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伊藤光がオンライン取材を受ける 進むテレワーク化

DeNAの練習も、新型コロナウィルスウィルス感染拡大に配慮し、報道陣が立ち入り禁止となった。報道陣が入れなければ、選手の様子が報道されることはなくなる。1軍、2軍ともに練習試合もなくなり、練習さえも非公開となれば、開幕を待ちわびるファンに発信する情報がなくなり、野球離れさえ懸念される。

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Zoomのテレワークとは

今回の新型コロナウィルス感染拡大により、テレワーク化が進む中で話題となっている「Zoom」を使い、オンライン取材が行われた。IT企業であるDeNAだけに、こうした取り組みはIT化が進んでいない球界にあって、フットワークの軽さが目立つ。多くの企業でテレワークを採用しており、非常に便利なWeb会議ツールとして有名なソリューションなので、知っている人にとっては、そりゃ使うでしょという感じ。

自分の会社もテレワークを採用しているが、部門によってはテレワークができないので、俺自身は週2くらいで出社することになっている。Zoomは使っておらず、全員のPCに標準で入っているSkype for BusinessかMicrosoft Teamsを使っている。

オンラインの会議だとベルフェイスなどもあるが、こちらは商談に特化した印象がある。Zoomは手軽でありながら、多くの人数が顔を見ながら会議できたり、スマホからも使いやすいと言われている。今回は、球団がホストとなり、マスコミ各社がWeb会議に参加し、双方向の対話をしたのだと思う。一方的なコメントの動画配信ではなく、質疑応答ができるので、実際に球場へ行かなくても囲み取材ができる。

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DeNAベイスターズの取り組み

DeNAは昨年、オフにオーストラリアへ選手を派遣したが、この時に契約更改、その後の会見もオンラインで行っていた。IT業界では当たり前のように行われていることも、業界によっては全く手が付いていないものがある。球団だと未だに紙がたくさんありそうな感じがする。

取材は、記者にとっては選手と目を合わせながら会話し、顔を覚えてもらうことで、さまざまな本音を語ってもらえることもあるだろう。だから、ずっとオンライン取材で良いわけではないが、こうした有事の際に、代替手段として用意があれば、リスクを避けながら情報発信もできるし、記者がテレワークとして働くことができる。選手はテレワークというわけにはいかないかも知れないが。

政府や都道府県で、当日の感染者数の発表とともに、夜間の外出を控えるようにという会見を20時過ぎから記者を集めて行っているが、それもオンライン会議にしないと、会見に出席するために外出することになる。不要不急の外出ではないと言うのだろうけど、代替手段があるならそちらにすべきだ。

DeNAでは、自主練習期間中にハマスタやDOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAの練習場にカメラを備え付け、コーチが自宅からアドバイスするテレワークも導入していた。対面での対話も重要だが、いつもとは違った角度や距離で見たりすることで、新たな気付きもありそうだ。

あまりテレワークの検討が進んでいなかった業界でも、これを機に採用せざるを得ない状況になり、より働き方改革が進んでいくことがありそうだ。まだまだ予断を許さない状況で先が見えないが、この苦難を乗り越えた時、 次に同じようなことが起きた時の備えにもなるかもしれない。

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