2025年は阪神でプレーし、自由契約となっていたデュプランティエについて、日米複数の関係者の話からDeNAへの移籍が有力になっているとスポーツ紙が報道した。13日には慰留していた阪神に断りがあり、ソフトバンク入りが有力と報じられたばかりだった。まだ正式発表ではなく、推移を見守る必要がありそうだ。
ソフトバンクとの争奪戦に勝利?
デュプランティエは、2016年のドラフトにおいて全体89番目でダイアモンドバックスから指名された。プロスペクトのランキングにも選出され、2019年にメジャーデビューを果たした。4月1日に初登板で3イニングを投げて初セーブをマークしている。2019年は15試合に投げて防御率4.42だった。
2020年はメジャーへの昇格はなく、コロナの影響でマイナーの試合は行われなかった。2021年は4試合に先発するも防御率13.15と厳しい結果に終わった。その後はマイナーと独立リーグでプレーしたがメジャーには上がれなかった。2024年オフに阪神と契約して来日。
2025年は15試合に先発して6勝も、防御率1.39という素晴らしい数字を残し、90.2イニングで113三振を奪った。ベイスターズファンとしても、夏場までの素晴らしい投球はまだ目に焼き付いて離れない。夏場以降はコンディション不良で登板はなく、日本シリーズ第2戦に登板したものの1回2/3で7失点という炎上。日本シリーズの流れを大きく変える結果となった。
奪三振率11.22という驚異的な数字を残し、ベイスターズ戦を含む2完封を挙げた。投げているボールはNPBでも屈指のものだったのは事実。しかし、8月9日を最後に登板できておらず、スタミナ面、持続性は疑問。
ジャクソンに代わる補強の候補として名前は挙がっていたが、個人的には年間を通した活躍は計算できないと思っているので、2年間しっかりとローテーションで回り続けたジャクソンとは比較にならないと思っていた。
阪神残留かと思っていたが、13日に阪神の竹内副本部長が契約交渉を終了したことを明らかにした。これでソフトバンク入りが有力という報道になったのだが、ここに来てその契約相手はDeNAであることが分かった模様。
2025年は75万ドルだった年俸については、ソフトバンクが2倍以上の2.5億円(約160万ドル)を提示したという話もある。ソフトバンクがケガなどのリスクを踏まえて単年だったとしたら、DeNAは長期の複数年契約で争奪戦を制したのだろうか。
最近のベイスターズは良い外国人選手を獲得できているので、仮にジャクソンも退団となるなら、新しい外国人投手を見つけて来るのだと思っていたので、他球団からFAとなった選手を獲りに行ったことは少し驚きだ。
まだ第一報という状況なので、今後の正式発表や獲得の経緯、条件なども注目して行きたいと思う。もちろんベイスターズの一員となれば応援するが、ケガや年間を通しての活躍には不安が残る。阪神やソフトバンクが現状を把握して手を引いたのではないと良いが。メディカルチェックは西武と同じくらいしっかりとやった方が良いかも知れない。
ジャクソンとの残留交渉は決裂
ケイと同じくMLBへの復帰を希望していたジャクソン。ベイスターズも残留交渉を行っていたが、決裂したという報道もある。デュプランティエを獲得するとしたら、既に新外国人投手を3名獲得している状況で、同じ先発のジャクソンは退団が決定したということなのだろう。
瞬間風速という意味で言えばデュプランティエの方が圧倒的な投球を見せたことは間違いない。しかし、NPBで安定して成績を残すという意味ではジャクソンの方が計算できる。ジャクソンがMLBと良い契約を結べたということであれば、それを尊重して応援したし、代わりの先発投手としてNPBで実績のあるデュプランティエを獲得したというのなら、結果は分からないがフロントとしては最大限の努力だと思う。
元チームメイトのジャクソンとデュプランティエは仲が良いという話だが、さすがに2026年に両者がベイスターズに在籍するということはないだろう。デュプランティエが阪神残留も含めて2026年の所属先を選択する上で、ベイスターズはどういう感じなのかはジャクソンから情報を聞いた可能性はある。そういった意味で、ジャクソンがベイスターズを推してくれて決まったということなら、喜ばしいこと。
ジャクソンの行方も気になるが、NPB内の移籍もないわけではない。デュプランティエがDeNAに移籍するのなら、ジャクソンがソフトバンクへ行っても不思議はない。12月も後半に入ったが、年末までの動きに注目したい。


コメント
【最近のベイスターズは良い外国人選手を獲得できている】
う~ん どうでしょうか
確かにケイ ジャクソンは活躍しましたが 先発投手はそれ以前は全然活躍した投手はいないです。
終盤から活躍したガゼルマン ロメロ?も2年目はダメで解雇ですし。
野手は良い選手を獲得しますよね
ただここ数年 助っ人は日本の投手のレベルが上がったのに打てないので
今のベイスターズも補強した野手はどうでしょう
昔みたいにはいかないと思います。
バウアーはあれだけの実績があったけど 実質2年目の今年はダメでした。
難しいですよ。
育てるって これが出来る球団とは思えないです。
たまたまジャクソン ケイが成長しただけだとも思います。
実績残した阪神のディブロ〇〇 も故障がちなのかなあ 途中から出てないですよね
球団の外国人投手の最多が10勝。その中に直近のバウアーとジャクソンが含まれる通り、歴史的に外国人投手がなかなか活躍しないチームなのは事実です。
ただ、ジャクソンとケイの活躍を「たまたま」と言ってしまうのはどうでしょうか。それを言い始めると全てがたまたまですよね。
ジャクソン、ケイあたりから獲得する投手のタイプが変わって来ているので、それが継続されるのか、2026年に加わる投手たちの投球を見ないと何とも言えないと思います。
そもそもバウアーは育てるような投手ではないですよね。先発投手に限らず、最近NPBに来た外国人がどれだけ活躍しましたか?それを考えれば、ベイスターズは良い方だと思います。
まだ獲得が正式決定したわけでもないですが、デュプランティエについては、通年での活躍が期待できないと思っているのは、本文に書いた通りです。