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大貫が4回8失点の大乱調 福島にプロ初勝利を献上

06/02 北海道日本ハム9-2横浜DeNA(エスコン)

先発の大貫は、2回に水野のタイムリー三塁打と野村のタイムリーで2点を先制される。3回に蝦名の犠牲フライで1点を返したが、郡司のタイムリーと田宮の3ランで4点を奪われる。4回にも山本の犠牲フライで1点を返したが、今度は水谷にプロ初ホームランとなる2ランで計8失点と試合を壊した。打線は5回以降3併殺で反撃できなかった。

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ポジ [Good]

京山が2年ぶりの1軍登板。2022年10月3日のシーズン最終戦、2番手で1回2/3を投げて以来となる。2023年は1軍登板がなく、今季も5月12日に出場選手登録されたが、登板がないまま22日に抹消となっていた。

前日に先発した中川颯が右肩の違和感で登録抹消となり、前日夜に京山が札幌入り。この日、再び出場選手登録され、8回に登板した。

この日、プロ初ホームランを放っている水谷に対して、6球ストレートを投げ込み、見逃し三振に取ると、宮崎の2球目には155キロをマーク。宮崎は歩かせてしまったが、奈良間は追い込んでからのスプリットでサードゴロ、マルティネスはストレートで押し込んでファウルフライに取った。

2022年には先発として9試合に登板、自らホームランを放つなど2勝を挙げていた。2023年からリリーフに回ったが、なかなか1軍のチャンスを得られなかった。入来コーチとフォームを見直して、昇格のチャンスを掴んだようだ。リリーフが苦しいチーム状況で、プロ初勝利を挙げた中川虎、来日初セーブを挙げたウィックらとともに台頭し、レベルを高めてもらいたい。

宮崎がDHに入った為、サードでスタメン出場した京田が、最初の打席で二塁打を放ち、反撃のチャンスを作った。梶原も3試合連続スタメンで、8回に二塁打を放って3試合連続安打となった。蝦名がセンターで固定されていて、両翼に佐野、筒香といる中、DHのないハマスタでどう食い込んでいくか。食らい付いて12日からDHのあるビジターでの6連戦に繋げて行きたい。

牧が4番セカンドで守備に就いた。前日は6番DHだったが、筒香がベンチスタートとなったこともあり、以前の4番セカンドに戻って来た。4回にセンター前ヒットを放った。ワンサイドゲームになったこともあり、大事を取って早めに退いた。来週以降、筒香が6番になるのか、起用にも注目したい。

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ヤジ [Bad]

大貫があまりにも悪過ぎた。2回、田宮にチェンジアップをレフト線に運ばれ、二塁打。万波をサードゴロに打ち取ったが、水野に高めのカットボールを右中間へのタイムリー三塁打とされた。1点で止めたいところだったが、野村にも真ん中に入ったスライダーをレフト前タイムリー。変化球が甘く入るところを痛打された。

1点を返してもらったが、3回は水谷に2ボールからのスプリットを拾われ、レフトへフェン直二塁打。レフトの日本ハムファンが手を回してホームランとアピールしていたが、リクエストはなくそのまま二塁打として続行。松本剛が送り、郡司が前進守備の間を抜くタイムリー。

続くマルティネスの一二塁間への緩いゴロを牧が捌き、セカンドへ送球するも逸れてエラーとなり、1、2塁のランナーが残る。1アウトであること、打球の勢い、体勢からしても、ファーストで1つアウトを取るべきだった。セカンドへ投げたので驚いた。

田宮には、初球のスプリットが浮き、半速球をものの見事に捉えられた。打った瞬間のホームランで、打球はブルペンを完全に超えてスタンドまで届いた。この3ランで試合の流れが決まってしまった。4回も続投するも、水谷にカーブを捉えられ、今度こそのプロ初ホームランを打たれた。

ストレートの球威もそれほどなく、ボールが先行することも多かった。変化球が甘く行ったところを確実に捉えられていた。今季はここまで日曜に先発し、なかなか打線の援護に恵まれず、守備にも足を引っ張られることも多かったが、ここまで試合を壊したことはなかった。エスコンのマウンドが合わなかったのか、調子が悪かったのか分からないが、残念な登板になってしまった。

3回の時点で、続投しても失点を重ねるイメージしかなかったが、案の定水谷に2ランを浴び、完全なワンサイドゲームになってしまった。既に2勝した3戦目、筒香もベンチスタートで、無理に勝ちに行かなった印象。2戦でリリーフを使ったとは言え、投げていなかった上茶谷、この日登録した京山を早めに投入しても良いと思ったが、上茶谷は失点したし、京山がこれほど投げられるとは思っていなかったので、そこは結果論かも知れない。

打線も、犠牲フライできっちりと2点を取ったが、特に4回は一気に畳みかけたいところだった。まだ勝利のない福島に5回のプレッシャーを与えるためにも、ここで2~3点は欲しかったところ。長打が絡まないと得点しづらい状況で、タイムリーヒットがなかなか出ない。

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キジ [Other]

エスコンでの交流戦。管理人も含め、多くのベイスターズファンが、新球場を楽しみに現地へ集まった。北海道のファンが驚くほど三塁側を中心に青く染め、ハマスタよりも大きいのではないかという声援を送った。初戦のシーソーゲームを劇的な展開で制し、2戦目も接戦となり牧の一撃で連勝。

大貫と高卒3年目で今年3月に育成から支配下に上がった福島というマッチアップで、スイープを期待した人も多かったのではないか。良い雰囲気で迎えた北の大地での試合も、例外なく悪夢の日曜となってしまった。

日曜だけ現地に行かれた方にとっては残念な試合だったとは思うが、金曜、土曜と素晴らしい試合をして、日本ハムだけでなくパ・リーグのファンにもインパクトを残した。今、かなり強い日本ハムを相手に1つでも勝てればと思っていただけに、勝ち越せたことは良かった。

やはりビジターの方が成績が良いというのが、ここでも結果として出た。4日からはハマスタで6連戦。後半はパ・リーグで独走するソフトバンクとの対戦。かなり厳しいが、ハマスタで何とか5割以上の結果を残して欲しい。

金曜から3日間、エスコンフィールドと札幌を楽しんで来た。予告通り金、土はブログを休ませてもらった。日曜の写真を少しだけ掲載するが、月曜にまとめてエスコン観戦記として記事を書くつもり。

最終日は、抽選で当たったブルペン上の最前列。残念ながら、ワンサイドゲームとなってしまったので、一部の投手しかウォームアップ、投球練習を行わなかった。それでも間近で観るプロの投球練習は迫力がある。

エスコンの大画面を使ったスタメン紹介。

先発の最終調整をする大貫。結果が散々で残念だが、入念に準備していた。

2番手の上茶谷。2回の途中で一度、肩を作ったが、最終的には5回に登板となった。リリーフカーへ向かう上茶谷を拍手で送る小杉コーチ、京山、ブルペン捕手ら。

投げる予定はなかったはずだが、8回裏にキャッチボールを行っていた山崎。

プロ初勝利を挙げた福島。おめでとう。一本締めは、思わず一緒に締めてしまった。

3日目は思ったよりも早く発つことに。3日間ありがとうエスコンフィールド。

飛行機は21時台だったが、札幌に戻るのはロスが大きいので、観戦仲間が調べてくれた千歳のお寿司屋さんで北海道を堪能。鮨正さん、本当においしかったし、いろいろとお話をしてステキな時間だった。なかなか行ける場所ではないが、機会があれば行きたい。

コメント

  1. みかん より:

    ブログを休んだ日に限って勝ち、書く日に限って負ける・・・管理人さんもなかなか不運ですね
    負け試合は書かず、休んだ1~2日前の分でもいいので勝った日のブログを書くのはどうでしょうか?無理して負け試合の記事を書くのはきつくないですか?

    • Rocky より:

      ご心配いただき、ありがとうございます。
      エスコンでの素晴らしい連勝を現地で観て、心地よく遅くまで飲んでいたので、不運なんて考えもしませんでした。毎日書くつもりはありませんし、予定通りに書いたら負け試合だったというだけです。試合は次々にやって来て記憶も薄れるので、古いものを後から書くことは基本的にしない方針です。今回はエスコンを紹介しがてら書きますが。
      この試合は大貫の出来で全て決まってしまいましたが、負け試合でもGoodはありますし、皆さん負け試合の投稿の方が好きなようなので(笑)
      書きたい時に書きたいものを書いているので、お気遣いなく。

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