ベイスターズは、19日から全体練習を行うことを発表した。3月末に無観客の練習試合を打ち切りとし、4月8日に緊急事態宣言が出されてからは自主練習を行ってきた。最短で6月19日の開幕へ向け、練習の強度を上げていく。全体練習には監督、コーチも参加する。
緊急事態宣言は解除されておらず、神奈川県は東京都を上回る新規の患者が発生する日もある状況ではあるが、細心の注意を払って再開へ向けて動き出す。1か月半ぶりのユニフォーム姿が復活しそうだ。
当然ながらまだまだ通常通りとはいかないが、ユニフォーム姿が戻ることは再開に向けて大きな一歩だろう。既に西武も18日ユニフォームを着て、分離練習を始めている。他チームもそれぞれ全体練習の計画を練っていく。
21日の残り8都道府県に対する緊急事態宣言解除の判断、その後のJリーグと合同の新型コロナウィルス対策連絡会議での判断などを見つつ、7月からの練習試合の再開に見通しがつけば、来週には紅白戦などの実戦を取り入れていくことになるだろう。
取材自粛は維持されるので、練習の様子はなかなか見ることはできないかもしれないが、これまで通り球団からもさまざまな媒体で発信されると思うので、そちらを楽しみに待ちたい。
緩んでいると思われないように、万全の対策をした上で、コロナウィルスと共存していく新たな日常に進んでいく第一歩になるといいね。今後の感染状況や世論の動向も見ながら、慎重に開幕へ向けて準備を整えてもらいたいと思う。
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