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ハマスタに暫しのサヨナラ!だが3-1で逃げ切るべき試合

06/06 横浜DeNA4x-3千葉ロッテ(ハマスタ)

TOKYO 2020開催予定の為、この試合が終わると次は8月31日まで約3ヶ月、ハマスタでの試合はない。そんなハマスタに暫しの間サヨナラと言わんばかりに、今季初のサヨナラゲームで締めた。オースティン、牧のソロで2点を先行。今永が6回まで1失点の好投を見せると、6回裏には宮崎の犠牲フライで2点のリード。今季初勝利に向けてお膳立てができたが、8回に山崎が3本の二塁打で同点を許し、露と消える。9回、益田から2アウト2塁のチャンスで大和。インサイドを思い切り叩き、ライトオーバーの二塁打で試合に終止符を打った。

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ポジ

大和がまた決めた。

8回に追いつかれ、引き分けになりそうな試合を勝利に結び付けた。9回裏2アウト2塁。次は投手の打順で代打の山下がネクストにいた。ロッテベンチは、前日の申告敬遠が影響したのか。益田は左打者には.111と抑えていたが、右打者には.300と打たれていた。得点圏打率が.444、前日にも4打点を挙げている大和との勝負を選んだ。

木曜日のソフトバンク戦も、同じくスコアは4-3。坂本が6回まで無失点の好投だったが、エスコバーが同点3ランを浴び、その後大和の勝ち越しタイムリー二塁打で決勝点を挙げて競り勝った。サヨナラ勝ちではなかったが、先発が好投も勝ちパターンが決まらなかったところを大和が救った形。この試合でも大和が、今永そして山崎を救った。

田代コーチがベンチに入ることで、安心感が生まれているのか、8番に入ったことが気持ちを楽にしているのか。大和を中心に、交流戦から組んだオーダーがチーム全体に波及している。交流戦の得点はトップのオリックスと2点差の2位で、シーズントータルで12球団No.1のロッテを凌いでいる。

この日は、ロッテ先発の小島をなかなか捉えられなかった。それでもオースティン、牧が甘く来たボールを完璧に捉えて2本のソロで先行し、6回には1アウト満塁から宮崎の犠牲フライで貴重な追加点を奪った。そして、クローザー益田から2本のヒットでサヨナラ。攻撃としては着実に得点を取れている。

先発の今永も、今季初登板となるハマスタで躍動した。初回、ストレートで押して三者凡退。中村奨に投げた最後のボールは特に良かった。150キロのストレートが、右打者のアウトサイド低めのコーナー一杯に決まった。

3回は先頭の佐藤都を打ち取ったが、牧が悪送球でノーアウト2塁のピンチ。3塁へ進められたが失点を許さなかった。4回は連続三振から角中にヒットを打たれ、最初の打席で合っていたレアードは警戒して歩かせ、藤岡の詰まった当たりがレフト線へ落ち失点。これは少しコースが甘かったが、不運な当たりだった。

5回は1番からの好打順で荻野にヒットで出塁され、苦しい場面になりそうなところ、伊藤光が完璧な送球で盗塁を刺した。パ・リーグのホームラントップに立つマーティンから2三振を奪うなど、6回で107球を要したが1失点の好投だった。

最初の登板ではどうなることかと思ったが、投げる度に良くなっている。壊滅的な先発ローテの中で、今永の目途が立って来たと言えるだろう。今季初勝利を挙げられれば良かったのだが、初めてチームの勝利に結び付き、気持ちの面でも良い流れになって行くはずだ。

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ヤジ

交流戦が始まるまでは、何とか各チームに最低一つは勝って欲しい、何とか5割を確保できればというチームだった。だが、交流戦2週で7勝3敗2分の好成績。交流戦優勝を目指し、さらにリーグ戦再開後もCSに向けて巻き返して行くことを考えると、勝てれば何でもいいという状況でもなくなってきた。調子が上向きなだけに、もう一段上の要求をしたい。

先発の今永が好投、4番のホームランで先制、良い形で追加点を取り、勝ちパターンに入って8回。このまま勝ちパターンが、しっかりとした投球で得点力No.1のロッテの反撃を断ち、3-1で勝利すれば、今季最高のナイスゲームだった。今永に勝利が付き、理想の形での勝利であれば言うことなしだった。

前日、11-2と9点リードしながら、リリーフが7失点して2点差まで追い上げられた。勝ちパターンを使いたくなかったが、エスコバーと三嶋を登板させざるを得なくなった。流れがロッテにある中で始まった試合で、今永が先制点をもらうまでしっかりと流れを止め、最高の形で展開した。

前日には登板せず、影響が少なかったはずの山崎が2失点するという皮肉。山崎なので敢えて厳しいことを言うが、この試合はセットアッパーとしてきっちり抑えて欲しかった。1番から始まる一番厳しいところで、2アウトを取っただけに尚更だ。

先頭の荻野を出すと足も含めて脅威だったが、真ん中のストレートに詰まった打球を大和がジャンプしてナイスキャッチ。このアウトは大きかった。鳥谷にもアウトサイド低めへのストレートを自ら選択し、詰まらせてセカンドゴロ。

しかし、中村奨を変化球で追い込んだ後、伊藤光のサインに首を振り続け、ストレートを投じた。2球タイミングが遅れたファウルの後、さらにストレートを続け、これが甘く入ってフェン直の二塁打。もちろんストレートあっての変化球だから、ストレートを投げること自体は問題ない。だが、続けた末に最後が一番甘いようではどうしようもない。ここでストレートを引っ張られ、フェンスまで弾き返されたことで、ムキになったように思えた。

マーティンには初球、インサイド高めへ要求されたが、コントロールミスで真ん中に。怖いボールになったが、マーティンが狙っていなかった。続く2球目は、伊藤光がアウトサイドのボールゾーンへの要求だったが、高めのストライクゾーンに入って来て、左中間へのタイムリー二塁打。この2球はいずれもホームランされてもおかしくなかった。自分の中ではストレートが走っている感覚だったのか。首を振って強気にストレートを投げ込んだが、力が入り過ぎて制球も乱れた。

その裏に投げた唐川を見て欲しい。それほど力感はなく、スピードガン表示も146キロくらいだったが、打者が振り遅れていた。投げているコースも素晴らしいし、球持ちが良いからベース上で走る強い球が投げられている。唐川は以前、先発で苦しい時を過ごしたが、昨年あたりからリリーフで活路を見出している。三嶋やエスコバーのように155キロが投げられるわけではないのだから、いかに打者の手元で伸びて来るか、コースに投げ切るかが重要。自分でストレートを選択して、勝負するのは結構だが、力んで高めに浮いて痛打ではどうしようもない。

今年、素晴らしいピッチング出来ている時は、低めへ糸を引くような素晴らしい軌道のストレートが投げられていた。登板数も増え、梅雨に入りコンディションとしても厳しい時期を迎えているが、山崎だからこそやれると思うし、やってもらわなければこのチームの浮上はない。

チームがサヨナラで勝てたことで、救われたはずだ。気持ちを切り替え、もう一度自分の良い投球ができるように見つめ直して欲しい。

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キジ

中止や延期はないとされるTOKYO 2020 オリンピックの野球、ソフトボールのメインスタジアムとなっているハマスタは、6月8日から準備に入る為、使用できなくなる。次にハマスタで公式戦が行われるのは8月31日の広島戦となる。週末に限ると9月12日の阪神戦まで組まれていない。

交流戦はハマスタで予定されていた全9試合を終了。6勝2敗1分という好成績だった。交流戦前までが4勝16敗4分の勝率.200だったのだから、脅威的な巻き返しと言えるだろう。

交流戦の最終週は、パ・リーグの主催で6連戦。今年はセ・リーグの活躍が目立っていたが、ここに来てセ32勝、パ30勝と拮抗して来た。最終週がホームゲームということを考えるとパ・リーグの逆転もありうる。DeNAはメットライフ、札幌ドームでの試合となる。現在パ・リーグでは5位西武、6位日本ハムとなっており、交流戦でも借金という状況。交流戦の首位争いに加わっているDeNAとしては、いずれも勝ち越して行きたいところだ。

今週は、これまでQSをマークしていたピープルズが4回3失点だが大崩れはしておらず、濵口が5回2失点だったが勝利を挙げている。中川、坂本、今永がQSをマークし、先発が試合を作って良い形で戦うことができた。唯一崩れた京山は来週も先発するようなので、リベンジを期待したい。先発6人がある程度の投球ができれば、打線の得点力も悪くないので、勝機は見えて来る。少しリリーフに不安はあるが、砂田や三上も交えつつ乗り切ってもらいたい。

前回の2019年も、最後の3連戦を前に0.5ゲーム差にいたが、今年も中日を始め、楽天、オリックスと争って行くことになるし、5割前後のチームも最終週6連勝ということになれば一気に優勝候補になる。試合数が少ない分、最後までどう転ぶか分からない。苦しいシーズンではあるが、交流戦優勝の初栄冠に向けて貪欲に勝利を目指して欲しい。

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