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ベイスターズの新人は注目度ゼロ?

横浜DeNAベイスターズの新人合同自主トレが8日に始まり、初日は早速視察に訪れた三浦新監督からの訓示を受けての始動となった。入江は、想像していたよりも「視線」が少なく戸惑った様子だった。牧が開幕スタメンを目標に闘志を見せ、松本は「憧れの人」今永と早速、言葉を交わした。

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これがベイスターズだ、入江くん

コロナ禍、二度目の緊急事態宣言が発効した日の始動となったこともあり、テレビと新聞で代表1社ずつのカメラマンしか入れない状況での合同自主トレとなった。入江としては、これまでテレビで見ていたイメージではもっと多くの視線に囲まれながらのトレーニングをイメージしていたようだが、緊張なく動けたようだ。

コロナの影響はあると思うが、ベイスターズの注目度はこんなもん。読売や阪神、ソフトバンクなどの人気球団とは違うし、ドラフトの時点でも注目を集めるゴールデンルーキーもいないので、から、よほど目立たないと注目されない。

ドラフト時点での評価なんてここからは関係ないのだから、自身の成績を残して目立って行くしかない。入江は自称2,000個のギャグがあるので、それを披露して注目を集められるようにしていかないと。活躍してこそ輝くもの。自分自身で道を切り開いて行って欲しい。

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牧は開幕戦での菅野と対戦を目標に

読売からポスティング申請を行っていた菅野の残留が正式決定した。コロナでMLBの今季が不透明なことと、それを理由に不適切な待遇に買い叩かれることを嫌っての残留。その程度の夢という見方もあるだろうが、個人的にはこの状況では仕方のない判断なのかなと思う。

そのニュースを取材者が牧に振ったのだろうが、対戦する機会があれば甘い球を1球で捉えたいと答えた。ベイスターズは2021年予定通り開幕できれば読売との開幕戦となる。残留したのであれば、当然開幕投手はアクシデントがない限り菅野となる。牧にとっては開幕1軍、そして開幕スタメンを考えれば、開幕戦で菅野と対戦することはひとつの大きな目標となる。

ラミレス監督初年度は、戸柱、柴田が開幕スタメンに名を連ね、柴田の2点タイムリーで勝利を収めている。ソトがファーストに入るようであれば、セカンドにチャンスはあるわけで、開幕スタメンは決して不可能ではない。ショートも含めて、大和、倉本、柴田に移籍の田中俊も加えての競争。おそらく牧は春季キャンプでは1軍メンバーに入ると思うので、キャンプでの実戦でどれだけアピールできるか。「開幕1軍は1年目からガツガツ行って取りたい」という意気込みに期待は高まる。ケガなくオープン戦に入ってもらいたい。

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今永から「俺のサイン持ってくるな」とツッコミ

入寮時、数あるベイスターズグッズは実家に置いてきたが、今永のサインだけを持参したという松本。DOCKへトレーニングに来た今永が、松本と話をする機会があり、早速ツッコミを入れたようだ。同じ速球派の左腕として学ぶところは多いはずだから、今永の方からコミュニケーションを取ってくれるのはありがたいと思う。

その今永は、現在テニスボールをネットに向かってスローイングしている段階で、今月のうちにはキャッチボールを開始するという。焦る必要はないと思うし、予定通りキャンプができるようであれば、嘉手納からスタートして、温かい沖縄で徐々に仕上げて後半にブルペンに入れればという感じで良いのではないかと思う。本人はできる限り開幕に合わせたいと思うだろうが。オープン戦まではルーキーの入江や、今年飛躍が期待される京山、阪口らの若手を見てみたい。

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番長はメディアの露出が続く

新監督として注目も高まっているのだろうが、DeNAが求める「発信力のある監督」として、年末年始から各メディアでの露出が続いた。年末の恒例となっているビンタの蝶野氏と対談したり、中畑元監督との対談、関西ローカルの番組への出演など。このあたりは所属するAvex Managementが対応しているのだろうか。

早いもので今週中には1月も後半に入る。新型コロナウィルスの感染が急拡大し、緊急事態宣言も出ている中ではあるが、予定通りキャンプを行う前提で進めて行くしかない。そろそろ真剣な野球モードに切り替わってくるところだろう。

新人合同自主トレの初日朝には、「逆算して動け」という訓示を行った。逆算を習慣づけることで、今自分が何をしなければならないのか、分かるようになると。少し番長イズムが垣間見れたかなと思う。まだそれほど我流を強く押し出さず、静かな闘志を胸に秘めているといった感じで、対談などでも、自分はこうだ、という感じではなくフラットに構えている。

しかし、「強いチームを倒して優勝する」と言って横浜に残った男が、菅野も残留して強力になった読売を相手に燃えないはずはない。どのような春季キャンプを送るのか、今から楽しみだ。

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