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エスコンフィールドが青く染まった日の思い出

2023年に開場したエスコンフィールドHOKKAIDO(以下、エスコン)。ベイスターズは、2024年3月のオープン戦で初めて試合を行ったが、公式戦としては5月31日から6月2日までの交流戦が初めてとなる。週末開催ということで、多くのベイスターズファンがこの交流戦でエスコンを訪れる計画をしていたと思う。管理人も3連戦全て、現地で観戦した。

昨年のブログをご覧になった方はご存じかと思うが、管理人は昨年既にエスコンフィールドには行っていて、2度目の訪問となる。この時は交流戦の日本ハム-ヤクルト戦で、滞在した時間のほとんどを使って球場を歩き回った。今回はベイスターズの試合が行われるため、試合の方を観ることが優先になるので、エスコン自体の紹介は以下の記事の方が詳しいかも知れない。

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1日目

5月31日は、休暇をいただいて午前の飛行機で札幌へ。台風1号が接近して来て、ギリギリまで天気が心配ではあったが、朝には温帯低気圧に変わっていて、早朝は強かった雨も弱まって来ていた。

京急で羽田空港へ向かう時には、YELLOW HAPPY TRAINだったし、AIR DOはロコンジェットだったので、良い日になる予感はしていた。

新千歳空港に着くと、少し肌寒さはあったが雨は上がっていた。昼食とホテルのチェックインの為、北広島を通過して札幌へ。

昼食は、狸小路のベンベラネットワークカンパニーさんのスープカレー。非常においしくて満足。ホテルはベッセルホテルカンパーナすすきの。2019年オープンの比較的新しいホテルで、大浴場が付いている。外出している時間がほとんどではあったが、サービスも部屋も大浴場も良かった。

荷物を整理し、札幌からエアポート快速で北広島へ。20分ほどで到着し、改札口には今日のカードがプロジェクタで映し出されていた。

昨年は行き帰りとも徒歩だったが、今回は開門前の時間ということもあり、シャトルバスの列が短かったのでバスに乗ることにした。バスに乗ってみると、非常に距離が近く感じた。車社会の地域だと歩かないようだが、個人的感覚だと30分も待って乗る距離じゃないなという感じ。もちろん、季節や天候にもよるだろう。この3日間は、天候にも恵まれて、運動がてら歩くにはちょうど良かった。

コカ・コーラゲート前に到着。まだ開門しておらず、入口の前から入場を待つ列が伸びていた。

WIND PLAZAに降りると、フレップとポリーがピクニック?をしていた。

相変わらず美しいフォルム。開門となり、エスコンの中へ入場。

グラウンドではベイスターズの練習中。

レフトスタンドの後方にファイターズのグッズショップがあるが、レジが並び過ぎて外まで出てしまっていた。昨年はしゃけまるを買ったが、今回はこの並びで断念。

カッコいいと評判だったオープニングムービー。横浜の熱き星か!?北海道の七光星か!?と、星どうしの対決という構図になっていた。音楽は、機動戦士ガンダム 水星の魔女より「The Witch From Mercury」。よく聴いている好きな曲が使われて嬉しかったのと、壮大な音楽が雰囲気にマッチしていた。選曲したスタッフさん、GJ!

座席へ。エスコンは3階層になっているが、FIELD LEVELの5列目。ちょうどベイスターズベンチの上あたりだった。まだ明るい日差しも差し込む中、ナイターが始まった。

日本ハムの三塁コーチは、ベイスターズOBでtvk解説でもおなじみだった森本稀哲コーチ。宮崎とグータッチの後、この日はスタメンを外れ、レフトの佐野とキャッチボールをしていた牧に向けて、デスターシャもしていた。三塁側スタンドのベイスターズファンから稀哲という声援にも応えていた。

梶原の三塁打で先制。4回には筒香のソロで2点リードとするが、東が2発を打たれて同点とされる。

8回裏、山崎がボークを取られてノーアウト2塁。松本剛のバントで一塁へ悪送球し、痛恨の1点を奪われる。これは厳しいかと思ったが、9回表にオースティンが田中正義から起死回生の同点ソロ。これには三塁側のベイスターズファンが大きく沸いた。

延長10回に2アウト1、2塁のチャンス。左腕との数字も内容も良くなかった森敬斗。河野に対して、右打者を代打すべきと思っていたが、そのまま打席に立った。最初はストレートに合っていなかったが、追い込まれてから高めをミートし、打球はショートの頭を越えた。

梶原の足が生きて、ギリギリのタイミングで生還。三塁側のスタンドは興奮のるつぼと化し、そこかしこでハイタッチが起こった。

9回に森原を使っていたのでどうするのかと思ったら、この日に1軍に昇格したウィックを登板させた。これはなかなか思い切った起用だった。正直、逆転サヨナラも覚悟していたが、先頭を出しながらもストレートで押し、何とか凌ぎ切った。

今年は忘れられない試合が多いが、このエスコンで初めてベイスターズの試合を観た日のことは忘れないと思う。本当に劇的で、感動する試合だった。

ナイターの帰りは、3万人近くが一斉に帰って行くので、北広島駅は大混雑。ベイスターズの勝利で、ヒーローインタビューまで観ていたので、先にファイターズファンが帰路に就いている。バスは40分以上待つ状況で、帰りは歩いて北広島駅へ。入場制限もされていたが、何とか改札へ入れた。

改札内に入れれば優先して電車に乗れると聞いていたので、予めエアポート快速の4号車にある指定席、uシートを予約していた。心配していたよりはすんなり電車に乗れたが、3時間半の観戦と北広島駅まで歩きもあったので、札幌駅まで20分ほどではあるが座れて良かった。

ナイターが終わって、札幌駅まで戻るともう23時近く。タクシーですすきのへ行き、立ち呑みで祝勝会。1時間半ほど飲んで、最後はラーメン。麺屋じゅげむで、まろやかな味噌ラーメンを堪能。おいしかった。

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2日目

2日目は、前日に締めのラーメンまで行ってしまったので、朝食は食べず、昼に中島公園通に市電で向かい、メディスンマンさんでスープカレーの食べ比べ。こちらは、カレーというより完全にスープ。これもおいしかった。

食後、中島公園を散策しつつ地下鉄の駅まで歩き、エスコンへ向かう。

2日目は3階のSTAR LEVELから。応援団が陣取るエリアの横から声援を送った。

試合の途中にはフレップが来て、きつねダンスを踊っていた。ビールなどの売り子も、ダンスタイムになると最前列に出て、みんな踊っているのが印象的だった。

反対側のコンコースから見たところ。三塁側が真っ青。観戦した座席は、ビジョンの左下、ローソンのロゴの下にあるエリア。

この日は、中川颯が先制点を許すも、伊藤が特大の2ランを放って逆転。梶原が2日連続のタイムリーで2点リードとするが、マルティネスにレフトのブルペンに飛び込むソロを浴びて1点差。中川颯が右肩の違和感を訴えて4回で降板。5回から佐々木千隼が登板し、2イニングを無失点の好投を見せた。

7回に坂本が今季初失点で追い付かれるも、9回に牧のホームランが出て勝ち越し、最後は森原が締めて、連勝。カード勝ち越しを決めた。

MY BAYSTARSの試合予想で、お立ち台に上がる選手に牧を予想していた。9回の打席では、ホームランが出るような予感がしていて、観戦仲間にも予言していたが、見事に的中した。前日に続いて接戦を制し、最高の試合となった。

試合後は、ふる里という居酒屋で祝勝会。この店は関内や野毛かと思う程、ベイスターズファンが入っていた。この2日間、札幌の至る所でそういう光景があったのだろうと思う。

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3日目

日曜のエスコンは、13時開始。前日は試合後に長い時間飲んでいたこともあるし、寝不足が溜まっていたので、11時のチェックアウトまでゆっくりしてからエスコンへ。

この日のチケットは、セブンイレブン ブルペンシートが当選していたので、レフトのベイスターズ側ブルペンの真上から観ることができた。試合の方は残念な結果だが、ブルペンの投球を間近で楽しむことができた。なお、試合は以下の投稿で。

エスコンの屋根が開くのは7月以降のようだが、この日は開けてもいいくらいの晴天だった。球場の中からキレイな空が見えるのがエスコンの魅力。テラスが多く、外に出て北海道のさわやかな空気を感じられる。

試合がワンサイドゲームになってしまったので、ブルペンの投手を観ていることが多くなった。

徳山は軽く体を動かしていた。

初戦で来日初セーブを挙げたウィックは、終始パーカーのフードを被ったまま、ストレッチやボールを使って体を動かしていた。試合終了後、使っていたボールをスタンドの子供にプレゼント。さらにもう一つをあげる子供を求め、一人で三塁ベンチ前へ歩いて行った。

残りのブルペンの様子は動画で紹介。

ブルペンでダッシュを繰り返し、ゴムチューブでのストレッチ、プライオボールを投げた後、グラウンドに出て遠投で調整していた。

続いてブルペンに戻り、投球練習。素人が見て調子が良いかどうかは分からないが、結果としては残念だった。

ワンサイドゲームとなり、投手も大貫の後は上茶谷、京山と繋いだが、ブルペンで投球練習をしたのもその3人だけだった。最後、8回裏に山崎が軽いキャッチボールで調整していた。

非常に楽しい3日間であっという間だった。昨年、エスコンに行ってから、ベイスターズの交流戦で来ることを楽しみにしていたが、ベイスターズファンの多さ、声援で北海道やパ・リーグにインパクトを与えられたと思う。次はいつ行かれるか分からないが、もう一度行きたいと思う場所だった。

コメント

  1. 吠エール爺 より:

    5月末に、エスコンに行った、生憎ベイの試合の前で野球観戦はできなかったが、感動を覚えました。日本にもこんな素晴らしいバールパークができたのか。ここでプレーする選手は幸せで、実力以上のものを発揮するだろうと。この流れを横浜始め築地や各地に誕生するといいですね。帰京して日ハムとの試合はじっくりTV観戦しましたが、金・土の試合はいい内容でしたね。登板した金村・福島、水野、田宮などの野手、、日ハムの選手層が厚くなっているのに驚きました。一方梶原のホームでの捕殺、中川虎の中継ぎなどベイにも新しい顔が登場してきたことが嬉しかった。この流れを上手く生かしてほしい。個人的には日ハム水谷選手を応援しているので、祝初ホームラン。万波との中軸になる日もまじかか。いずれにしろベイと日ハムの日本シリーズを楽しみにしている。

    • Rocky より:

      試合がない日でも感動させるエスコン、ホントに凄いですね。広大な北海道の大地、令和の時代に計算し尽くされたからこそでしょう。
      横浜は歴史のある立地最強のハマスタをどう使って行くかですね。
      日本ハムは今季は非常に良い数字を残していて、実際に見てみても若くて良い選手が出てきていますね。ソフトバンクの強さが目立っていますが、どう立ち向かうのか注目したいです。

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