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大山定期 どれだけ打たれるのか

10/11 阪神4-3横浜DeNA@甲子園

またも大山に打たれ放題。決勝の逆転2ランを含む猛打賞で今季の対戦打率は.426に上がった。打線は前日に続いて3本塁打で全てソロ。それ以外に打線の繋がりがない分、再逆転を許して敗れた。上茶谷は1球の甘さに泣き3敗目。

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ポジ

ポジっていいのか微妙な気持ちになるが、佐野、オースティン、ロペスと3ホームランが飛び出した。

佐野は明らかに不調期に入っているが、ノーヒットには終わらない安定感がある。この試合でも2回に秋山の甘く入ったフォークを振り抜き、左打者には優しくない甲子園のスタンドへギリギリ飛び込む16号。3打数1安打でも若干打率を下げるハイアベレージなので、もう少し四球を選べると良いのだが。

オースティンは3試合連続。真ん中に入って来たカットボールだったが、確実に捉えることができた。8戦8発。まだ気が早いが、2013年8月にバレンティンがマークした月間本塁打記録の18本を上回るペースだ。月末までコンディションを維持できれば、オースティンにとって不可能な数字ではない。名古屋での3連戦はあるが、それ以外は移動がないのはプラスだろう。

ロペスはレフトのポールを直撃する8号。3-0から打って出て、高めのボールを彼らしいスイングで運んだ。いよいよカウントダウンに入って来た。来週達成するくらい打ってくれれば嬉しいけど、今の出場ペースからして再来週だろうか。

砂田が2番手で2イニングをパーフェクトピッチング。ファームも含めて、今年見た中で群を抜いて良かった。いや、ここまで投げられるなら1年間ブルペンにいて欲しい。スライダーの抜け球はあったが、キレも良く、全体的にはコントロールが良かった。スピードガンについては後述。

パットンはこの日も無失点で15試合連続。勝ちパターンで使いたかったが、展開上仕方ない。来週も頼りにしたい。

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ヤジ

今週は5回まで投げたのが、ブルペンデーの平田だけという、あまりにも酷い先発投手陣だったが、上茶谷は何とか5回まで行った。先週日曜の大貫以来となる。

この日はコントロールが良くなかった上茶谷だったが、2回は先頭の大山にカットボールが真ん中に入って二塁打。サンズは低めの変化球で引っ掛けさせたかったが、センターへ返されてすぐさま同点。さらに梅野の犠牲フライで逆転を許した。

ソロ2発で逆転してもらった直後の5回は、先頭の北條を歩かせてしまった。彼には失礼だが、打線の中で安牌とも言えるところ。ヒットを打たれてしまったのならまだしも、歩かせるというのは言語道断。この回やられるなと思ったが、その通りになった。

外側を狙ったスライダーが真ん中に入ってきて、2回と同じような打球は、今度はレフトスタンドに届き、痛恨の逆転2ランとなった。降板後、自分の額をポカリとやるような仕草を見せていたが、悔やんでも悔やみきれない1球になった。ただ、前回登板で指に異常があって登録を外れたが、早期に戻ってある程度の投球をできたことは良かった。残り試合で来季への手ごたえを掴んで欲しい。

打線は、ソロ3本と上茶谷の2安打以外は僅か1安打。6回以降は阪神のリリーフ陣にノーヒットに封じられた。新型コロナへの感染もあってベストメンバーではないのだろうが、秋山から桑原へのスイッチがうまく行き、エドワード、藤浪、スアレスには球威で圧倒された。藤浪、スアレスは160キロ超を投げられる投手だが、ちょっと甲子園のスピードガンが速過ぎると思う。

砂田も良かったとは言え、144キロをマークしていたが、そこまではいかないだろう。パットンも154キロは過去にもあったが、2キロ前後は速く計時されていた気がする。大事なのは打者が球威を感じているかなので、観客が盛り上がるので少し盛っていても良いとは思うが。

この試合もラミレス野球の負けパターンそのものだった。大砲を並べた打線が3ホームランしても、いずれもソロで3点止まり。そして、守備を軽視したオーダーで守りから破綻する。エラーとなったのはオースティンの落球だけだが、あれはいずれにせよ犠牲フライで得点は入っていたはず。

それよりも2回のサンズのタイムリーは、センター寄りに守っていたにも関わらず、強めの打球にソトが追い付けなかった。もちろんソトにはバッティングで期待しているわけだから、今さらどうこうというのはないが、通常のセカンドの守備力だとタイムリーになっていないと思う。他にもこれが抜けてしまうのかというゴロがあった。オースティンも、エラーした分はホームランで返した形だが、こういった1点を争う試合での守備力は勝負を分ける。ラミレス野球においては、打てる日に打ち勝つ野球なので、この展開にしてしまったことが敗因なのだろう。

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キジ

連勝はならず。両チームのリリーフが好投し、ヒットは8回にパットンが打たれた大山の二塁打だけという、リリーフの投手戦となった。藤浪は大和に抜け球が行ってしまったが、その後はしっかり投げられており、精神的にも成長したかなという感じ。球界でも真っ先にコロナにかかり、振り回されてきた藤浪だが、コロナの影響でリリーフに回り、何かを掴みつつあるのだから分からない。

阪神戦はこれで8勝10敗2分。例年を考えれば健闘している方だが、今年に関しては阪神にやられているというより、大山にやられている感じだ。現地で見せつけられたグランドスラム、2ランの2発もそうだが、ここまで.426、5本、19打点とやられ放題。しかし、ヤクルト戦は不思議と60-9で.150で1本塁打しか打てていない。

ヤクルトの投手陣は、チーム防御率だけを単純にみるとリーグワーストの4.75であり、決して良いとは言えないが、大山は抑えている。相性みたいなものもあるとは思うが、どういう攻め方をしているのか、研究する必要があるだろう。投手陣の質を考えれば、DeNAができないはずがない。逆にヤクルトはサンズに.370と打たれまくっているのだが。

週明けは神宮でヤクルト戦。神宮もこれで今年最後となる。大貫がこの3連戦に回っているので、初戦に登板することになるだろうか。坂本が1日後ろにずれて、井納と続くことが予想される。大貫の2桁勝利、そして坂本が来季への手ごたえを掴めるか。大貫の日は援護が欲しい。

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コメント

  1. わお より:

    実際に160出てると思いますよ
    特別にガンが甘いってことはないとおもします

    • Rocky より:

      コメントありがとうございます。
      ガンが甘かったかどうかはどちらも根拠がないので、これ以上は書きませんが、藤浪は3回とも160キロが甲子園とのことなので、他球場でも見てみたいですね。

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