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筒香が復帰したので2019年を繰り返す?

04/19 東京ヤクルト4-3横浜DeNA(神宮)

3回、牧のフラフラとライトへ上がった打球が、風に流されてライン際に落ち、2点タイムリー二塁打となって先制。直後に東が塩見のタイムリーで1点を返されるが、5回に牧の犠牲フライで再び2点差とする。しかし、東は5回に塩見の犠牲フライで1点差に迫られると、6回にはオスナに同点ソロを浴びる。その後のノーアウト2、3塁は切り抜けたが6回で降板した。8回に登板した伊勢が、村上にソロを浴び、9回のチャンスでは一打が出ず5連敗となった。

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ポジ [Good]

牧が今季最多の3打点を挙げた。これまでで2打点しかなかったが、一気に倍増以上になった。風に助けられた打球ではあったが、2点タイムリー二塁打。5回の犠牲フライの方が良い当たりだったが、これは青木が追い付いた。8回にもセンター前ヒットで、打率が3割に乗った。先週末あたりはかなり厳しい状態だったが、だいぶ上向きになっている。

佐野がマルチヒット。凡退した打席も内容は悪くない。最後の打席はレフト方向へ良い形で捉えてはいるが、正面を突いてしまった。昨年の5月に神宮で、2試合で3発を放っており、このあたりでホームランも出るのではないかと期待している。

楠本が今季初スタメン。代打で結果を残して勝ち取った。最初の打席でヒットを放って好調さを感じさせた。凡退した打席も良い感じでバットが出ている。個人的には関根と楠本は逆にした方が良いと思った。

戸柱が代打で今季初ヒット。バックドアのスライダーを二遊間に持って行き、良い当たりではないことが幸いし、内野安打となった。代打としてもそうだが、流れを変えるためにもどこかでスタメンマスクがあってもいいと思う。

徳山が同点の7回に登板し、無失点に抑えた。塩見を打ち取ったが、代打の西川を歩かせ、絶好調のオスナ、村上の前にランナーを出してしまった。この日はかなりコントロールが荒れていたが、四球を出しても落ち着いて投げられるのが成長した部分だろうか。ストレートで押し、高いバウンドのサードゴロ。宮崎が上手く捌いて併殺に取った。

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ヤジ [Bad]

東は、赤羽、オスナを連続三振に取り、立ち上がりは非常に良いと思った。2回はサンタナが内野安打で出塁したが、青木のライナーはベースに入っていた佐野のほぼ正面。ライナーゲッツーとなった。

2点をもらった3回は、2アウト1塁でサイスニードがバントを2球ファウルにしたが、3球目で決められてしまった。高めのストレートで失敗していて、チェンジアップを投げたが、結果的にはバントしやすいボールになってしまったか。塩見に高めのスライダーをセンターへ運ばれて1点を返された。得点した後にすぐ失点するのは東らしくない。

5回も、2点差にしてもらった直後に失点。中村のヒットは仕方ないが、長岡に11球粘られたことが堪えた。前の打席で死球を与えており、インサイドに投げられなかった。代打の北村にも甘いストレートをヒットされ、1アウト満塁で打順が1番に返るという厳しい場面になった。塩見にはライトへ犠牲フライを打たれたが、赤羽はセカンドゴロに打ち取り、リードを守った。

6回はオスナに高めのストレートをレフトスタンドへ同点ソロとされた。インハイを狙ったボールが中へ入ったか。この日はレフト方向は逆風だが、ライナーだったので風の影響をあまり受けなかった。

村上の強烈なゴロは、セカンドベース寄りに守っていた石上が弾かれ、内野安打。ショートでここまで強烈な打球を受けることはないだろうし、難しかったとは思う。サンタナは打ち上げて、セカンドの後方へフライ。風に流され、牧がずっと追って行ったが、最後はグラブに当てて落球。この日の風だと外野が捕りに行った方が良かった。

ノーアウト1、2塁となり、青木の初球はスライダーだったが、山本が立ち上がるような動きを見せ、ミットで弾いて後逸してしまった。サイン違いで捕ることができなかった。ここに来てまたミスを連発してノーアウト2、3塁。だが、ここからは東が踏ん張った。

青木を浅いライトフライに打ち取り、中村にはスクイズを警戒する中で3ボールとなったところで申告敬遠。長岡はセカンドゴロ、北村はサードゴロで、勝ち越しは許さずに投げ終えた。

6回105球、7安打3四死球で3失点。QSをマークし、4試合でQS率100%を守ったが、得点した後に失点して流れを作れなかった。先制点、追加点をもらっているだけに東クラスであれば、リードを保って7回まで投げて欲しかった。

伊勢が、高校の後輩である村上に決勝ホームランを許した。初球フォークでストライクを取り、2球目のストレートには村上が振り遅れて空振り。2球で追い込み、バッテリーは3球目もストレート。これが高めに行ってしまい、打った瞬間という特大のホームランとなった。

高めで釣っていたのではなく、ミットはアウトサイド低めに構えられていた。高めに「行ってしまった」ストレートは、指にかからずに途中で抜けてしまっているので回転数が少なく、同じ球速でも弱いボールになる。伊勢のストレートが全くホームランにならない時期もあったが、こういう失投を好調な打者は逃してくれない。元は先週ベイスターズが起こしてしまったことにあるが、あまりにも勿体ない1球だった。

5回に犠牲フライで追加点を取ったあたりまでは、ベイスターズのペースで試合を進められていたが、5回の失点で流れが傾き、6回は守備の乱れを連発し、完全に連敗中のチームという試合になってしまった。

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キジ [Other]

まだ5連敗ではある。だが、こうした勝てるチャンスのあるゲームを落としてしまうと、大型連敗に繋がりやすい。4月の大型連敗と言えば、2019年の10連敗。この年は、筒香がMLB挑戦前にベイスターズに在籍していた最後の年。この時も9勝6敗で最多の貯金3を作りながら、4月16日から10連敗している。そして、それを止めたのが元キャプテン。

筒香が復帰したからと言って、2019年と同じことをする必要はないのだが。10連敗するとなると、26日(金)まで負けが続くことになる。27日に筒香が昇格して、試合を決めるホームランを打てば再現となる。

その筒香は19日もDOCKで練習し、20日は横須賀スタジアムでのイースタンリーグにDHでスタメン出場することになった。最初の実戦だが、3、4打席を予定しているという。守備に就くのはまだだが、すぐに試合に出られるコンディションなら、1軍に来るのもそう遠くないかも知れない。試合の中でどういったバッティングをするか注視したいと思う。

10連敗はしないと思っているが、冗談と笑い飛ばせる状況でもない。5連敗で単独最下位となったが、首位まで3.5ゲーム差という団子状態なので、気にすることではない。ただ、最初の3カードが終わって、全ての貯金を独占しての首位に立っていたが、そこから1勝8敗と負けが込んで最下位まで落ちた。

唯一勝っていた東でも負けてしまい、かなり重苦しい雰囲気になっている。20日は、西浦とトレードした阪口が先発して来る。21日は開幕から3連勝のヤフーレが来るので、何としても阪口を攻略し、連敗を止めたい。現状を考えると、打線が5、6点を奪うような展開に持ち込みたいところ。

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