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NEW GENERATION IS HERE.

筒香がいなくなったとしても、心配することはない。次世代を担う選手は既に力を付けてここにいる。その象徴が新キャプテンの佐野だ。そんなメッセージが込められた、1月25日のNEW! NEW! NEW! BAYSTARSの発表だった。

新ビジターユニフォーム、新キャプテン、そしてもう一つの発表は、2020年のスローガンだった。

5年前のように、一般ファンを呼んだ「発表会」の形は取らなかったが、桜木町と言うベタなYOKOHAMAのロケーションでマスコミ向けに披露。桜木町駅付近では、サプライズでラミレス監督と新キャプテン佐野が神奈川新聞の号外を配ったようだ。

発表された3つの新しいベイスターズについて、それぞれコメントしてみる。

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新ビジターユニフォーム

ひとまず、胸の「YOKOHAMA」が維持されて安心。昨年のスターナイトのような「Y」になってしまうのではないかと心配だった。

コンセプトは「より青く、より強く。」ということで、希望通り横浜ブルーをさらに強調するものになった。2013年サードユニフォームで、横浜ベイスターズ時代のブルーが戻り、2014年からビジターユニフォームとして正式に復活。以来、ビジターユニフォームも太めのストライプの入ったデザインになっていて、今回もそこを継承した。

「上部へ大きく拡がる「ストライプ」の動きを加えることで、選手の力強さを引き立て、無限に広がる可能性を表現」ということで、珍しい曲線のストライプ。これは賛否両論あるだろうが、第一印象としては良いと思った。

まだ現物、そして選手が試合で着用する姿を見ていないのだが、個人的には好感を持っている。昨年までのユニフォームが水色過ぎて、あまり好きではなかったので、さっさとこれに置き換えたい感じ。

オンラインショップでは発表の18時に、22選手の背番号入りが先行で発売開始されたが、Oサイズを中心に、多くの選手が再入荷待ちになっている。背番号無しは全サイズSOLD OUTになっていた。BAYSTOREの各店でも翌日から発売されるが、上々の反応ではないかな。

佐野新キャプテンのもと、新たなベイスターズとして第3幕を迎えるには良い象徴となるのではないかと思う。2020年開幕戦はビジターの読売戦。東京ドームでこのユニフォームを着て対戦するのが待ち遠しい。まずは春季キャンプで、初日はホームを着るだろうから、2日目以降に見てみたいね。

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新キャプテン

ファンフェスの最後に、筒香が佐野を前に出して「I☆YOKOHAMA」の締めをしたりとか、FOR REALで見えた佐野のベンチ裏での貢献度、選手としての期待とかもあって、年末には佐野という報道もされていた。その年末に、ラミレス監督から直接告げられたというキャプテン就任。

確かに、選手会長と違って、キャプテンはバリバリのレギュラーで、チームを引っ張っていくような選手が務めるイメージはある。昨年、やっと1年間1軍に定着し、スタメン出場が増えてきたという段階の選手ではあるが、一緒にやってきた仲間が認める存在なのだから、間違いはないだろう。

自身もチャンスを掴み飛躍の年にしなければならないし、筒香という大きな存在の後を受けるキャプテンでもあるという大変な年になりそうだが、周りのサポートも受けつつ、成長してくれることを期待している。

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新スローガン

冒頭にも書いた通り、新世代を担う選手はもう揃っているというメッセージ。前日の首脳陣ミーティングで、ラミレス監督は数字の目標は敢えて掲げず、優勝だけを目指すと言ったそうだ。優勝するだけの力は、もうあるよという自信の表れであるし、そう思って全員でただ1点だけを見つめて進むという思いが込められているのではないか。

筒香という存在。打者としての威圧感、ホームランによってもたらされる得点以上に球場の雰囲気を変える力、そして、キャプテンシーを発揮してチームを鼓舞し続ける姿。それらが急になくなってしまうことは、当然チームにとっては損失だ。それでも絶望ではなく、新たな力が出てくる変革のシーズンへ、未知なる未来への希望が溢れる、新鮮な期待が「NEW GENERATION IS HERE.」という言葉になっているように感じた。

「THIS IS MY ERA」、「VICTORY IS WITHIN US」に近い系譜のスローガンという印象だ。ヒーローインタビューに、多くの新たな若い選手が立ち、「NEW GENERATION IS HERE!」の後に「I☆YOKOHAMA!」を叫ぶシーンが数多く見られる、そんなシーズンを期待したい。

キャンプインまであと1週間を切った。外国人選手も続々と来日。近日には新入団のオースティン、ピープルズと育成2人の入団会見も開かれるだろう。そういや、オースティンたちも背番号がまだ発表されていなかった。こちらも楽しみにしたい。

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