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牧のファースト起用も視野に XYDBキャンプ第2クール終了

横浜DeNAベイスターズの2021年春季キャンプは9日、第2クールが終了した。この日は午前中に投内連携、ケースバッティングと守備面に重点を置いたメニューが組まれた。紅白戦でホームランを放った牧がファーストの守備に就き、ソトの来日遅れで牧のファースト起用も視野に入って来たようだ。

ケースバッティングはバント中心

捕手、内野手に石田、大貫、三嶋、平田、平良が加わって投内連携を確認。その後、外野手もランナーとして加えてケースバッティングが行われた。シチュエーションを決めて、ランナーを立たせて、サインを出して作戦の練習となった。投手と打者の対戦ではなく、バントを中心に練習となった。

ランナー3塁でスクイズをしたり、1、3塁で1塁ランナーが盗塁したりという細かい作戦の確認。バッター、ランナーはサインをきっちり確認し、作戦に従って対応する。投手を含めた守備陣はシチュエーションに応じたフォーメーションで守り、バントや盗塁を阻止して行く。攻撃側、守備側に分かれて、同時にそれぞれが練習できるメニューになっていた。

投手がまだ調整段階で、本気でバントを阻止するようなボールを投げていないこともあるが、31回のバントで28回成功したようだ。佐野、宮崎はバントをしなかったが、それ以外の選手はバントの練習をしたことになる。牧もバントは苦手とコメントしていたが、状況によってはバントのサインも出るはずだ。

その他、偽装スクイズで1塁ランナーを進めたり、セーフティスクイズで転がった打球を判断して3塁ランナーがホームへの突入をやめたりと細かいプレーもそつなくこなしていた。昨年までは試合でこのようなプレーがあることは稀だった。その状況でどの程度の練習をしたのか分からないが、本番でやるにはしつこいくらいの反復練習が必要。昨年までは基本的に細かい戦術はしないのだが、ここぞでやろうとするから練習不足を露呈して成功しなかった。だからこそ必要な場面でもやらなくなるの悪循環。

残りのキャンプで、どれだけこのような細かいプレーの練習が入ってくるか、注目したい。

マルチポジション、牧もファーストに

以前から複数のポジションを守れるようにというのは取り組んできており、三浦監督もその方針に変わりはない。内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤーである中井に加えて、田中も全ポジションが可能。柴田もファースト以外は守備に就いている。伊藤裕もセカンドに加えてサード、ファーストに入り何とかチャンスを掴もうというところ。

牧はルーキーと言うこともあり、大学時代主に守っていたセカンドを中心に練習をしていたが、この日は中井のミットを借りてファーストに入り、投内連携とケースバッティングをこなした。紅白戦で見せた特大の一発に、ファーストでの起用も視野に、守備の練習をしておくということだろう。まだセカンドの守備力をよく見られているわけではないが、守備の人というよりは打撃の人ではあると思うので、状況によってはファーストに入ることも考えておきたい選手だ。

宮崎が「チャモ!」と呼んだように背番号2は長らくベイスターズのファーストを守り抜いてきた。どことなく体系も近い牧が、ソトが不在のファーストを守り活躍するシーンが見られる可能性もある。ケガには気を付けながら、プロのファーストを守れるように動きや細かいプレーを練習して行ってもらいたい。よく「捕るだけ」と言われるファーストだが、その守備が内野全体を救うのはチャモを見て来た我々ベイスターズファンはよく分かっている。

ランチタイムのバッティングでは宮崎とペアになり、宮崎がリラックスして打てているところを間近で感じ、力の入れ具合などを聞いたようだ。初のキャンプで疲れも出て来る頃かと思うが、今週末からの実戦でまた良いプレーを見せてもらいたい。

第2クールを終え順調

キャンプ2日目の途中に雨が強くなり一部メニューが室内練習場に変わったが、ここまでは概ね天候にも恵まれ、予定通りにメニューをこなすことができた。守備シフトを敷いた状態でのノックや、この日のケースバッティングなど、細かいプレーの練習も取り入れ、実戦的な練習もできた。

三浦監督は「大きなミスもなく、しっかりみんな準備してきてくれたなと思いました。段階を追って上がってきている。予定通り消化できている」とコメント。充実したキャンプで手ごたえを掴んだ様子。

11日から始まる第3クールは、土日に中日との練習試合が組まれており、実戦段階に突入する。練習したことを試したいという通り、足を使った攻撃やバントを多用して試してくることが予想される。特に外国人選手が不在という点を利用して、三浦監督はスモールベースボールを多用してくるというイメージを植え付けることは重要ではないか。

11、12日あたりまでは天気予報が良くないので、練習も何らかの影響は受けるだろう。第2クール最終日は全体で8日目に当たり、そろそろ疲れが出て来る頃で、天気も悪くなる予報だったために、比較的早めに切り上げた。10日はファームも休養日になる。今週は少しペースを落として回復しつつ、13日からファームも含めると13試合の実戦が待っているので、それに備えて行きたいところ。

15日以降は、1軍の休養日にはファームの練習試合が組まれているので、実戦経験を積ませたい若手は連日試合になる。こうした日程を乗り切って行くのも1軍でレギュラーになるために必要なこと。ファンとしても野球に飢えたところ、試合は何よりも楽しみだ。天候に影響されず、なるべく予定通り消化できれば良いが。とにかくケガなくキャンプを乗り切ってもらいたい。

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