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中畑監督、球団44年ぶりの4年目へ突入か

正直、今季のAクラスを争っている中、来季の続投、退任の話はしてほしくないが、そろそろマスコミが報道を始める季節。

CSに行けなければ私はクビです!発言から、泣きの1年を走ってきた中畑ベイ。まだまだCSの可能性は残るが、3位が5割を大きく超えており、なかなか厳しい状況ではある。

観客動員、着実に成績を伸ばしている現状を考えれば、よほどのことがない限り、球団から解任はないだろう。あとは、CSが届かなかった場合に、中畑監督自身がどう判断するかだろう。

個人的には、チームの雰囲気の良さは非常に評価している。梶谷は高木豊、筒香は大村といったコーチとの出会いが大きいのだろうが、トータルで見れば若手が育ってきている。

実数発表での過去最高の観客動員は、去年までを大幅に上回るだろう。CS争いが14連戦くらいまで続けば、かなり行けそうだ。

采配には不満をもったり、愚痴ったりはしてしまう。ただ、それは正解があるものではない。明らかにおかしいことはあるが、それが奏功したりもする。

去年の終盤にも書いたが、3年連続90敗からDeNAに変わり、初年度は最下位だったが昨年5位になった。今年はまだどうなるか分からないが、5月以降4か月連続勝ち越しと、月間の勝ち越しが数年に渡ってなかったチームには考えられない状態。

着実にチームは好転している。そうした中、ここで体制を変えて、振出しに戻りたくない。個人的にも、ここまで来たら来季も中畑監督の采配をガマンする覚悟はある。

監督が2年で変わることがしょっちゅうのベイだが、4年目を迎える監督っていたっけ?と思った。

調べてみると、ベイスターズで初めてどころか、横浜移転後も誰もいない。球団初優勝の1960年から8年監督を務めた三原脩氏の後、別当薫氏が1968年から5年間、監督を務めて以来。球団でも3人目という異例なことだった。

DeNA初代監督としてはもちろん、大洋からの球団史に名を残すことになる。あの権藤さんでさえ、いろいろあって3年で退任している。大矢明彦氏は、最初が2年、後に3年のトータルで5年(最後は途中で休養)務めている。

最初の3年でAクラスが一度もなければ、その状況で4年目を迎えるのは初めてになる。(大矢氏を入れても、4年以上の任期の歴代監督は2年目までにAクラスになっている)

6年連続最下位で就任し、いきなり日本一になった三原氏は特別だとしても、就任した時点の状況がひどかっただけに、着実に上昇してやっと3年目で、5割に少し近づいたという感じか。

3位は難しいとしても、現在、借金4まで来ているわけだし、2001年の森監督1年目以来の勝率5割を目指してほしい。ここに到達すれば、4年目続投の大義名分になるだろう。このチームで勝率5割はなかなか難しいし、13年ぶりなのだから。

3、4月が消えるわけではないが、その借金11を残り試合で返せたのなら、来季、スタートがうまく行けば、優勝争いに絡む期待も持てる。

来季が不透明なグリエルの存在は大きいが、離脱もあったし、それだけではない。今オフも多少成績が上がったとして、満足しないで補強すれば、来季は勝負ができるのではないか。

あれほど監督をやりたがっていた中畑監督も、簡単にやめたくはないだろうし、ここまで育ててきた選手ともう少し勝負したいはずだ。ここで留任報道が出たとして、最後までCSを諦めず、戦ってくれることを期待している。

コメント

  1. MU より:

    Unknown

    こんにちわ

    中畑さんは誰が見ても雰囲気は作ってますよね、選手より監督が目立ってると馬鹿にされてましたね、でも最近は采配はともかく野手の選手起用に才能があると思えますし、残って欲しいですが…心無しか最近やつれてますかね?笑

    続けてもらえるようにファンからエールをおくるしかないですね!笑

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