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節分にトレイのアンダギーを食す

横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ3日目は、2月3日ということで節分。恒例の豆まきには、新外国人選手のアンバギーがソトとともに登場。この日が誕生日の大貫はブルペン入りし、順調な調整ぶりを見せた。小園も2度目のブルペンで40球を投じた。

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日本の文化に溶け込む

ソトは2度目の登場となったが、初めての豆まきをしたアンバギー。入団会見でも日本の文化を学びたいというコメントをしていたが、キャンプ3日目にして伝統行事を体験。チームスタッフが青鬼、赤鬼となり、豆を投げつけた。

鬼に豆まきをするだけでなく、トレイに乗ったサーターアンダギーをトレイ・アンバギーが食べるという名前をモジったネタも披露していた。サーターアンダギーも口にして、アメリカにも似たお菓子はあるが、こちらの方がおいしいとリップサービスも。

異国の文化にトライする姿勢は、野球でも生きて来そうだ。オースティンが不在ではあるが、ソトがしっかりとアドバイスを送り、チームにも溶け込めているようだ。そのソトとともに、この日は午後フリーのメニューでじっくりと調整。キャンプ後半からオープン戦で実力を見極めて行くことになるので、その為の準備をきっちりしておいてくれればと思う。

昨日も書いたが、3日目はフリー打撃、特打を行わず、ロングティーと近くの砂浜でのトレーニングが午後のメニューとなった。いきなり5日間のクールなので、コーチやトレーナーがいろいろと考えているようだ。4日目からは土日に入り、ファンも多く訪れるかと思うので、気合の入った練習姿を見せて欲しい。

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大貫はマッチョに、小園は進化

2月3日が29歳の誕生日となった大貫は、2度目のブルペン入り。オプティトラックで動作解析も行った。WBCに今永が出場することもあり、開幕投手候補。昨年は規定投球回まで僅かに足りなかった。投げるスタミナをつける為にも、マッチョ化に取り組んでいるようだ。豆苗を育てていたことから一時、ニックネームとして呼ばれていたが、もう細身とは言わせない。

そして、期待の2年目・小園も2度目のブルペンで、ストレートを40球投げ込んだ。昨年は高卒ルーキーで、初日にいきなり新型コロナウィルスの濃厚接触者の疑いで練習メニューから外れていたこともあり、宜野湾ではほとんどブルペンで投げられなかった。

1年が経ち、体も大きくなった。中日に移籍した涌井と自主トレを行い、プロの意識を改めて学んだ。本人も今年1軍デビューを果たすという目的を持ち、充実したキャンプが送れているようだ。ケガのないように、最後までA班で完走してもらいたい。

その後、投手陣は2人1組でチューブランを行うなどトレーニングメニューをこなした。メニュー最後にはサブグラウンドでの特守。若手投手を中心に、守備面の強化を図った。

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Dバックスとコーチの相互派遣

戦略的パートナーシップを締結しているMLBのダイヤモンドバックスと、双方のコーチが行き来する交流をする。以前に2月7日から13日まで、ダイヤモンドバックス傘下のマイナーから2コーチが宜野湾に派遣されることが発表されていた。

この日、小池コーチと嶋村コーチが、2月24日から3月8日の期間、ダイヤモンドバックスに派遣される。コーチ留学としてMLBの指導方法、練習などを学び、チームに還元することを目的としている。

現役を引退してすぐにコーチに就任し、まだ若い二人が新たな学びを得て、チームを強くするコーチとして成長してくれれば、将来のベイスターズにとっても明るい材料となる。選手を育てることも必要だが、コーチの育成も重要。OBで情熱もあるコーチが、MLBの良い部分を取り入れればより良いコーチングができる期待が持てる。

ここ数年はコロナの影響で、ダイヤモンドバックスとのパートナーシップがなかなか生かせない状況が続いたので、やっとその活動が再開できた。単純に選手の供給ということではなく、主にトレーニングなどの分野で、先を行くMLBの取り組みを良い形で取り入れることができればと思う。

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