトスタンドへ飛び込む2ラン。ボール球をスタンドまで持って行った中村奨の状態の良さが勝った形だが、球威が足りなかった。
4回は佐々木にヒットを打たれたが、ファビアンを併殺に取り、3人で片づけた。4回でやや球威が落ちて来たようにも見えたので、今後はイニングを長くして行く中で投げるスタミナもつけて行きたい。出力ももう少し上げられると、少し投げミスをしても凡打で打ち取れるはずだ。開幕ローテーション入りに向けて少し前進した。
吉野もボールは非常に良かった。登板して5球連続で150キロ以上をマーク。ファビアンへの最後、カーブがど真ん中に入ったのは反省点だが、タイミングが合わなかった。勝田には3ボールとなったが、低めへ僅かに外れているだけ。球威でしっかりと押し込めた。リリーフとして活躍が期待できそうだ。
9回は山崎が登板。先頭の渡邉はペイオフピッチとなりストレートで空振り三振。菊池にはストレートを弾き返されたが、押し込んでレフト後方のフライ。佐藤啓には初球カーブで空振り、カーブを続けてボールとなった後、スプリットでファウルを取り、最後は低めにズバッとストレートを投げ込んで見逃し三振。
ストレートの走りは非常に良かったと思う。カーブもキレがありそう。スプリットを甘いゾーンに投げてストライクを取りに行って痛打が目立つ近年、低めにしっかりと集められれば、カーブでタイミングも外せるので活路が見いだせる。ボールの精度を全体的に上げ、何とか開幕一軍を手にしたいところ。
カーブを有効に使った栗林の緩急をつけた投球に苦戦していた打線は、5回に1アウトから勝又がストレートを打ち返して一二塁間を破った。梶原は当たり損ねのショートゴロだったが俊足が生きて内野安打。ここで小田が初球のカットボールを鋭く打ち返して一二塁間を破った。良い当たりだったので二塁ランナーは還れず。得点には至らなかったが、3連打の攻撃を見せた。
完封負けの中で勝又が唯一のマルチヒット。梶原に加えて濱の活躍もあり、外野手での生き残りに必死。オープン戦の残り7試合とファームリーグも含めて、その争いは熾烈になって行きそうだ。
ヤジ [Bad]
ここまで結果を積み上げて来て、開幕前の支配下登録も見えて来た馬場だったが、この日はコントロールが乱れた。先頭のモンテロはカーブで三振を取ったが、石原に粘られて歩かせた。二俣もヒットエンドランを敢行するなど粘っていたが、ストレートで空振り三振。しかし、盗塁は決まって2アウト2塁。菊池の引っかけた当たりがショートへの内野安打となって1、3塁。
ここでホームランを放っている中村奨を攻めきれずに歩かせると、平川へ2球目を投げる際に、一度セットに入る動作をしている途中でプレートを外し、ボークを取られた。経験もある投手なので、動揺せずに平川を打ち取って1失点だけで凌いだことは評価できる。毎回良いわけではないし、大量失点しないことが重要。
ルイーズは、1アウトを取った後に4連打を許した。連投だったので若干球威、コントロールに影響があったのかもしれない。先頭の坂倉はストレートで空振り三振に仕留めたが、平川に甘く入ったナックルカーブを鋭くライトへ弾き返された。佐々木にも甘いストレートをセンター前ヒットとされ、さらにファビアンもアウトサイドのナックルカーブを打って、センターの前に落ちるポテンヒットで1アウト満塁。
勝田には149キロのストレートを痛烈にセンターへ弾き返されて失点。投球後にバランスを崩していたし、甘く入ったボールを確実に仕留められていた。MLBでの実績からしても、ルイーズがまずクローザーに近い位置で活躍することが期待されていたが、現状まだ状態が上がって来ない。残り2週間でどこまで精度が出せるか。
6回以降は、2番手の岡本にパーフェクトピッチングを許した。ボールに力があり、甘いボールもあったが押し込まれた印象。小田が良い当たりを放ったが、平川の好守にも阻まれた。濱が9球粘ったが、根負けせずにしっかりとストライクを投げることができていた。大瀬良が開幕ローテーションは絶望となった中、チャンスを掴むかも知れない。開幕後はしっかりと対策して臨みたい。
キジ [Other]
この日は、平日の昼間にハマスタで行われるオープン戦は最後。かなり多くの子供たちを招待しており、いつもとは違った声援が飛んでいた。15周年ということで神奈川県およびベイスターズとゆかりがある地域の小学生などにキャップが配布されている。
オープン戦とは言え、未来のハマスタの観客になりえる子供たちに良いところを見せて欲しかったが、前年ながらあまり見せ場なく敗れてしまった。それでも何か心に残ってくれていると良いのだが。
13日は試合が組まれていないが、ハマスタで必勝祈願が行われ、その後全体練習が行われる。13日の一軍練習から西巻と度会が参加し、14日のソフトバンク戦に出場することが発表された。代わって14日から開幕するファームリーグに石田裕と田内が出場する。今週は金曜に試合がなく、開幕投手を務める東が14日のオープン戦で先発し、中5日で20日の西武戦の先発を経て開幕を迎えると想定される。
石田裕は開幕2戦目を想定しているからこそ、土曜にファームリーグで先発し、21日の西武戦で先発して最終調整となるだろう。石田裕は前回の登板も素晴らしかったが、同じ静岡のちゅ~る清水でどんな投球を見せてくれるか。
開幕ローテーションもおおよそ固まりつつあり、各投手が残り2回程度の登板で最終調整となる。
| 日付 | 相手 | 予想先発 |
| 3/27金 | S | 東 |
| 3/28土 | S | 石田裕 |
| 3/29日 | S | 入江/深沢 |
| 3/31火 | T | デュプランティエ |
| 4/01水 | T | コックス/藤浪 |
| 4/02木 | T | 竹田/平良 |
確定しているのは東だけだが、石田裕もほぼ決定的と言っていい内容を残している。14日にファームできっちり投げれば2戦目の先発が決まり、21日は調整ということになるだろう。3戦目は、入江と先週の教育リーグで投げた深沢の争いだが、現状では入江が濃厚だろうか。
今週の火曜に先発したデュプランティエは、古巣の阪神戦が移籍初登板ということになりそう。こちらもコンディションに問題がなければほぼ確定。水曜はコックスと藤浪の争いで、来週のエスコンと横須賀でのファームリーグの内容次第になりそうだ。木曜も同様で、竹田と平良の争いになりそう。6枠目は、深沢、藤浪、平良の今後の内容でチャンスがありそうだ。入江も内容次第ではこの争いに飲み込まれることになる。先発投手陣の調整状況に注目して行きたい。

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