2023年オープン戦日程発表　3月はWBCも

NPBは12月15日、2023年のオープン戦日程を発表した。2月23日(祝)にヤクルト-読売戦で開幕し、3月26日(日)まで合計105試合が行われる。ベイスターズは、2月25日(土)に北谷で中日と初戦を迎え、ハマスタでの6試合を含む19試合が予定されている。

2023年もホームは全てハマスタ

ベイスターズのキャンプ地である宜野湾では、2023年もオープン戦は行われない。それ以前に何試合か練習試合はあるかと思う。来週にも春季キャンプのスケジュールが発表されるだろう。

ホームゲームは全てハマスタで6試合。2月末に沖縄で2試合のオープン戦を行った後、横浜へ戻り、3月4日にはハマスタで西武戦を迎える。翌週は中日との2連戦。最後は14、15日の2連戦で、開幕戦の相手となる阪神と対戦する。6試合というのは2022年と同じ。

残りの13試合がビジターということになる。前述の通り、沖縄では宜野湾でのオープン戦はないので、北谷での中日戦、那覇での読売戦となる。オープン戦初戦は、移籍した京田と笠原の古巣、中日戦。砂田と細川も含め、両チームのファンには注目される一戦となるか。キャンプ打ち上げとなる26日は、最近恒例となっているパターンで、セルラースタジアムで12:30開始のオープン戦を行い、そのまま那覇空港から帰路に就く。

静岡での楽天戦もここ数年は恒例となっており、2023年は3月7日からの3連戦。17日からはPayPayドームで3連戦となっており、初戦はナイターで行われる。21日、22日は東京ドームと神宮の変則な東京2連戦。オープン戦はパ・リーグと組まれることが多い為、過去はあまり組まれていないのだが、神宮は2年連続の開催となる。

最後の週末はベルーナドームでの西武3連戦。この3日間は例年、全てのカードをドーム中心で行い、開幕前週の最終調整で天候の影響を受けないようにしている。金曜は6試合全てがナイターで行われるが、ベルーナドームは密閉されていないので、エスコンフィールドよりも寒いかも知れない。

2023年は第5回WBCが行われるため、出場選手は春季キャンプの途中でチームを離れることになる。ベイスターズでは、今永、山崎、牧といったところが召集される可能性がある。彼らが出場した場合は、その分の出場機会が他の選手に与えられるので、1軍ボーダーあるいはスタメン争いをする選手が、オープン戦終盤で活躍し、良い形でシーズンに入ってくれればと思う。

公式戦も含めた2023年の全日程は、以下を参照。なお、12月15日時点では公式戦の開始時間は未発表で、1月後半に発表された時点で更新する予定。

昼はオープン戦、夜はWBCの3月

WBC (World Baseball Classic)は、5回目の開催となる。2021年3月に開催予定だったが、新型コロナウィルスの影響で延期となり、2023年3月となった。

WBCは、MLBが主催しているので、もともとMLBの有力選手も出場する大会だったが、第3回、4回あたりは回避する選手も多く、やや盛り上がりに欠けた印象だった。だが、今回は早くに有力選手が出場を表明したこと、さらに現在も行われているサッカーのワールドカップの盛り上がりも影響し、豪華なメンバーとなりそうな状況だ。

侍JAPANでも、MLBに在籍する大谷、ダルビッシュ、鈴木誠也が参加を表明しており、さらにMLBで活躍する日系のメンバーも召集が検討されている。日本にとっても大谷が参加するかどうかで注目度が段違いになると思うので、ケガをせずに無事に出場して欲しい。

第1ラウンドはいつも通り日本で開催されるが、今回は準々決勝も日本で開催される。勝ち進んだ場合、準決勝と決勝の2試合だけがアメリカ・マイアミにあるローンデポ・パークで行われる。

ラウンド	日付	時刻	相手	球場
第1 B組	3月9日	19:00	中国	東京ドーム
第1 B組	3月10日	19:00	韓国	東京ドーム
第1 B組	3月11日	19:00	チェコ	東京ドーム
第1 B組	3月12日	19:00	オーストラリア	東京ドーム
準々決勝	3月16日	19:00	A組1位 or 2位	東京ドーム
準決勝	3月20日	19:05	準々決勝勝者	ローンデポ・パーク
決勝	3月21日	19:05	準決勝勝者	ローンデポ・パーク