スポンサーリンク

ベイスターズの交流戦は来年?エスコンフィールドに行ってみた

北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地として2023年にオープンしたエスコンフィールドHOKKAIDO(以下、エスコン)。セ・リーグのベイスターズは、オープン戦、交流戦、そして日本シリーズでしか試合を行う機会がない。2023年の日本ハムとの交流戦はハマスタ。日本シリーズで対戦がなければ、来年のオープン戦か交流戦で初めての試合となりそうだ。

仕事で札幌に行く機会があったので、6月1日のヤクルト戦に行って来た。ベイスターズブログなので、ベイスターズがいずれこの球場で試合を行う時のために紹介という形で書いてみようと思う。

スポンサーリンク

ロケーション

日ハムファン、北海道の方は説明するまでもないと思うが、エスコンは札幌駅と新千歳空港駅の中間あたりにある北広島駅が最寄となる。これまでは札幌市が所有する札幌ドームを借りて試合をして来たが、北広島市の協力のもとに自前の新球場を建設した形。

札幌駅からは、JR千歳線のエアポート快速で約20分。エアポート快速は、新千歳空港行きで、時間帯によるが約10分に1本程度。各駅停車だと6番目だが快速は途中の新札幌に止まるだけ。20分だと東海道線で品川から横浜と同じくらいで、距離もほぼ同じなのに540円。品川から横浜が303円だが、乗車率を考えるとやむを得ないか。

北広島駅からはかなり距離がある。行きはシャトルバスには乗らず、バスが通るボールパーク通りを歩いた。帰りは、BIG BOSS BRIDGEを渡って北広島市総合体育館の北側を通り、千歳線の線路の反対側に出て、エルフィンロードを通って帰って来た。

行きはのんびり行ったので30分、帰りは何人も抜いて行く程の速足で歩いたが19分かかった。北広島駅から歩く場合は、一旦東口に出てエルフィンロードが推奨のようだ。シャトルバスは、西口のロータリーから出ている。大人200円、子供100円の有料で、平日の16時半ごろで行列ができていた。数台が折り返し運転をしている。

ボールパーク通りで言うと、セブンイレブン北広島美沢店までは平坦な道だが、そこから登り坂になる。そのため、200円払って少し待つことにはなるが、シャトルバスを利用した方が良い。球場グルメの為に運動したい人は、歩いても良いかも知れない。

スポンサーリンク

エスコンまでの道

まず、現在の最寄りの北広島駅だが、ホームと階段が狭い。6月1日は木曜日で平日のナイターだったが、16時過ぎの時点で電車はかなり混在していた。新千歳空港へ行く人も乗っているが、かなりの人数が北広島駅で降りた。

改札を出ると駅舎は拡張されているようで広さがあった。東西それぞれに出口がある。ただ、駅のコインロッカーは数が少ないので注意。新千歳空港と札幌の間にあるので、当日に空路で来た場合、荷物を持ったままエスコンを経由して、札幌のホテルへ行くケースもあるかと思う。その場合、北広島駅でコインロッカーを使うのは難しいと思った方が良い。

エスコンにもコインロッカーがあって、荷物を有料で預かってもらえるようだが、北広島駅からエスコンまでの道中も荷物を運ばなくてはならない。6月1日は、ナイターを途中まで見て帰路に就く予定だったし、仕事の荷物も持っていたし、土産も先に買っていて大荷物だった。エスコンのコインロッカーの空き具合が分からなかったので、一度新千歳空港まで行って、空港のコインロッカーに預けてから戻った。

前述の通り、新千歳空港から北広島でも560円なので、そこそこの出費になる。独りで行って球場内を歩き回りたかったので、リスクをなくすために荷物の預け先を確保した。エスコンのコインロッカーの空き状況は確認しなかった。もし可能なら先にホテルへチェックインし、球場で必要な荷物だけを持って行けると良い。

西口側から見た北広島駅。

北広島駅西口のロータリー。奥からシャトルバスを待つ列ができている。屋根も整備されているので、雨に濡れずに待つことはできるが、列が長いとはみ出してしまうだろう。

ロータリーからバス通りの一本線路寄りの道を歩いた。恐らく北広島高校の学生だと思うが、下校時間らしくたくさんすれ違った。

ボールパーク通りの街灯にはこのようなバナーが。

ボールパーク通りの登り始めたところにある、輪厚川の橋。左側が斜面になっており、その山の上にFビレッジがある。

ようやくFビレッジに到着。クボタ アグリフロントは、学習センターとなっている。

画像で見るよりも近くに来ると迫力がある。手間の木で出来た建物は、BALLPARK TAKIBI TERRACE ALLPARで、グランピングができる施設。

FビレッジのMAP。左側がボールパーク通りで、リポビタンGATEあたりから中へ入る。エルフィンロードから来ると、池の横を通って05あたりに出て来る。

ちょうどレフトスタンドの裏あたりにFIGHTERS STOREがある。試合開催日は中からしか入れないようだ。

レフトスタンドの外には駐車場がある。ちょうど千歳線が通っているが、クレーンが立っているあたりに駅を建設する計画がある。それがあればかなり駅から近い球場になる。

外周を一周回れるのかと思っていたが、バックネット裏の外側はバルコニースイートのエントランスがあり、行き止まりになっていた。引き返して一塁側方面を戻る。

一塁側のライトスタンド寄りがコカコーラゲート。ここから入場した。

スポンサーリンク

FIELD LEVEL

さて、いよいよエスコンの中へ入場。エスコンは3階層に分かれており、(1)FIELD LEVEL、(2)MAIN LEVEL、(3)STAR LEVELとなっている。以下のFビレッジ公式サイトにMAPがあるので参照。

ES CON FIELD 1F FIELD LEVEL | 施設マップ | HOKKAIDO BALLPARK F VILLAGE | 北海道ボールパーク
2023年3月開業の新球場エスコンフィールドHOKKAIDOと、周辺エリアを含めた北海道ボールパークFビレッジ。様々なパートナーの方々とともに、“北海道のシンボル”となる空間を目指します。

まずは一番グラウンドに近いFIELD LEVELから。ゲートがいくつかあるが、コカコーラゲートから入場したので、入ったところがMAIN LEVELなので、エスカレーターで下がる。

エスカレーターの上には過去のペナントが展示されている。北海道移転後のヒストリーが壁面に描かれている。

GAORAのファイターズ中継の放送席。ライトのポールのすぐ横にあり、ファンのすぐそばで放送している。解説は鶴岡氏。このセット、試合が始まると向きが変わるようになっている。

コンコースで見る場合は、MAIN LEVELのスタンドまでの高さがないので、打ちあがった打球は見えなさそうだが、前列の座席だとよりグラウンドを近く感じられそうだ。

ミスド、銀だこ、モス、ピザーラなどのチェーン店が多めのFIELD LEVEL。17:30だが、もうかなり並んでいる。

この子はよく知らないが、ファンと記念撮影していた。

ファンがグラウンドに降りてのイベント中。ファイターズの選手もセカンドアップを開始。

DIAMOND CLUB LOUNGEとBALCONY SUITEのエントランス。個室になっていて、コンシェルジュが料理を運び入れていた。ハマスタのNISSAN SUITEと同じ感じだが、個室が全てグラウンドレベル。

FIELD LEVELの三塁側から。

このような3階層の案内板がある。

先ほどの駐車場から一番近いのが3rd BASE GATE。入るとこんな感じ。

FIGHTERS STOREの2階は、ユニフォーム専用フロアになっているが、凄くカッコイイ。

今回、交流戦でエスコンに来る3チームのグッズ。3戦目だったのでつば九郎コラボグッズは完売。

縄付きのしゃけまるを購入。この時は、選手のメッセージカードがランダムで配布されていた。66番は、万波?ラッキー。

ライトのFIELD LEVELに戻って一周。最後列にはボックスシートもあった。

スポンサーリンク

MAIN LEVEL

FIELD LEVELよりも少しだけ上にある2階がMAIN LEVEL。

そしてMAIN LEVELはここが凄い。七つ星横丁。これは居酒屋やフードコートのよう。エスコンは入場券が発売され、座席がなくても楽しめるようにできている。

きつねダンス。こんなに毎イニングのようにやっているとは知らなかった。ファイターズガールも衣装チェンジで登場。

スポンサーリンク

STAR LEVEL

STAR LEVELはやはり高さがある。屋根の黒々しさはあるが、バックスクリーン奥のガラスから空が見えるコントラスト。6月でも札幌は夜には10度を下回るので屋根は閉まっているが、夏場の晴天には開けるようなので、それはまた違った景色になるのだろう。

エスコンは両軍とも応援団は内野のSTAR LEVELにいる。ビジター応援席はこのあたり。ベイスターズがエスコンに行った場合もこの付近で応援することになる。

STAR LEVELの魅力としては、外へ出られるテラスがあること。こちらは、北海道と言えばのジンギスカンが外で食べられるエリア。

かなりふかふかの人工芝に座って飲みながら夜風に当たるのも、夏はいいかも知れない。グラウンドの人工芝よりは深いのかなと思った。

(追記)グラウンドは、屋根付き球場ながら天然芝とのこと。計画時に聞いて屋根付きなのに凄いと思った気がするが、忘れていた。

入場前に見ていた新駅の予定地と、行き止まりだった柵が見える。屋内型球場だが、外の空気がいつでも吸える。

そしてレフトスタンド後方にはTOWER11。4階建ての建物が球場内にある感じ。

3階はサウナと温泉で、手ぶらで入れるとのことだったが、時間の関係もあるので入らず。4階はホテルで、宿泊者以外は立ち入り禁止。球場内のホテルって、野球好きにとってのミラコスタか?

今度はライトスタンドの方へ。

ライトスタンドの裏側ってこうなってるんだ!と驚いた。ここにも外へ出られるテラスがある。

ライトスタンドからテラスへ出て、また戻るという動きを動画で撮影したので、こちらは当ブログの公式You Tubeチャンネルにて。ベイスターズの動画じゃないんだけど。

ライトスタンドの一番奥から。「そらとしば」は行かなかったが、そこも楽しそうだ。

スポンサーリンク

その他

17:00過ぎにエスコンに到着し、19:17にしてやっと自分の席に着席。歩き回るつもりだし、20:00ごろには出るつもりだったからいいけど、これはわけあり席ではないのか?

バックネット裏の最上段はバルコニー席。

CGで映った人の顔にしゃけを入れ込む演出。これは面白かった。

東京音頭。前から思ってたけど、ヤクルトファンはこのタイミングで傘が光るから、どれくらいいるのか分かる。

ファイターズ賛歌のタイミングで20時となり、退出。

闇の中で輝くガラス張りの球場も美しい光景だった。

20:05に最後の写真を撮り、20:22の新千歳空港行きに乗りたかったが、思ったよりも距離があり、相当速足だったが、17分では着かなかった。あと2分あれば乗れたが。保安検査場の通過がギリギリになってしまった。

新千歳空港からの羽田行きは21:45なので、それに乗る場合は20:20くらい出れば間に合うかも知れない。平日ナイターでそのまま帰る場合は、エアポート快速の時刻をチェックしておく必要があるが、球場内のビジョンで案内されていた。シャトルバスだと試合途中であればそんなに混まないと思うが、待ち時間含め余裕を持って出た方が良さそうだ。

2023年にここでベイスターズが試合をするとしたら、日本シリーズ。そうなるといいが、パ・リーグ本拠地は土日となる。2024年は、オープン戦で組まれる可能性もあるが、交流戦で戦うことになるだろう。

屋根のある屋内型の球場なのだが、密閉感が薄い。屋外型の球場のような雰囲気がありつつも、ガラス張りになっていて、寒さを防ぎ、雨にも濡れないという最高の球場。座席に座る以外にも楽しみがたくさんある。一度では全てを体験し切れないので、ぜひまた行きたい球場だ。

ベイスターズファンの皆さんも、時間と予算の都合が付けば、ぜひ訪れて欲しいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました