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苦しい時に最高の形!打線爆発、大貫完投

09/05 広島東洋1-10横浜DeNA@マツダ

前日の長時間ゲームの影響で、宿舎の出発を遅らせたというDeNA。リリーフも2日続けて7人を注ぎ込んでいた。13連戦中の厳しい日程の中で、打線が大量点を奪い、先発が完投する展開という最高の形での勝利となった。

ポジ

13連戦の前半でブルペンデーを組み込んだことで、リリーフ陣が軒並み登板過多になっており、ここに来て石田を始めとして調子も下がってきていた。クローザーの三嶋は連投の上に回跨ぎをしており、彼らを温存した上での勝利がどうしても欲しい日だった。

東京ドームでの惨敗後、当日移動でしかも途中名古屋付近での豪雨で1時間遅れで広島へ入り、4時間47分の乱戦を戦った選手たち。休む間もなく暑い中でのデーゲームが待っていた。この日はビジター練習を軽めに変更し、通常よりも1時間ほど遅く宿舎を出発した。

そんなチームメイトの戦う姿を、先発投手としてベンチ外から見ていた大貫は、静かな闘志を秘めてマウンドに上がった。ここ2試合は今季好調の投球が出来ず、勝利から遠ざかっていた。プロ入り初となる広島戦の登板。初めて踏むマツダスタジアムのマウンドで、大貫が躍動した。

序盤で大量援護をもらうと、低めに集めて打たせて取る投球が持ち味を発揮。4回に鈴木にバットの先に当たった打球が佐野の前に落ちた二塁打と、松山が低めのボール球のフォークを拾い、ライトポール際のフェン直ダブルがタイムリーとなって1点を失ったが、それ以外は全く危なげがなかった。

8回を終えて96球。ここまで8回を投げたのが最高だった2年目の右腕は、9回の攻撃でも打席に送られ、プロ初完投を目指して9回のマウンドへ。ここでもショートゴロ2つで2アウトを取った。しかし、坂倉とメヒアに連打を許してピンチを迎える。自身最多となる112球目は、田中広にフォークを打たせて、浅いセンターフライに打ち取った。

投手陣が一番キツいところでのプロ初完投勝利は、本当に価値がある。無四球で守備の時間も短く、野手にとっても良い流れの試合ができた。これで6勝目となり昨年の自身の勝ち星に並ぶとともに、チームの勝ち頭になった。今永、平良が離脱している中、井納がダメでも大貫がいるという状況はチームにとっても心強い。

その大貫の完投を強力にアシストしたのは、序盤から大瀬良を打ち崩した打線だった。

しんどいスケジュールで疲れもある中、初回から打線が機能した。梶谷が二塁打で出塁すると、細川は右打ちで進塁打。ソトが楽な気持ちで打席に入り、センター前へ先制打。佐野も繋いで1、3塁の形を作り、宮崎のゴロ間に追加点も得られた。

4回には柴田に今季1号の3ランが飛び出した。昨年も3本打っており、剛速球系の外国人投手からもホームランを打つ、隠れたパンチ力を持つ選手だが、インサイドを狙ったカットボールがど真ん中に入ってきたところを思い切り振り抜いた。柴田の身体の大きさからは想像できないような良い音がして打球はライトスタンドへ飛び込んだ。これで6-0となり、普通なら試合が決まったという雰囲気なのだが、前日のことがあるから誰しもがまだ分からないと思ったかも知れない。

さらに投手の大貫に今季初ヒットが出て、梶谷が繋いだ2アウト1、2塁で、3回に2試合連続の11号ソロを放ったソト。中田のインサイド低めのストレートを捉えた打球は、レフトスタンド後方のネットに当たる特大の3ラン。このイニング2本の3ランで一挙6点。試合を完全に決めた。

ソトのマルチホームランは7月4日以来、2度目。過去のシーズンではマルチホームランを多数打ってきたが、ここから量産なるかどうか。

厳しい日程、コンディションの中、高い集中力で本調子ではない大瀬良をKOし、先発が楽に投げられる援護点を奪い、主力が途中交代で休めるという、理想的な展開で連敗を止めた。

ヤジ

言うことなし。

キジ

8回にもエラーで1点をもらい、2試合連続の2桁得点は今季初。前日に続く17安打は、今季最多タイとなる。先発全員安打に細川だけが足りなかった。細川は点差が付いたことで守備固めとして桑原に交代してしまった。2、3打席目に結果が欲しかった。3打席目は際どいボールだったが、カットして欲しかったと思う。

宮崎が一番早く交代したが、梶谷、ソトは終盤まで打席に立った。本人の意向もあるだろうが、前日のことがあるので、あまり早い段階で代えづらかったかも知れない。梶谷は4安打になった。広島戦は.379と突出して相性が良い。

4連戦の3試合目となる6日は京山が今季初先発。梶谷を中心とした打線が援護できるかどうかがカギになる。2日連続2桁得点の後となると湿りがちだが、遠藤に対してきっちり攻めて欲しい。

台風10号は沖縄、九州を中心に猛烈な勢力で通過しそうで、この地域の方々はぜひ身の安全をはかってもらいたいと思う。広島地方は少し台風の中心からは距離があるが、風が強まって行きそう。日曜の夜から月曜の日中にかけて一番ピークになりそうで、日曜のデーゲーム、月曜のナイターだともしかしたら両方開催できるかも知れない。

この4連戦で中止が発生した場合は、9月28日の予備日に組み込まれ、9月25日から10月4日まで10連戦となる。これからも台風、秋雨前線の時期が続くので、可能であれば消化したいところだろうが、月曜の風雨による被害等の状況にもよるだろう。かつてない規模で接近すると言われる台風10号だけに少し離れた広島地方も含め、特に西日本地域においては警戒して過ごしていただければと思う。

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