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宮城と伊勢蝦で劇勝!9回2点差追い付き延長戦制す

07/20 中日3-5横浜DeNA(バンテリン)

先発の大貫は初回、上林のタイムリーで先制を許す。3回に大貫のヒットからチャンスを作り、佐野のタイムリーで同点。大野と大貫がその後は無失点で投げ合い、終盤に入る。7回に中川が田中に2点タイムリーを打たれて勝ち越されるが、9回表に京田のレフト前へのライナーを尾田が後逸し、2点タイムリー三塁打となり同点。9回裏のピンチを宮城が凌ぐと、10回に2アウト満塁から蝦名が2点タイムリーを放って勝ち越し。最後は伊勢が締めて4セーブ目を挙げた。

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ポジ [Good]

蝦名が試合を決める一打を放った。左腕を相手にスタメン起用されていたが、7月12日を最後に13打数ノーヒット。前日も7番ライトでスタメン出場していたが、速球、変化球いずれもタイミングを合わせられず、3打数ノーヒットで2三振だった。

この日は左腕の大野だったが、井上がライトに入りベンチスタートになった。9回表に度会が二塁へ進んだところで代走として起用され、10回表に満塁で打席が回って来た。1アウト満塁から京田が三振に倒れ、正直なところ現状の蝦名だと打つのは難しいだろうと思っていた。

初球のスライダーはボール。2球目もスライダーで自打球。3球目のストレートが浮いたところ、基本に戻ったかのようなセンター返し。タイミングもバッチリと合い、強い打球が打てた。二塁ランナーの三森も俊足を飛ばして生還し、2点タイムリーとなった。8日ぶりのヒットが一本出て、吹っ切れれば良いのだが。21日はタイムリー内野安打を放っている金丸が先発で、そのチャンスを生かしたい。

9回表に2点差を追い付いたものの1アウト満塁の勝ち越し機を逸し、試合の流れは再び中日へ。その中で9回裏のマウンドに上がったのは宮城。先頭の代打カリステにレフトオーバーの二塁打を打たれ、サヨナラの大ピンチ。岡林の初球がボールとなったところで申告敬遠。1点取られたら終わりの場面で、少しでもバントの成功率を下げる為、フォースプレーにするのが狙いだった。

初球のストレートをバントするもファウル。そして、2球目のカーブが素晴らしい変化でストライクゾーンのギリギリに決まり、見逃しとなって追い込んだ。3球目はスリーバントに行くも今度はフォークでファウル。これでバント失敗で三振、1アウト1、2塁となる。

バントが決まっていれば一塁が空くので上林は敬遠だったかも知れない。失敗になったことで勝負強い打者との対戦がどうなるか注目した。ボールが先行したがカーブを連投し、低めへ大きく曲がって落ちる軌道に合わせられず空振り三振。

2アウトとなって尾田への代打はブライト。カーブとフォークで追い込んだが、ブライトも粘り、ファウルを3つ。最後はやはりカーブ。アウトサイド低めのボールゾーンへ逃げていくカーブにブライトのバットは空を切った。

バント失敗も含めて3者連続三振で大ピンチを切り抜けた。10回に勝ち越したため、宮城にプロ2勝目が付いた。今年は開幕から一軍で結果を残し、多くの場数を踏んだ。入江、ウィックの離脱によって勝ちパターンに入り、こうしたヒリヒリする場面での登板も増えて来ているが、経験を積んだことで落ち着いて投げられている。

そして、カーブという強力な武器があることがストロングポイントだが、ストレートの球威もあって、フォークも高さを間違えていない。後半戦も宮城なくしてブルペンは成り立たない。シーズンを通して一軍で投げるのは初めてになるが、何とか完走して欲しい。

入江とウィックの離脱後、初めてセーブシチュエーションで登板した伊勢は、山本にヒットを許したが、後続を断って4セーブ目を挙げた。「今年は腹をくくれている。僕が盛り上げて、引っ張っていけるように」と頼もし過ぎるコメント。

昨年オフに先発転向を希望し、今年の春季キャンプは先発投手として調整した。開幕ローテーション入りを逃し、リリーフに戻ることになった。先発調整の経験も生かし、開幕から安定した投球を見せて来た。クローザーが相次いで故障により離脱し、伊勢がクローザーを務めることになった。そうした状況でハマスタでのオールスターに出場することになりそうなのだが、今年の伊勢は波瀾万丈。ブルペンの中心として他の選手が復帰、あるいは状態を上げて来るまで踏ん張って欲しい。

9回の同点劇は、宮崎のヒットに続き、フォードが再来日後初ヒットで繋いだところから始まった。それぞれ石上、三森が代走として起用され、戸柱が初球でバントを決めた。1アウト2、3塁と一打同点の場面で京田が代打として登場した。

2ボール1ストライクからのストレートをレフトへ弾き返した。守備固めとして細川に代わってレフトに入っていた尾田が前進し、捕られるかと思った瞬間、打球を後逸し抜けて行った。石上と三森が生還して同点、京田も三塁まで進んだ。左打者が打ったスライスする打球に合わせ切れず、後逸したために三塁打となった。中日戦では相性の良さを見せている京田が、またも活躍を見せた。

勝ち投手にはなれなかったが、大貫は6回を1失点に抑えた。前回もQSをマークしているが、初回に3失点していた。この日も1アウトから田中に高めへ甘く入ったストレートを二塁打とされ、上林には膝元へ入って行くスライダーを上手く打たれ、ライト線に落ちるタイムリーヒット。またも早々に失点してしまった。

しかし、細川とボスラーを連続三振に取ると、2回から4回まで三者凡退で片付けた。5回と6回はヒットを2本ずつ打たれたが、いずれも長打を打たせなかったことで無失点で切り抜けることができた。

バットでも3回に高めのストレートを弾き返してセンター前ヒット。バッティングが良い方ではないが、これは見事な一打だった。その後二塁に進み、佐野のセンター前ヒットでホームまで激走を見せた。2アウトで佐野の詰まった打球に田中のグラブが触れ、打球が弱まりながら方向を変えた。

これなら大貫でも十分還れると思ったが、岡林からの送球が速く完璧なコントロールだった。三塁から本塁まで若干緩めたようにも見えたが、ギリギリでセーフだった。走塁練習をそれほどしているわけではないので、やむを得ない部分はあり、よく還ったと思う。

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ヤジ [Bad]

9回表に2点差を追い付き、京田が三塁まで到達した。ビジターゲームであり、両軍のリリーフの布陣と宮崎、フォードを下げたことを考えれば、ここで一気に逆転まで行かなければならない場面。

度会、桑原がボールを見極めて連続四球で1アウト満塁となった。ここでクローザーの清水に代えて左腕の齋藤を投入。齋藤は右打者、左打者ともに1割台の被打率で、0点台の防御率を誇るリーグでも屈指の左腕リリーバーなのは明らか。

前述した理由からもここで勝ち越さなければならない。左の林、佐野という打順にぶつけて来た齋藤に対して、林に代えて右の山本を出すべきと思ったが、ベンチは二塁ランナーの度会に代走の蝦名を出しただけ。

林の状態は悪くないし、前日に左腕のボスラーからライトへフェン直のタイムリーを打っている。それでも、この場面で確率が高いのは右打者だろう。東妻を登録抹消したが、まだ松尾も残っているし、石上と京田もショートに入れる状況。林への代打を躊躇する必要はなかった。

9回裏の守備で、2番の林のところに投手の宮城を入れて交代しているので、守備面を考慮して代えられなかったというわけでもない。もちろん、山本が代打で出たとしても打てたかどうかは分からない。ただ、山本は得点圏になると打率は.346にまで跳ね上がる。チームが勝つ確率を高くするのが采配だと思っているので、林に期待したいという根拠なき采配はありえないと思う。

以前も戸柱に代打の代打を起用しないことがあったが、勝負どころでの采配が弱すぎる。三浦監督はもちろんだが、靏岡オフェンスチーフコーチ、進藤ベンチコーチも何をしているのか。これは全く理解できなかった。

9回裏は宮城が何とか耐え、10回表に蝦名の一打で勝ち越し、選手がカバーしてくれたが、ベンチがあまりにも勝負勘がなさ過ぎるし、勝つための采配をできていない。この日は何とかなっただけであり、今後もこのレベルの野球しかできないのであれば、5割を大きく超えることはないだろう。

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キジ [Other]

7回に中川が2点を勝ち越され、そのまま9回表を迎えた。松山が不在とは言え、7連勝中の中日がそのまま逃げ切るだろうと思っていた。中日の8連勝を許し、順位としても抜かれることを覚悟した中で、9回に2点差を追い付き、延長戦を制した。ここ最近はリードを許すとほぼ無抵抗で負けていたので、こういった展開は久しぶりで、熱くなった。やはり野球は4-3くらいの点数が入るべきスポーツだと思う。

以前書いた通り、リーグ優勝は極めて難しくなったと思っているので、首位とのゲーム差は追わない。ベイスターズがいかに状態を上げ、5割を超えて行くかだけであり、基本的に順位も気にしていない。

ただ、この状況でこの日2位に立ったというのは、多くのファンにとって違和感があるだろう。阪神は7月に11連勝をマークするなど、大きく他を引き離した。そして、阪神に負けた読売、広島、DeNAの3チームがいずれも後ずさるように5割ラインから沈んで行った。そこへ7連勝で上昇した中日が入り、2~5位は混戦になっているが、首位と2位のゲーム差は10.5。リーグ優勝争いとしては白けた展開になってしまった。阪神が強いというのもあるが他が弱すぎる。

それでも試合は続いて行くので、ベイスターズとしてはまず5割復帰を目指して行くしかない。オールスターは借金で迎えることは確定しているが、昨年はオールスターを挟んで9連敗してしまったので、今年は上昇ムードでオールスターに入りたい。

オールスター前最後の試合は、東と金丸というマッチアップ。東は中5日で先発し、10勝目を狙う。個人で言えば、8勝の投手たちがいずれも勝てなかったので、抜け出すチャンス。東はそれ以上にチームを良い状況に持って行きたいという思いだろう。ここ数試合は内容も良いので、何とか勝利に繋がる投球を見せて欲しい。

金丸は、今度こそプロ初勝利を狙う。5月5日にバンテリンドームでのDeNA戦でプロ初登板し、その後は6試合、全て違う球場で先発しているという珍しいパターン。先週は甲子園で先発するはずが雨天中止により2度目のバンテリンドームに変わった。そろそろという感じはしつつも、7連勝の流れを止めたので相性の良さで連勝と行きたい。

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