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平良6失点、継投の悪さをどう解釈するか

08/16 横浜DeNA4-7東京ヤクルト@ハマスタ

ここまで12球団唯一の全8試合QSで来ていた平良だったが、立ち上がりからコントロールに苦しみ、2回までに55球を費やすらしくない投球。3回まで2失点で踏みとどまっていたが、4回に山田の2点タイムリーで今季初の4点目を奪われ、さらに青木、村上にもタイムリーを許し6失点でKO。打線も2度の無死満塁で1点に留まり、追い上げならず連敗。

ポジ

先週の投稿でも提案していた「山下スタメン」が実現した。初回、ラッキーなポテンヒットで繋いだ。9回にもセンター前へ運んでマルチヒット。大きなアピールになった。

梶谷が5試合ぶりにスタメン復帰。7番での出場となったが、1安打2四球と出塁した。足の状態を考慮したことと神里の1番が機能することを考えての打順だと思うが、来週以降状態が上がってくれば1番に戻る可能性もある。本人的にはこのあたりの打順の方がやりやすいかも知れない。

ヤジ

信頼か出し惜しみか

平良が今季初めて5回を投げ切れず、6失点と試合を作れなかった。人間がやることだし、8月に入ってこの暑さではそういうこともあるだろう。立ち上がり慎重になることはこれまでもあったが、そうではなくてコントロールできていない様子だった。ボールがいつもより高いし、ストレートの球威も欠いていた。そのため、高低を使ったり、出し入れがうまく行かずにカウントが悪くなった分、球数を要してしまった。

3回までは2失点とギリギリ踏ん張っていたが、この状態で80球を超え、踏ん張りが利かなかった。4回は投手の山中に粘られたが、打ち取れないという印象が強く、歩かせてしまった。山崎がスクイズを上げてくれたが、山田に対してフルカウントからのスライダーが高めに浮き、レフト線への二塁打。この打球で投手の山中にもホームインを許した。

一杯のところギリギリ踏みとどまっていた平良。初の4失点となり心理的にもショックがある中、前の打席でホームランを打っている青木を迎える。歩かせても村上となるこの場面、交代すべきと思ったが、続投だった。結果的には青木、村上にもタイムリーを許して6失点とビハインドが大きくなった。

この続投は、平良への信頼なのか。基本的にラミレス監督の先発投手の交代は早い。信頼のない先発投手はすぐに降板させる。これまでの平良の投球で信頼を得ていたので、続投となったのか。ただ、この日の平良の投球を見ている限り、その信頼に応えられる状態ではなかったと思う。

あとは4回という若いイニングだったため、この日藤岡と入れ替わりで昇格した進藤しかスタンバイしていなかった可能性。平良も同じではあるが、右のサイドハンドを青木、村上に投入するのをためらったのかも知れない。たしかに、進藤では結果的には同じように失点していた可能性も強い。ただ、同じ左の坂口のところで出すなら、という気もする。

翌日が移動日であることから、早い段階でリリーフを投入し、離されないようにするという執念は見えず、出し惜しみのように映った。開幕からQSを続けている平良が先発だっただけに、リリーフも早い回での登板の準備をしていなかったのかも知れないが、この日の平良の立ち上がりからの投球を見れば、早めの継投でスタンバイすべきだった。継投の悪さは、平良への信頼の表れであれば今後に繋がるが、そうでなければベンチワークに不安を残す。

2度の満塁でタイムリーなく1点止まり

前夜のノーヒットノーランから、初回先頭の神里にヒットが出たことは、チームの雰囲気を一気に変えた。ここから柴田、山下と続いてノーアウト満塁。前回同様、山中の立ち上がりを一気に崩す絶好機となった。

ノーアウト満塁は最初の打者が重要とよく言われる。4番の佐野に期待が集まったが、インサイド低めの球を強引に強振して詰まり、セカンドフライ。併殺の次に最悪なポップフライに終わった。リーグ5位の打点を挙げている打者ではあるが、ここは少しゾーンを上げて欲しかった。初球から打つことは悪くないが、何でもかんでも行く場面じゃない。前日の悔しさが空回りしてしまった。

宮崎は冷静にボールを見切って押し出しの四球を選んだが、先週グランドスラムを放った倉本は、こちらもインサイドのボールに押されてポップフライ。梶谷は良い当たりだったがセカンドの守備範囲だった。同点にはなったもののタイムリーが出ずに1点止まりだった感が強い。

そして、7回にも2度目のノーアウト満塁のチャンスがあった。4点ビハインドではあったが、ここで一気に得点できれば逆転の目もあった。しかし、神里が3球で見逃し三振。元来、見逃しが多いタイプではあるが、こういうボールをカットできないのは厳しい。柴田に代打の大和を出し、犠牲フライで1点を取ったが、山下がピッチャーゴロに終わり、またもタイムリーが出ず1点止まりに終わった。

2桁安打を記録したが、佐野のソロを含めて4点。平良には再三援護なく勝ちを付けられなかったのだから、こういう時は打線が奮起して負けを消して欲しかった。不振のロペス、ソトを下げて日本人だけでスタメンを組んだが、うまく繋がらなかった。

キジ

前日先発の今永が、試合前に左肩の違和感を訴えたため、登録抹消となった。やはりあの投球になってしまうということは、どこか故障が発生しているのだろう。フォーム的にもその影響で崩れているように見えるので、違和感がなくなり自分のボールが投げられるまでは調整して欲しい。ラミレス監督はいつものように10日くらいで戻ればとコメントしたが、もはや彼のこういったコメントは信頼できない。恐らく、もう少しかかるだろう。肩の状態によっては長期離脱もありうる。大学時代も肩の故障があった為に各球団が指名を見合わせて、単独指名で獲得できた経緯もあるので、無理はしないで欲しい。

そうした中だったので、平良にはローテの中心として期待がかかったのだが、彼もまた年間を通してローテを守った経験のない投手。調整の難しいシーズンで、この暑さにより疲れも出て来る頃。ラミレス監督は来週はナゴヤドームでの登板を明言していたが、相性の良い球場でも本来の投球ができないようだったら、考えなければならないだろう。

来週以降の先発については次回の投稿で書くことにする。中日が読売に連勝している中、今永と平良で連敗してしまったことは非常に痛い。しかし、他の先発投手にも奮起してもらい、低調になりつつある打線もテコ入れして、得点力を上げていかなければならない。

この日、現状ファームで調整中の岸から3打席連続ヒットを打った伊藤裕、2本のタイムリーで3打点を挙げた細川の状態の良さが続いている。この試合で出番のなかった桑原を置いておくことが良いのか。スタメンでも代打でもなかなか結果の出ない乙坂はそのままで良いのか。ロペスやソトをこのまま1軍に置いておくことが良いのか。考えるべき時は来ていると思う。

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