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今永2年ぶり完投!118球熱投 2点打で投打に活躍

09/19 横浜DeNA9-1中日(ハマスタ)

今永が投げて良し、打って良しという独り舞台のヒーローだった。初回を僅か7球で片付けると、打線がロドリゲスの立ち上がりを捉え、桑原の先頭打者ホームランに続いて犠飛と2本のタイムリーで4点を先制。5回に福田と高橋周の連打から併殺打の間に1点を失ったが、ストレートの走り、コントロールともに良く、危なげない投球。6回には自ら2点タイムリーを放つなど5点を追加して試合を決めた。9回118球を投げ切り、完投で5勝目を挙げた。

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ポジ

今永が完全復活へまた一歩前進

立ち上がりからストレートの走りが素晴らしかった。コントロールもほぼ思い通りのところに投げられていた。初回に4点の援護をもらい、大胆に攻めることもできていた。4回、大島に149キロのストレートを3球続けた後、スライダーに全く合わず見逃し三振。4回を終えて41球というペースで、完封も見えていた。

5回、先頭の福田に2-2からアウトサイド一杯のストレートを投げ込んだが、際どいコースでボールの判定。フルカウントとなり、それよりはストライクゾーンに投げざるを得ず、レフト前へ持って行かれた。続く高橋周にはボールが先行し、インサイドのストレートがやや甘くなり、ライトオーバーのヒット。オースティンが捕れそうな感じもあったが、打球が意外と伸びた。

ノーアウト1、3塁となり、堂上は2球で追い込んだが、3球目のチェンジアップを引っ掛けてショートゴロ。しっかりと併殺打を取ったが、この間に1点を返されて完封はなくなった。当然ながら1点は仕方ないという守りだったので、併殺打はベストだった。

6回裏には、ソトのタイムリー二塁打で1点を追加した後、佐藤の初球のストレートをしっかりと捉え、センター前への2点タイムリー。3割近い打率を残すバッティングでも結果を残した。

失点してからは8回までパーフェクトに抑え、97球。三浦監督が「替えんじゃねえぞって顔してた」ということで、今季初めて9回のマウンドに上がった。2アウトから渡辺にヒットを打たれたが、大島を打ち取って完投勝利。

118球で4安打に抑えた。そして、前回に続いて無四球の投球。テンポも良かったし、思い通りの投球だった。復帰直後に比べるとストレートの走りも良くなっているが、思ったところに投げられていることが大きい。戸柱とバッテリーを組むようになったことも、その要因のひとつかも知れない。

今永には、若い山本を成長させるようなエース的役割も期待したいが、今季は今永自身がケガからの復帰となるシーズン。勝手知ったる戸柱に引っ張ってもらい、来季はチームの大黒柱として活躍する足掛かりにしてもらえればと思う。三浦監督も「1年間ローテーションで回ったら完全復活」と言っているように、来季がその時になるはずだ。

不振の二人にもタイムリー 二度の集中打

9月5日は、ロドリゲスから5回までに6四死球をもらいながら、2安打で無得点だった。この日、桑原が2球目のナックルカーブが高めに来たところを完璧に捉えた。打った瞬間の当たりで、レフトスタンド上段に飛び込んだ。先頭打者ホームランですぐに1点取れたことは、チームとして非常に大きかった。

前回の対戦で二塁打を放っている柴田が四球を選び、佐野は詰まりながらセンター前へ落ちるヒット。オースティンも詰まったが犠牲フライとなり追加点。前回、1アウト満塁で併殺打に倒れた宮崎は、2ボールからストレートを打ち返して一塁線を破った。ソトにもタイムリーが出て、前回苦労したロドリゲスから4点を奪った。

立ち上がりはストライク、ボールがはっきりしていたロドリゲス。甘く入って来たところを一気に攻略したが、2回以降はボールがまとまってきた。実際、四球は柴田に与えた一つだけだった。初回のチャンスを逃していたら、また苦戦したかも知れない。見事な集中打だった。

このところ不振だった佐野、ソトにヒットが出たのは、チームとしても大きかった。6回には代わった佐藤から、ソトが2本のタイムリーとなる二塁打。マルチヒットで良い感じを残したまま、代走の森と代わった。4試合連続ノーヒットで、この日から打順を7番に下げられていた。試合前に外国人選手全員に、家族の名前の入ったユニフォームやタオルがサプライズプレゼントされたが、そういったことも力になっただろうか。

佐野もこの回、9点目となるタイムリーを放ち、マルチヒット。2試合ノーヒットで、その前も1本が続いていたので久しぶりのマルチ。打率が3割を切る目前まで来ていた。前日も内野ゴロ間ではあるが打点を2つ挙げており、チームへの貢献から復調のきっかけにして行きたい。

この6回は、宮崎の投手強襲安打から7本のヒットを集めて5点を奪う集中打。長打はソトの二塁打だけで、マシンガン打線の攻撃のようだった。ハマスタらしい攻撃ではないが、この方が相手へのダメージも大きいし、チーム全体が勢いに乗って流れを呼び込める。

1回、6回以外は4回の牧のヒット1本だけだったが、毎回ヒットを打っても得点が入らないよりよほどいい。この集中力を翌日以降にも持ち込んで行きたい。

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ヤジ

前日に増して文句のない試合。オースティンと戸柱が打てば先発全員安打だったが、その分は翌日に繰り越しということで。

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キジ

ようやく借金11の壁を破った。10連敗中の4月16日に借金が11となり、最大16まで膨らんだ。ゴールデンウィークに3連勝もあり、5月7日に借金11とするがそこから5連敗。交流戦前に今季最大の借金17となった。

交流戦を勝ち越し、6月末に5連勝があり、7月6日に再び借金11まで戻したが、そこからまた4連敗。そして、9月14日に借金11として三度目の挑戦だったが、三嶋が9回裏に逆転サヨナラ負けを喫して、またも借金11の壁に跳ね返された。

マツダ、この日のハマスタと連勝し、45勝55敗で借金10となった。一気に借金を1桁に持って行きたい。開幕17試合目の4月14日以来となる借金9に挑む試合の先発は、中5日でロメロ。坂本と予想していたが、ここで中5日とした。中日との相性を考慮したのだろうか。

今永が118球で完投していることから、次回中5日とは考えづらい。ロメロは来週、28日火曜の神宮へ中7日で投げることになるのだろうか。火曜が坂本になるのか、宮國が回るのか。京山、今永を中5日で詰めないとすると、もう1人先発が必要になるが、ファームでは有吉が2回途中9失点の大炎上。石田は3回5奪三振の投球、上茶谷は2回3失点だった。誰か一人上げるなら石田になるだろうか。

20日の中日は、柳ではなく小笠原が先発する。小笠原はDeNA戦で2勝0敗、防御率0.69なので当然か。かつてはベイスターズファンの小笠原は、何故か勝てなかったが、今年は相性が抜群。打線がいかに攻略するかがカギになりそうだ。ロメロも来日初勝利の相手である中日に0.79と抑え込んでいるが、いずれもバンテリンドームでの対戦。ハマスタでは11.25だが、後半戦は初登板なので違う姿を見せてくれるだろう。

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