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東が7失点KO 4年ぶり17失点の大敗の惨劇

05/08 広島東洋17-3横浜DeNA(マツダ)

今年の広島戦を象徴するような惨劇になってしまった。4戦3敗の開幕投手・東が初勝利を期したが、立ち上がりからコントロールに苦しみ、打ち込まれた。初回に4安打で3点を奪われ、3回には西川の2ランなど6安打で4点を追加された。3回7失点でKOされると、2番手の宮國も末包に満塁弾を浴びるなど6失点。その後もマクブルームに2発を許すなど、合計で5本塁打、21安打と滅多打ちにされ17失点の大敗。

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ポジ

なし。

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ヤジ

試合前から、前日サヨナラホームランを浴びた三嶋が登録抹消、ソトが練習を欠席してスタメンを外れるなど、良いニュースがなかったが、マウンドで投げる東を見てさらに絶望感が漂った。

今年、ずっと東らしいボールが見られていないのだが、この日も全く別人のような投球。いきなり中村健を歩かせ、菊池涼はバントかなという雰囲気で、高めのストレートを投げたところを見事にバスターエンドランを決められ、ノーアウト1、3塁。その後、変化球をきっちりと打ち返され3本のタイムリーを浴びた。

ストレートは、スピードガン表示では145キロを超えるものがあったが、全く球威が感じられない。打者もストレートをマークする必要がないから、変化球に対していとも簡単に対応できる。ストレートが指にかかっておらず、抜けたような感じになっているので、初速はあっても伸びがないし、高めに浮いてしまっている。

東はカーブとカットボール、2種類のチェンジアップを持っているが、球威のあるストレートがあるからこそ変化球の効果がある。その変化球もコントロールできておらず、キレもないため広島打線に次々と捉えられた。ケガで投げられない期間が長かった東だが、プロに入ってここまで打ち込まれるのもあまりなかった。

素人なので原因など分かるはずもないが、ここまでボールが悪い状態が続くのは、単に調子が悪いという次元を超えているように思う。昨年、復帰した直後は打線の援護がなく2敗もしたが、もっと良いボールを投げていたし、ハマスタでの勝利は間違いなく素晴らしいボールを投げていた。

開幕投手に選んだのも、春季キャンプのブルペンでの投球を評価してのことだったはず。上茶谷の件を考えても、東がキャンプでもこのボールを投げていたら任せていないのではないか。他にいないと言っても大貫もいるし、このボールで開幕投手はないと思う。

沖縄でのオープン戦で登板した後、ハマスタに戻って来た時に1週間空いて投げたが、この時は疲労がたまっていた為と説明されていたが、やはり何かあったのではないか。その後のオープン戦も、結果として抑えはしたが、東本来のボールではない部分もあった。ずっとストレートについては不安な部分はあったが、徐々に上げて来るだろうという期待もあった。だが、開幕から1ヶ月以上過ぎても一向に改善しない。

これだけ本来のボールが行かないとすれば、フォーム的な問題か、肩や肘に故障が発生しているのではないかと疑ってしまう。この内容で次回も任せるのかどうか。個人的には、東のボールが投げられるまでファームで調整した方が良いと思う。1軍に帯同していても変化がないなら、小谷アドバイザーと話してみてはどうか。

ただでさえ、広島打線に打ち込まれている今年の対戦。東が大炎上し、打者もプレッシャーなくスイングして行けるところで、後続の投手も飲み込まれた。宮國は複数イニングを投げて欲しいという気持ちもあっただろうが、ストライクとボールがはっきりしていて、球威もあまり感じられなかった。末包のグランドスラムなど6失点で、交代せざるを得なくなった。

前日まで35試合で11本塁打の広島打線に、5本塁打を許した。マクブルームはこれまで2本塁打と、長打はあまり出ていなかったが、レフトスタンド上部のネットに当たる特大弾を許し、2打席連続ホームランも浴びた。一気に本塁打が倍増した。

広島戦は1勝8敗となり、その勝敗を象徴するかのような惨敗。再来週には交流戦が始まる為、広島との対戦は6月24日からのハマスタでの3連戦までない。その間、チームを立て直し、対策を練って、プロの意地を持って反撃して欲しい。昨年のヤクルト戦のように、2桁の貯金を与えるようなことを繰り返してはならない。

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キジ

大量失点のビハインドの中ではあったが、蝦名が代打でヒットを放ち、苦しんでいた柴田もマルチヒットをマーク。3割打者の牧は、4打席目できっちりと一本ヒットを放ち、タイムリーで打点も加えた。だが、それらをポジティブに受け止められないほどの惨劇。

1点差で負けようが、17点取られて14点差で負けようが、一敗には変わりない。そうなのだが、東が見るも無残に打ち砕かれた今後への不安、ソトが背中の張りで欠場し、大田が再び足を痛めたという離脱者の多さへの絶望。それらが不安や絶望感を増長させ、この敗戦をより際立たせている。

17失点は、2018年9月16日のハマスタでの阪神戦で、20失点を喫して以来4年ぶり。その時の投稿が下記だが、今永、田中健、三嶋、砂田とこのカードでも投げていた投手が絡んでいた。

1週間前の5月1日(日)の時点で、チーム防御率は4.12だった。今週は2度の延長戦も含めて、投手陣が頑張り、前日には3.69まで改善していたが、一気に4.14まで悪化。しかし、週単位で言えば帳尻は合っている。前日までに抑えていた分をまとめて取られたと考えることにする。気休めにもならないが。

これで日曜は4戦全敗。曜日別の勝敗を見てみると、土日は1勝9敗。上茶谷のマダックス以外は全て敗れている。土日がお休みで現地、あるいは中継で観戦している方も多いと思うが、これは惨憺たる結果だ。

勝率打率防御率
6330.500.2603.6322294
6420.667.2053.1626203
4310.750.2913.8218146
5230.400.2304.1116245
6150.167.2493.2514232
4040.000.2468.0717346
3113180.419.2444.1411314426

この日、ファームでホームランを放った宮崎は、来週の新潟での読売戦から戻って来る可能性はあるが、ソトは背中の張りで少し休むことになるかも知れない。大田は、足の張りということだが、4月28日に痛めた箇所の再発であれば、治療に専念するかも知れない。コロナでの離脱がだいぶ落ち着いてきたと思ったら、今度はケガ人が続出。これは単に不運なのか、何か原因があるのか。

厳しさは続きそうだが、嘆いても何も始まらない。今1軍にいる選手にはチャンス。この惨劇を乗り越え、全員野球で勝利を掴み取って欲しい。

コメント

  1. 今シーズン終了 より:

    全てにおいてもう終わり。もう今シーズン応援を辞めるレベル
    さすがにこの量のケガ人ではソフトバングでも最下位回避は無理
    また来年

    • Rocky より:

      はい、無理をして応援しなくても良いと思います。応援の仕方もそれぞれ。
      今日の投稿はもっと終わってる感が出てそうなので、見ない方が良いかも知れませんね。

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