横浜DeNAベイスターズの春季キャンプは19日、第4クール最終日。ブルペンでは、次の登板に向けて森唯、松本凌、徳山らが投球練習を行った。ランチタイムには、東、山崎、伊勢がライブBPに登板。東と山本が対戦する場面もあった。午後は、先発投手がメイングラウンドで打撃練習を行った。練習終了後、最終クールでA班とB班のメンバー入れ替えが発表された。
ライブBPで東と山本の対決も
ランチタイムの打撃練習では、ライブBPとして東、山崎、伊勢が登板した。東は、今季初めて打者への投球となる。全体的にはコントロールが今一つだったように見えたが、この時期ということもあり、これから調整ということになるだろう。
最優秀バッテリー賞をともに受賞した山本とも2打席対戦し、最初の打席では見え見えのストレートをレフト前ヒットとされたが、次の打席はやや強めの当たりではあったがサードゴロだった。18日の練習試合でも結果を残した松尾が、非常に良いバッティングを見せていた。これには東もいずれレギュラーとして出て来ると評価していた。
山崎は、守護神奪回へ向けてストレートを確認。しばらく投げていなかったチェンジアップも投げ、シーズンでの活用を模索して行く。山崎の場合は、ストレートでしっかりとカウントを取れるかどうかだと思うので、チェンジアップもいいが、とにかくストレートのキレとコントロールを仕上げて欲しい。
午後のバッティング練習では、パ・リーグで長くリリーフを務めた森唯斗が、セ・リーグでの先発起用に向けてバントとバッティングの練習。自分を助けることにもなるので、今後も練習を続けて、最低限の役割ができるようにしたい。
高校時代にバッティングが良かったという中川颯は、左打席から素晴らしいスイングを見せ、柵越えを放った。1軍での先発デビューが実現すれば、プロ初ヒットもそう難しくはなさそうだ。
三浦監督が、上茶谷はリリーフの予定なのに、誰が呼んだのかとイジっていた。上茶谷が、さまざまな選手のモノマネをすることを分かった上で、話題を提供してくれたのか。ちなみに、前日からメニューにしっかりと27が入っていたので、呼ばれてないわけではない。
22日からメンバー入れ替え
第4クールが終了し、20日はA班にとっては今キャンプ最後の休養日となる。キャンプ前からの既定の通り、21日から始まる最終クールに宮崎、大和らベテランが合流して来る。B班も練習試合に出場するメンバーと、主にリハビリ組になるが、奄美に残って練習を続けるメンバーに分かれる。
A班とB班のメンバーの入れ替えが以下の通り発表された。
【A班(宜野湾)に合流】 戸柱恭孝 伊藤光 大和 宮﨑敏郎 大田泰示 楠本泰史 【B班(宮崎)に合流】 坂本裕哉 佐々木千隼 益子京右 西浦直亨 井上絢登 梶原昂希 ディアス マルセリーノ
昨日も書いた通り、このタイミングでB班に合流することは、必ずしも「2軍落ち」という意味ではない。21日以降は、A班でオープン戦含めて4試合、B班で3試合の実戦を予定している。それらの試合でうまくメンバーを分散させて、実戦を積ませる狙いもある。
特に投手は、最終クールは先発投手のイニングも少しずつ伸びて来るし、山崎や伊勢も実戦登板を迎えるので、登板できる機会が限定される。B班はリハビリ組に入っている投手も多いので、試合で投げるメンバーとして、坂本、佐々木、ディアス、マルセリーノをB班へ合流させたのだと思う。
野手の4人も不振というよりはB班の練習試合を成立させ、長いイニングを出場するための入れ替えだろう。特に井上は、宮崎がA班に来ることでサードでの起用が限定的になるので、それよりもB班で試合に出したいという意図もあるだろう。
日付 | A班@宜野湾 | B班@宮崎 | B班@奄美 |
20火 | 休養日 | 練習日 | |
21水 | C-DB@沖縄市 | 移動日 | 休養日 |
22木 | 練習日 | H-DB@生目第二 | 練習日 |
23金 | S-DB@浦添 | C-DB@天福 | 練習日 |
24土 | F-DB@名護 | B-DB@SOKKEN | 練習日 |
25日 | DB-E@宜野湾 | 移動日 | 移動日 |
ただ、沖縄も週末の天気は微妙だが、宮崎は天気予報が悪く、試合がどれだけできるか心配なところがある。
宮崎らベテラン組は、20日も奄美で練習し、21日に移動する形になるようだ。21日の練習試合は、B班へ合流するメンバーを除いた、限定的な人数で試合をこなすことになりそう。
21日は森唯斗-上茶谷のリレーが実現
21日からA班は最終クールに入る。初日は、沖縄市のコザしんきんスタジアムで広島との練習試合を行う。野手はA班に残った全ての選手が参加し、投手陣は予備の2人を含めた7人が参加する。既にスタメンと継投が発表されている。
9 度会 8 関根 D オースティン 4 牧 7 佐野 5 京田 2 山本 6 石上 3 西巻 [継投] 森唯(3) 上茶谷(2) 松本凌(2) 宮城(1) 徳山(1) 予備:石川、中川虎
打順は、これからいろいろと試して行くとは思うが、オースティン、牧が入って開幕オーダーを思わせるような並び。サードに宮崎が入って来ると完成するが、6番宮崎だったらこんな贅沢はない。
森唯斗が開幕ローテーションに向けて少しずつ登板イニングを伸ばして行く。そして、2番手は因縁の相手からもはや一番の仲良しという感じの上茶谷へリレー。シーズン中にこの二人でヒーローインタビューがあれば、というところだが、一足先にここで二人のリレーが見られる。
そしてルーキーの松本凌は、今回は2イニングで回跨ぎもテストする。前回が良かっただけに、2イニングでどんな投球を見せるか楽しみだ。宮城、徳山はリリーフでの開幕1軍に向けてしのぎを削る。
早いもので第4クールを終え、最終クールに入ろうとしている。週末にはオープン戦がスタートし、開幕が近づいて来る。オープン戦に向けた選手たちの仕上がり、若手のアピールに注目したい。
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