08/26 横浜DeNA2-3阪神(ハマスタ)
2回に筒香の9号ソロで先制。4回には筒香が2打席連続の10号ソロを放って2点をリードする。先発のケイは阪神打線を7回まで僅か1安打に抑える好投。打線は7回、8回のチャンスを逃し、2点差のまま9回表を迎える。伊勢から入江にスイッチしたが、1アウト1、3塁から佐藤輝の犠牲フライで1点差とされる。続く大山には初球をライトスタンドに運ばれ、まさかの逆転。9回裏に1アウト満塁のチャンスを作るも後続がなく敗れた。
ポジ [Good]
8月15日の練習中に腰の違和感を訴え、16日に予定されていた先発を回避。登録を抹消されていたケイが最短の10日で復帰。体調面の問題を全く感じさせない素晴らしい内容だった。
ストレートに力があり、阪神打線がまともに弾き返せなかった。7回まで許したヒットは何と投手の村上だけ。それも二遊間へのゴロが抜けて行ったコースヒット。四球も坂本への1つだけで、6三振以上にゴロアウトが目立った。
これだけの完璧な投球をしていたのだが、やや球数は嵩んで7回102球。それでもHQSで十分過ぎる内容。完封でもしないと勝てないというくらいの状況で、本当に気の毒だ。自分ができることに集中した結果ということだが、次回もチームのために自分らしい投球を見せてくれたらと思う。
筒香が、圧巻の2打席連続ホームランでMLB移籍前の2019年以来の2桁ホームランとなった。2回の1本目は、初球のカーブがボールとなり、その後3球続けてストレートが来て2ボール2ストライク。5球目もストレートで、真ん中高めに浮いて来たところを捉え、打球は右中間のスタンドに届いた。24日の読売戦でも8号を放っており、これで2試合連続となった。
そして4回の2打席目も先頭打者として迎え、アウトサイドへのストレートを2球見逃して2ストライク。3球目は高めの釣り球で、村上としては要求通りに投げたはずだが、高めの完全なボール球を強引に運ばれ、打った瞬間というような鋭いライナーがライトスタンドへ突き刺さった。
この打球は全盛期を彷彿とさせるもので、ヤクルトの村上にも負けていない凄い打球だった。13日のヤクルト戦でも代打で3ランを放っており、最近10打数で5安打4本塁打と当たっている。二軍での調整から復帰後はなかなか出場のチャンスを得られなかったが、自ら結果を出すことで掴んだ。この日は3安打だったが、シーズン通算は未だに1割台の打率。残りのシーズンで少しでも取り戻して欲しい。
ヤジ [Bad]
筒香の2打席連続ホームランで好投手の村上から得点を奪ったが、いずれもソロで2点。その後のチャンスは生かせず、追加点がないまま9回表を迎えた。8回まで阪神打線を1安打に抑えていたとは言え、嫌な雰囲気はあった。
入江は先頭の近本をショートゴロに仕留めた。一塁は際どいタイミングで、藤川監督は残り1回のリクエストを使ったが、判定は覆らず。先頭を取ったのは大きいと思ったが、続く中野はアウトサイド低めのストレートを上手くヒットコースへ運んで内野安打。
森下を迎えて外野は長打警戒で深く守った。初球は森下が避けるほどインサイドへ行ってしまった。2球目も抜け気味のストレートで2ボール。ここでストライクを取れる変化球があればいいが、フォークがゾーンに残れば逆に絶好球になってしまう。ストレートで行き、バットを折ったが押し込み切れずに打球はセンターの前で弾んだ。1アウト1、3塁となり、一発逆転の場面で佐藤輝を迎える。
ストレート2球の後、フォークを2つ投げて2ボール2ストライク。5球目のストレートは真ん中へ入ったが、フォークも見せていたことで紙一重のところで押し込めた。センターへの犠牲フライとなり1点差となったが、2アウト1塁であと1つアウトを取れば逃げ切れる。
新潟で高寺にホームランを浴びているとは言え、一発があるのは大山。彼に対してはホームランだけは避ける攻めをして欲しいと思った直後、初球はアウトサイド高めに浮いた。大山が上手く合わせた打球はライトスタンドに届いてしまった。
初球、どういう意識で投げたのだろうか。早くアウトを取りたいと投げ急いだのか。ランナーを溜めたくないのでストライクを取りに行ってしまったのか。もちろん同点のランナーを二塁には進めたくないが、ボールで入っても良いくらいの慎重さが必要な場面だった。
高めのストレートが行くにしても、インサイド高めなら見逃してボールか、ファウルにしかならなかっただろう。アウトサイドの高めは合わされるとこういうホームランは起こりうる。前にも書いたが、コースと高さを同時に間違えるミスをすると技術の高い打者は逃してくれない。
以前にも書いた通りクローザーとして投じる10~20球、もっと集中力を高めて投げて欲しい。他のクローザーの被本塁打は1、2本で、今年はマルティネスが珍しく3本打たれているが、うち2本は細川。それに比べると入江の5本は多過ぎる。24日の岸田の打球もあと僅かでホームランというフェンス上部に当たる一打だった。
これで3敗目だが、過去は同点でマウンドに上がった時の敗戦であり、セーブシチュエーションでは追い付かれることはあっても、逆転まで許したのは初めてということになる。クローザーとしては同点にされてしまったらダメなのだが、セーブシチュエーションでの大きな失敗は初めてになる。
この日は入江の27歳の誕生日で、バースデーセーブに向けてお膳立てが整っていたのに、自らのピッチングでブチ壊しにしてしまった。言うまでもなく一番悔しいのは入江だろうが、先週の広島戦での被弾(2敗目)、セーブは挙げたが24日の1失点と8月後半で失点が続いている。このままクローザーでの起用を続けるべきかベンチは考える必要がある。
入江を責めない代わりに「疲れているのかな」みたいなことを書いている人がいるが、批判していないつもりなのだろうし、本当に心配している部分もあるのだろうが、プロはどの選手も疲れがある上でシーズンを乗り切って結果を出す。選手たちも結果が出ないことを疲れのせいにされるのは不本意なところもあるし、あまりファンが勝手に疲れているからみたいなことを言うのはリスペクトが足りないと思う。
入江は故障があったので、フルシーズン投げ続けるのは久しぶりとなる。そういう意味のスタミナ切れはありうるだろうが、オールスター前後に神経障害で一度離脱している。そこで少し疲れを取れた部分もあるだろうし、逆にそれが影響している可能性もある。
現状の投球だとフォークも上手く決まらないし、ストレートも含めてあまり空振りが取れないので、ストレートを打者が打ち損じるのを待つような投球になってしまっている。スピードガンで157キロが出ていてもそれは初速なので、打者が手元で速く感じなければ意味がない。現状では阪神の石井の150キロの方が球威がある。
思い切り腕を振って、指にかかったストレートが高めに決まれば威力があるが、低めを狙ったストレートが少し抜けるような形で浮いてしまうと、腕の振りで155キロ前後と表示されても回転が不十分なので打者が振り遅れない。ほぼストレートだけみたいな組み立てになっている上にこのボールでは厳しいと思う。
キジ [Other]
ショッキングな負け方で、もちろんファンとしても非常に悔しい。8回まで作り上げて来たものが一気に崩れ去り、9回裏の反撃も同点にすらできず、独走する首位チームとの差をまざまざと見せつけられた。
もし阪神と2.5ゲーム差くらいで競っていたら、それはもう寝れないくらいに悔しかっただろう。残念ながら現状では今さら阪神に勝ったところでもう何も起きない。そういう意味では少し寂しさも感じる。
基本的にハマスタへ行くときに「勝つと思って行くことはない」。もちろん「勝って欲しい」と思うが、勝てると思って行かないようにしている。この日もケイの好投は期待していたが、村上を打てずに競り合いを落とすのだろうというイメージはしていた。
期待以上にケイが素晴らしく、筒香の2発で2点リードしてクローザーを出しているので、少し嫌な予感はありつつも勝ってくれると思ったところからの暗転はかなり堪える。ただ、届かないくらいの反撃であるが、42試合連続無失点で防御率は驚異の0.20という石井から一打サヨナラのチャンスを作り、ハマスタは盛り上がった。0-1で静かに負けるよりは現地として面白い試合だったことは確か。
2戦目はエース東が先発する。この試合は面白いだけではダメで勝たなければならない。相手は、くふうハヤテから育成指名で入団し、支配下登録された早川がプロ初先発。7月16日にプロ初登板し、6球で1アウトだけ取っているが、これが実質的にはプロ初登板に近い。広島の高にも苦戦したが、早めに相手の特徴を掴んで攻略して行きたい。
それではハマスタの写真をいくつか紹介。

応援総長の角田信朗氏による国家独唱。

1回表の守備に就く選手たち。

BASEGATE横浜関内は、内装工事も進んだようで照明を点灯していた。この後、一旦全て消灯されていた。

2打席連続ホームランを放ち、ベンチへ戻る筒香。


この日はチャレンジャーチームの勝利。ハマスタバトルも漢祭の衣装で走るアンカーのAKI

バックスクリーン左の熱波師スペースからパフォーマンスする応援総長。

dianaも横濱漢祭バージョン。

ダンスコンテスト中のハマスタ。

バースデー登板となった入江だったが。
LEAD TO THE VICTORYの演出と「世界中の誰よりきっと」は動画にて。良い雰囲気だったのに。

9回裏、一打サヨナラの場面で極端に浅く守る阪神の外野陣。この頭を越すことができず。

再逆転はできず敗戦。

気炎万丈熱闘灼熱熱波漢炎舞。
1曲目はいつも通り「よっしゃあ漢唄」だったのだが、2曲目を一緒に歌ってくれるか!の後、まさかの倍倍FIGHT!。しかも完コピでしっかり歌っていた。まわりで意気消沈して総長の歌を聞いていた若者も、倍倍FIGHT!にノリノリだった。
倍倍FIGHT!は何かって?6月19日の西武戦でハマスタにも来てくれたCANDY TUNEの曲。まさかこういう形で再演されるとは。
敗戦のショックも少し和らいで帰宅。


コメント
今日の公示で入江を抹消しなければ、三浦はもう勝負を諦めたと判断します。
そもそも広島戦で打たれた時点でなぜ森原をクローザーに戻さない?
結局次の広島戦でもそのまま使い、佐野の超ファインプレーがなければまた逆転されかねない怪しいピッチングのまま。巨人戦もあっさり2球で失点、リチャードにサヨナラ弾を食らってもおかしくないヒヤヒヤものでした。
こんな状態の入江を使い続けた結果、1週間で2敗しました。三浦は選手の不調を見抜けず、過去の実績しか見ていないことがあまりにも多すぎます。
今の入江はストレートしかまともな球がありません。相手に取ってはストレート一点待ちしていればいいだけですから、簡単に打てます。変化球が死んでるので抑えられるわけがありません。
この負けで、またまたまた勝ちを消されたケイはチームを見限ったような表情を見せました。阪神戦全てが同じような負け方ばかりで今だ0勝。間違いなくオフに出ていくでしょう。7回無失点かつ援護ありでも勝てないなら、やる気をなくすのも当たり前です。
何度も言います。今の入江はクローザー剥奪はおろか、1軍にいていい成績ではありません。配置転換ではその転換先で打たれるだけです。
そもそも入江はクローザーに向いてないです。負けそうになってメソメソするようなメンタルでは、本当のクローザーにはなれません。
一度決めたことを変えられず、頑なに最近好調な森原を試さない三浦監督にはがっかりです。
長文失礼しました。
何を今さら諦めるのか分かりませんが、現状のリリーフ陣を考えると彼を抹消している余裕はないと思っています。
あまり良くないのは明らかですが、プロ野球選手も人間なのでいつも調子が良い訳ではありません。伊勢も8月上旬に怪しい時期はありましたし、どの選手もそうです。
9回の難しさは我々素人には想像を絶するものだと思っているので、他の役割を一度与えても良いと思います。
クローザー1年目にメンタルうんぬんは個人的には理解しかねます。スターナイトで逆転されて泣いた康晃は通算232セーブまで行きましたね。
「チームを見限ったような表情」とは何でしょうか?心理的にそう見えただけなのでは。私には理解できません。
チームが逆転負けしているのに、仕方ないさとニコニコしている方がむしろ、もうこのチームに気持ちがないように見えますが。
ケイは今、NPBにいるので査定含めてどうなるか知る由もありませんが、MLBでは先発投手の勝利にNPBほどの価値がありません。チームが負けることに対しては思うところはあるかも知れませんが、やる気をなくすことはないでしょうね。
プロがどう判断しているか分かりませんが、素人の私にはまだ森原の調子は戻り切っていないように見えます。また、肩の状態も内部だけが知っていることなので、クローザーとしての連投に耐えられるのか分かりません。
ベイスターズは、監督の一存だけで決めるチームではなくなっているので、そこも理解する必要があります。起用の最終責任はもちろん監督ですが、コーチ、アナリストなどと話し合った結果で決まります。
さすがに擁護できませんな入江
今日から森原クローザーに戻しましょう。
それがダメならヤスアキ250Sチャレンジで。
一度、役割を変えて見ても良いとは思いますが、森原も調子はまだ戻り切っていないと思いますし、クローザーとしての連投に耐えうるか疑問です。
ようやく二軍から上がって来たばかりの康晃に託しますか?こういう時だけ頼るのもどうかと。普通に考えると伊勢との入れ替えかなと思います。ウィックの不在が痛いですね。