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平良も順調に2年ぶり1軍登板へ 大貫も4回81球

03/29 ファーム 横浜DeNA3-3北海道日本ハム(BP相石ひらつか)

先発の平良は、2回に上原にタイムリー二塁打を浴び、西巻のエラーも重なって2失点。しかし、3回は1アウト2、3塁を無失点に抑えるなど、平良らしい投球で5回78球で2失点の投球。2021年以来の開幕ローテーションに入った。2番手は、復帰を目指す大貫が4イニングを投げた。81球を投げ、1軍復帰が近づいた。アンバギーのタイムリーなどで3点を奪い逆転したが、11回引き分けに終わった。

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ポジ [Good]

平良が来週の自身の開幕に向け、順調な調整ぶりを見せた。序盤は、エラーもあってランナーを背負い、2回に2失点したが、上原の二塁打も低めのボールをしっかりと捉えられ、打った方が上手かった。

3回の1アウト2、3塁で当たっている水野からストレートで空振り三振を奪い、無失点に抑えた。ピンチで粘ることも平良の持ち味なので、それが発揮できていた。4回、5回はストライクを先行させ、3つの三振を奪って6人で片付けた。

良い感触を持って、来週の登板を迎えられそうだ。平良にとっては、トミージョン手術を経て2021年4月8日以来、ちょうど2年ぶりの1軍登板となる。そして、相手は古巣の読売で、特別なマウンドになるだろう。良い形で復活のシーズンのスタートを切って欲しい。

先週の金曜に3イニングを投げた大貫が、中4日で2番手として登板し、4イニング81球を投げた。肉離れからの復帰を目指しているので、もう少し間隔を空けるのかと思ったが、意外とハイペースで投げている。この分だと次回の登板で100球をメドに投げられれば、1軍復帰OKになりそうだ。

ただ、4/11からの週と4/18からの週は、いずれも5試合しかない。6人でスタートする開幕ローテーションには今永も含まれておらず、大貫もここで復帰できるようならば、5人で回るローテーションには、開幕の6人から半分に減らされる可能性もある。開幕ローテーションに入ってもサバイバルだ。

開幕はファームで迎えることになったアンバギーが、タイムリーを放った。イースタンリーグでは初ヒット。高めのストレートをセンターへ弾き返したが、もう少しバッティングの鋭さが欲しい。オースティンが4月中に実戦復帰という情報もあり、早めに日本の野球に順応して1軍のチャンスを掴みたいところ。

西巻が2本の二塁打でマルチヒット。この日はサードで出場し、エラーもあったが、堅い守備を見せており、バッティングでも小柄ながら鋭さがある。ここにもっと足を絡めて行ければ、右打ちの俊足内野手はチームにあまりいないので、貴重な存在になれる。まずは支配下登録を目指したい。

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ヤジ [Bad]

知野がバッティングでは1本、レフト前へキレイに弾き返したが、守備で2つのエラーが付いた。ショートでフル出場したが、現状は1軍の出番もショート以外はなかなか難しい。ファーストにはソトがいて、ソトがダメでも佐野が回って来る。セカンド牧、サード宮崎は不動で、ケガをしない限りはノーチャンス。守備を磨いて、ショートでも使ってもらえるようにならないと出番が得られない。ミスはゼロにするのは困難だが、精度を上げて行きたいところだ。

延長11回に登板した宮城だが、ゴロで2アウトを取ってから王柏融を歩かせ、奈良間にも3ボール1ストライクとカウントを悪くした。最後は高めのストレートでセンターフライに仕留めたが、はっきり言えばファームだから力で抑え込めただけ。

1軍に定着することを考えれば、もう少し精度の高い投球をしなければ通用しない。本人も分かっていると思うが、ファームで抑えた結果だけで満足していては、ファームの選手で終わってしまう。現状、リリーフで活路を切り開くしかないのだから、もっと1球1球に神経を配り、精度を上げて欲しい。

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キジ [Other]

投手に関しては、来週のホーム開幕カードに向けた準備と、ケガからの復帰や調整組を優先しているが、野手はアンバギーを除けば若手が実戦で経験を積んでいる状況。勝又のタイムリーや東妻の犠牲フライはあったが、もっと若い勢いを感じたいところだ。

1軍はハマスタで練習。30日は大阪へ移動し、京セラドームで開幕前日練習となる。30日はエスコンフィールドの日本ハム対楽天で2023年のプロ野球が開幕する。

この日、小園がファームへ合流することが発表された。30日にイースタンで先発する東の結果を見ることなく決定された。東が既に開幕ローテーションの6番目を任されたということ。小園がオープン戦で読売を5回無失点に抑えたので、3戦目の先発もあるかと思ったが、ファームで調整となった。週末のBCリーグとの練習試合で登板することになるかも知れない。

そして、今週ファームで登板も、と言われていたバウアーだが、この日右肩の張りを訴えたことが発表された。経験もあってトレーニングを積んでいるとは言え、実戦から長く離れており、来日から1週間程度で実戦登板は少し無理があった。

DOCKで100メートル程度の遠投をしていたということだが、それによる張りなのかも知れない。他の投手も春季キャンプの中で張りが出て、仕上がって行くという投手も多い。バウアー本人が早めに1軍で投げたいというやる気があるからこそ発生したこと。右肩の違和感で離脱、手術というようなことになれば悲観するが、現状は調整を見守るしかない。

過度に焦ったり急いだりする必要はない。前述の通り、4月は週5試合があるし、もともと5月以降に投げられたらと思っていたくらい。6連戦が続く交流戦あたりにローテーションに入れれば十分だ。ただ、いきなりの右肩の張りには、やっぱり始まっちゃったよという印象は否めない。

煽るわけではないが、「あのバウアーの入団って何だったんだろうね」と振り返るようなことにはならないで欲しいなと思いつつ、そうなる予感もしてしまっている。オースティンが戻ってくる方が早かったりして。

まずは、開幕1軍に選ばれた選手たちが、しっかりと自分の役割を果たし、チームの勝利に貢献すること。昨年は3連敗スタートで、その後4連勝で盛り返したが、良いスタートを切って欲しい。

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