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上茶谷、坂本、石川がライブBPに登板

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ4日目は、ランチ特打でライブBPとして上茶谷、坂本、石川の3投手が登板。今シーズン初めて打者との対戦が行われた。また、投内連携では京田がサードの守備に就き、あらゆる事態に想定した練習を行った。宜野湾にはTBSのWBC応援団に就任した杉谷拳士氏が訪問した。

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今季初めての打者との対戦

三浦監督のインタビューでは、第1クールは5日間あるので、最初の2回のブルペンではストレートのみというルールだった。まだブルペンではストレートしか投げていない状況ではあるが、自主トレから早めに調整して来たのだろう。上茶谷、坂本、石川がランチ特打でライブBPとして登板した。

打者は、神里、佐野、桑原、大田の主力級。ほとんどがストレート系だったが、変化球も織り交ぜていた。当然、まだキャンプ4日目なので精度は高くない。上茶谷は、アウトサイド低めにストレートが決まっていたが、抜けたようなボールもあった。

打者の方も、今シーズン初めて生きたボールを見る。神里は苦労しているようにも見えたが、佐野はさすがのバットコントロールだった。大田は坂本と対戦した時はしっかりと捉えられていない様子も見られたが、石川との対戦では左へ右へ鋭い打球も見せた。

上茶谷は、昨年のキャンプでも精力的に練習をこなし、ブルペンの投球、シャドーピッチングと一番練習していたのではないかというくらい。だが、結果的に小谷アドバイザーの期待を裏切る結果となった。今年も早めの調整で、ライブBPも一番乗り。実戦も早い段階で登板することが予想される。開幕ローテーション入りに向けて、実戦段階で結果を出して行くしかない。そのための調整を続けて欲しい。

坂本も開幕1軍へ生き残りを懸ける。「オフに真っすぐを強化して、質のいい球がいったので良かった」ということで、やはりストレートの球威が生命線。役割がリリーフになるのか分からないが、こちらも早い段階で実戦登板を重ね、生き残りたい。石川も同様で、坂本が目下のライバルとなる。同時にライブBPに登板し、競い合っていくことになりそうだ。

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京田がサードの練習

京田が、投内連携で中日時代は公式戦で出場のないサードに就いた。これに対し、京田はショートへの拘りはあるものの、トレードで来ていてポジションを奪う立場であり、意に介していない様子だった。三浦監督も「可能性がないことはやらない」とし、これから見極めて行く意向を示した。

ショートには、森、大和、柴田に加えてルーキーの林もいて、ポジション争いが激化している。サードは宮崎がレギュラーだが、ケガなど離脱があった場合にサードを守れる選手が必要だ。蝦名がサードに挑戦する話もあったし知野もいるが、右投左打の京田がオプションとして守れると、柴田以外の選択肢も広がる。

佐野がレフトとファーストをこなすように、複数ポジションを守れる選手が増えると、緊急事態にも対応できる。京田はショートでバリバリのレギュラーを張った選手なので、本来は動かす対象ではないが、いろいろなことを想定しておくのは無駄ではない。シーズンに入ってから急遽練習する方がリスクが高いので、その準備としては良いことだと思う。

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WBC出場の牧に客人

昨年限りで引退した杉谷拳士氏が、TBSのWBC応援団に就任したということで、WBCに出場する牧の視察に訪れた。TBSチャンネル2のキャンプ中継では、牧のインタビュアーを務め、早速応援団としての仕事をこなした。

帝京高の後輩である山崎にも声をかけていた。「貴さんに康晃を見て来いと言われた」と、ポテチのダメ出しをした石橋貴明氏からの命を受け、チェックしたようだ。杉谷拳士氏は、これが初めてのキャンプ取材で、日本ハム以外のキャンプを見るのは初めて。元チームメイトの大田やエスコバーとも挨拶を交わした。

TBSのWBC中継では、侍JAPANの公認サポートキャプテンの中居氏とともに、杉谷氏も活躍しそうだ。シーズン中にTBSで解説もするのだろうか。(HBCの日本ハム戦?)

牧は、居残り特打にも登場。ここでは三浦監督が打撃投手を務め、牧が見事に柵越えを放った。打ちやすいボールを投げてもらえたとコメントした牧。2月17日からの侍JAPANの合宿に向け、状態を上げて行っている。

同じくWBCに出場する今永は、奄美で打撃投手として登板。宮崎、藤田に投球を行ったようだ。こちらも合宿、本戦に合わせて調整のペースを上げている。

第1クール最終日は、天気予報が少し悪く、グラウンドが使えるか微妙なところ。雨天用のメニューも公開されている。ライブBPができるようであれば、平良、宮城、小園が登板する予定なので、こちらも注目したい。

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