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ベイスターズ離脱者の状況 5月30日現在

4月にコロナの陽性判定を受ける選手が相次ぎ、その後は故障での離脱が目立つ横浜DeNAベイスターズだが、交流戦の初週は3勝3敗の5割で乗り切った。残りの交流戦、そしてリーグ戦再開後に向け、離脱者の状況をまとめた。

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離脱者の最新状況まとめ

主な選手の最新状況は以下の通り。

選手位置状況
投手5/22にファームで6回81球1失点。次回登板で判断か?
石田投手5/25にファームで6回79球1失点。今週末に復帰か?
三嶋投手5/8に登録抹消。ファームで2試合登板も先週火曜が最後
坂本投手5/6に登録抹消。ファームでも満塁弾浴びるなど防9.35
上茶谷投手5/29に登録抹消、ファームで再調整
ピープルズ投手左腰の違和感で4/23に登録抹消。ファーム登板なし
砂田投手5/27に登録抹消、ファームで再調整
伊藤光捕手5/19にコロナの陽性判定を受け療養。5/30に合流
内野手5/17からファームで実戦復帰。10試合で.250
大田外野手4/20頃から実戦復帰の報道もあったが遅れている?
オースティン外野手6月中旬からファームで実戦復帰を目指し練習中
楠本外野手右太もも裏の肉離れで5/21登録抹消。DOCKで調整中
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離脱者の復帰見通し

投手では、コロナの陽性判定を受けた濵口が先週から復帰したが、石田も1週ほど遅れて調整が進んでいる。5/25の登板が80球をメドとしていた。濵口は、5/19のファームで103球を投げて1軍登板となったが、前週にオセアンリーグとの交流戦で5回を投げた段階で、1軍復帰OKという情報も出ていたが、試合日程の関係で1週ズレたために19日もファームでの登板となった。上茶谷が登録抹消となったので、今週のハマスタ6連戦で石田が復帰する可能性はあるだろう。

先発では東がファームで1試合先発し、結果としてはまずまずだが次回の登板の内容を見て判断ということになるだろう。坂本は、ファームでも満塁弾を打たれ、5/26に先発して6回途中6失点。しばらく時間がかかりそうだ。上茶谷は5連敗となりファームで再調整。こちらも数回ファームで登板すると見られ、復帰は交流戦明け以降だろう。

リリーフでは三嶋が右肩の張りで登録を外れ、ファームで2試合登板しているがいずれも失点。5/24に登板した後、週末のロッテ戦では登板しなかった。遠征には帯同しないというだけなら、5/31からの横須賀で登板するだろうが、ここでも登板がなければ少し長引くことになるかも知れない。砂田は登録を外れたばかりで、これから再調整して行く段階。ピープルズは、依然として登板なし。ツイートでファンと交流しており、復帰に向けてリハビリ中だろう。

伊藤光は5/30からチーム合流なので、これから調整ということになる。陽性判定を受ける直前は、バッティングでも結果が出ていた。交流戦、特に5/31からの古巣オリックス戦は出場したかったところだろうが、交流戦明け頃をターゲットに再調整してほしい。

森はファームで10試合出場し、既にショートでフル出場をしている。大きな期待がかかる若手のホープではあるが、もともと体調が整えばすぐに1軍という立場の選手でもない。1軍に呼ばれるには現在ショートに入る選手を超えて、スタメンで使えるレベルの結果が必要だろう。大和にやや疲れが見え、柴田も好調とまでは行かないので、上げるタイミングではあると思うが。

大田は、4/20からのファームで実戦復帰という報道もあったが、先週も試合に出場しなかった。しかし、DOCKで見学をしているファンのツイートでは、オースティンと並んでバッティング練習をする姿もあるので、近いうちに復帰するのではないか。できれば、DHのある来週の交流戦最終週に1軍に呼びたいだろう。

楠本は肉離れからまだ1週間強というところなので、リハビリ中となる。交流戦明けに復帰できればというところだろう。

オースティンは、既にDOCKでバッティング練習をしており、6月中旬にファームでの実戦復帰が見込まれている。森と同様に、実戦のブランクも長いので、ある程度の試合数をファームで出場することになるだろう。始めはDHスタメンで1~2打席、徐々に打席を増やして守備に就き、最後はライトでフル出場といった段階を踏むと思われる。順調に行った場合、7月のオールスター前に復帰できる可能性がある。

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今週の先発ローテーション

上茶谷が登録抹消となったため、土曜日の先発が交代することになる。京山は5/30に登録を外れなかったので、もう一度先発登板することになりそうだ。

日付相手先発
5/31火オリックス今永
6/01水オリックスロメロ
6/02木オリックス濵口
6/03金楽天大貫
6/04土楽天石田
6/05日楽天京山

土日が12連敗で1勝15敗となった。首脳陣がそれに対して何らかの動きを見せるかどうかだが、基本的には勝てるところで勝てれば良いので、無理にローテーションを動かして来ることはないと思う。現状のローテーションで2枚看板となる今永、大貫をカードの初戦に置くのは正しいと思う。

土曜日に石田が入るのが一番収まりが良い。前回の80球での降板から中9日ということになる。100球を投げる登板を作るつもりであれば、他の投手が先発する可能性もある。だが、東を投げさせるつもりなら先週末でも良かったし、坂本、阪口、有吉はファームでの結果が芳しくなかった。となると、現状ファームで先発ローテーションに入っているのは5/24に7回無失点だった徳山だけ。96球を投げているが、先発デビューがあるかどうか。今週のファームでの投手起用に注目したい。

楽天が少し調子を落としているが、土日は早川と則本の先発が予想される。名前だけを見ると今週も勝てなさそうな気がしてしまうが、早川は直近の登板では失点が多くなっている。このあたり、どう出るか。いずれにしても平日のうちに勝っておかないと厳しいことになりそうだ。まずは好投手の山岡と対戦する今永が、本来の投球を見せて投げ勝って欲しい。

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