スポンサーリンク

京田がナゴヤで躍動!ジャクソンがHQSで4勝目

06/28 中日1-5横浜DeNA(バンテリン)

4回、度会がヒットで出塁し、高橋宏のパーフェクトピッチングを止めると、佐野が右中間へのタイムリー二塁打で先制。5回は、二塁打の宮崎を山本がバントで送るが、サードの福永が後逸して追加点。さらに京田のタイムリー、桑原の犠牲フライでこの回3点とした。7回には京田が今季1号ソロ。打線の援護を受けたジャクソンは、力のあるストレートを中心に中日打線を押し込み、7回1失点の好投で4勝目を挙げた。

スポンサーリンク

ポジ [Good]

ジャクソンは、11日のロッテ戦で7回無失点、21日の阪神戦でも6回2/3を無失点の投球。前回は援護が1点もなく、勝ちが付かなかったが、好投が続いていた。中日戦では0勝2敗と相性は良くなかったが、この日もここ最近の好調な投球ができた。

立ち上がりから力のあるストレートで押し、3回には8番龍空から3者連続三振。3回までパーフェクトピッチングを見せた高橋宏との投げ合いで、我慢の投球が続くかに思われたが、打線が中盤に着実な加点で援護をもらえた。

7回は1アウトから板山にライトへの二塁打を打たれ、続くディカーソンへの2球目のストレートが、引っ掛かって体に近いところへ行ってしまった。山本が捕球できず、記録は暴投。1アウト3塁となり、ディカーソンは投手の頭を越える高いバウンドのゴロ。ジャクソンが飛び付くも捕れず、通常の守備位置だったショートが一塁へ送球し、その間に1点が入った。3試合ぶりの失点で、ハマスタのオリックス戦で太田に2ランを浴びて以来となった。

それでもHQSをマークし、自身連勝となる4勝目。4勝は全てビジターでの勝利。ハマスタでは0勝3敗と、ホームで弱いベイスターズの典型的な成績になってしまっている。7月も金曜は3週間、ビジターが続く。さらに勝ち星を重ねることが期待される。

6月はこれで4試合に登板して防御率1.01の好成績。打線の援護がなく2勝1敗と勝ち星は伸びなかったが、他の投手次第では月間MVPの候補になってくる。6月の月間MVPと言えば、昨年はバウアーが獲得している。バウアーは防御率2.08だったが4勝しており、イニング数を超える38三振もインパクトがあった。ジャクソンも6月の投球で、後半戦に向けてバウアーのような頼もしい存在になりつつある。

5-1と4点差で、8回から佐々木千隼が登板した。前日、先発の平良が5回で降板し、延長10回を戦っている。投手を使っていた中で、佐々木が2イニングを投げ、しっかりと締めてくれたことは価値がある。8回は、全て異なる球種で3者連続三振。思い通りに投げられている様子だった。佐々木がこういった場面で役割を果たしてくれると、リリーフ陣にも厚みが出て来る。

京田がかつての本拠地、バンテリンドームで躍動した。5回、中日のエラーが1点を追加し、1アウト1、3塁で打席が回り、初球の高めへのストレートを弾き返し、一二塁間を割った。なかなかタイムリーが出ないという中で、ナイスバッティングだった。

7回には祖父江のフォークが浮いたところ、前で上手く捌き、ライトポール際へ今季1号。データを見たら、今永よりも打球速度が遅くなっていたということで、今年は少しポイントを前にしている。フォークに体が前へ出されることもなく、しっかりと捌けた。9回にもストレートをうまくレフト前へ運び、3安打猛打賞。なかなか抜け出る存在がいないショートで、存在感を発揮して欲しい選手。残り2戦もナゴヤで暴れて欲しい。

度会が、4回1アウトまでパーフェクトピッチングを続けていた高橋宏から、ストレートをレフトへ運ぶヒット。これでチームの雰囲気を変えた。7回にも高めのボールゾーンのストレートに上手くコンタクトして、レフトへのライナーのヒット。前日に連続試合ヒットが止まってしまったが、しっかりとマルチヒットで取り返した。

佐野が先制のタイムリー二塁打を放った。スプリットが浮き、真ん中に入って来たところを捉え、右中間のフェン直二塁打。一塁から度会が還り、先制タイムリーとなった。6回にもセンター前ヒットを放ち、マルチヒット。一時の不調は脱したようで、前日のホームランに続いて長打が出たことは好材料。

スポンサーリンク

ヤジ [Bad]

3回までパーフェクトに抑えられた高橋宏から、4回に度会と佐野の連打であっさりと先制し、5回は追加点を奪った。7回にはしっかりとダメ押しの1点を京田のソロで取ることができたので、攻撃は理想的。

投げても先発のジャクソンが無失点のまま7回のマウンドに上がり、1点は奪われたがHQS。4点差という場面でリリーフは佐々木千隼だけで済んだのも良かった。文句なしの展開だったと思う。

スポンサーリンク

キジ [Other]

防御率0.49をマークし、無傷の4連勝という高橋宏が相手だったので、かなり難しい試合になると思っていたが、中盤に守備の乱れもあって4点を奪うという意外な展開になった。

新潟から横浜へ戻り、この日は名古屋への移動ゲーム。それもあって、オースティンをスタメンから外し、外野は関根、桑原、度会という布陣で臨んだ。オースティンがいなくても高橋宏から4点を挙げることができた。展開的にも出番はなく、オースティンを休ませて初戦を取れたことは大きいと思う。

初戦を取れたので、このカードは勝ち越して横浜へ戻りたい。29日の予告先発、大野雄大は4月20日以来の1軍登板となる。2回途中でKOされ、ファームでの調整が続いていたが、7試合に先発し、結果を残して戻って来た。復活のシーズンだが、まだ彼の力が出し切れていない。立ち上がりを攻め、大野のペースにならないようにしたい。

9試合連続で2得点以下という中日。エース東が先発と言うことで、ある程度抑えてくれる期待があるので、打線が大野雄大からどれくらい得点を奪えるかが鍵になりそうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました