スポンサーリンク

東「祐大のおかげ」で最優秀バッテリー、月間MVP受賞

2023年度プロ野球最優秀バッテリー賞の受賞者が24日に発表され、セ・リーグは東と山本のバッテリーが受賞した。また、9・10月度の大樹生命月間MVPも発表され、セ・リーグの投手部門は東が初受賞。ダブル受賞となった東は、ここでも「祐大のおかげ」と口にした。

スポンサーリンク

狙っていたバッテリーの勲章

今年は、東は開幕から山本とバッテリーを組み、4月は防御率0.64で3勝を挙げる好スタート。オープン戦での不安定さが嘘のような活躍。当初は、山本は東が先発する時だけスタメン起用されていたが、夏場にかけてバッティングでも成長を見せ、濵口や石田、今永ら左腕を好リードした。

東とのバッテリーで勝ち続けることで、山本も成長できた。東はヒーローインタビューで常に「祐大のおかげです」と言っているが、山本を1軍の主戦キャッチャーに導いたのは東だろう。7月2日のポケモンコラボで、東がヒーローインタビュー中に山本を呼び寄せ、そのまま最後まで加わると、それ以降はお約束のようになった。

ヒーローインタビューでもお互いを褒め合う、熱々ぶりを見せており、最優秀バッテリー賞を獲りたいと言っていた。念願の受賞となったが、セ・リーグでは文句なしの受賞だろう。優勝を逃したが、最多勝が獲れれば行けそうだと思っていたが、終わってみれば16勝はダントツ。ヒーローインタビューのやりとりを見ても、最優秀バッテリーに相応しい。

これまではそれほど注目していたわけではない賞ではあるが、こんなにしっくりと来る受賞はあっただろうか。多少、贔屓目が入っていることは否定しないが、最高のバッテリーだと思う。来季も、何度もヒーローインタビューでイチャイチャして欲しい。

そして、東は9・10月度の大樹生命月間MVPも受賞。4月は好成績だったが、阪神の村上が受賞。6月、8月も防御率が1点台前半で3勝を挙げたが、いずれもチームメイトのバウアーに持って行かれた。9月は月間で5勝を挙げ、文句なしの受賞だった。惜しくも届かなかったが、2位を狙うチームを引き上げた。

4回獲ってもおかしくなかったが、ようやく初受賞。来年に向けてもう一つ勲章を手にした。だが、10月は最終戦で13連勝が止まり、CSでも勝てなかった。もちろん東はいずれも十分な投球をしていたが、高いレベルに登り詰めたエースとしては、無失点なら負けなかったという思いはあるだろう。

来季は三本柱を形成した他の二人がいない可能性もある。今年の好成績を上回ることは難しいと思うが、このくらいはやれる投手。ハマのエースとして君臨して欲しい。

スポンサーリンク

戦力外の森唯斗を調査

ソフトバンクを戦力外となった森唯斗を調査しているという報道があった。もちろん戦力的に魅力があり、可能であれば獲得したいだろう。獲得の可能性を調査するのは当然だ。

だが、4.6億円の4年契約が終わり、2024年の年俸はどうなるか。戦力外になったとは言え、どこの球団も狙っており、争奪戦ならば大きくは下がらないだろう。ソフトバンクも、もしかしたら大幅な減俸を提示した結果、自由契約を選んだという可能性もある。

仮に50%ダウンだとしても2.3億円。6年契約の山崎が3億円となっているが、それ以外で2億円超えはバウアー、エスコバーの外国人しかいない。ベイスターズにおいてはかなり大きな金額になる。他球団とのマネーゲームにもなるので、実際に獲得に行くかどうかは懐疑的。バウアーの退団が決まるようなら検討の余地はありそうだが、金額に見合った活躍ができるかどうか。

石川が台頭したが、エスコバーが退団となると、左腕のリリーバーが手薄になる。田中健を放出しておいてどうかと思うが、嘉弥真はどうだろうか。こちらも決して安くはない年俸だが、リリーフは補強すべきポイントだと思う。

いずれにせよドラフトが終わり、トライアウトの開催をもって解禁となるので、そこまでは水面下での駆け引きとなるだろう。

スポンサーリンク

フェニックスリーグ(10/24)

24日は、SOKKENで中日戦。先発は高卒2年目の深沢。初回先頭のブライトに二塁打を打たれたが、後続を断って無失点。2回、3回は死球が1つあったがノーヒットに抑える。

4回に先頭の鵜飼にヒットを打たれたが、2アウトまで漕ぎ着ける。三好に繋がれて1、3塁となり、石垣のショートゴロを林が悪送球。一塁ランナーも還り、2点を失った。続く山浅は三振に仕留めると、5回はブライトのヒットの後、併殺を取り3人で終える。6回は2アウトから濱がヒットで出塁したが、松尾が盗塁を刺した。

6回78球で5安打5三振、2失点で自責は0という成績。高卒ルーキーの森下に続いて、若い投手が結果を出したことはポジ要素。イースタンでも終盤は結果を残しており、消化試合があったら1軍デビューの構想もあった。少ない球数でイニングを投げられるというのは、コントロールがまとまっていて、多彩なボールが低めへ投げられているということ。まだまだ成長する投手なので、ストレートの球威をさらに上げ、より変化球が効果的になるようにしたい。来年は終盤とは言わず、ローテーション争いに食い込んで欲しい。

マルセリーノは、前回3者連続三振を取ったが、この日は甘く入ったボールを打ち返されてしまった。兆だが絡んで3失点で逆転を許した。ストレートのスピード、スライダーのキレに魅力はあるが、まだまだ再現性には課題がある。21歳と若い投手なので、こうした経験を経て精度を上げて行って欲しい。

打線では知野が2本のタイムリー。良い当たりではなくてもしぶとくセンターへ持って行った。今年は特に終盤、代走要員としてチームに貢献したが、思い切りの良い打力も魅力がある。守備にも課題はあるが、1軍定着に向けて全体的にレベルアップを図りたい。フェニックスリーグでは外野も守っており、ユーティリティプレーヤーとして活躍の幅を広げて行きたい。

林はヒットはなかったが2四球としぶとい打席を作れている。守備でのミスはあったが、秋季トレーニングで徹底的にショートの守備を鍛えるしかない。3番に入った松尾はマルチヒットに四球で3出塁。役割を果たすバッティングができていた。

6回、先頭の粟飯原がヒットを放ち、特別ルールで代走の村川を起用。ここで小深田が初球を打って併殺打。ベンチからどういう指示が出ていたのか分からないが、場面的にも初球を打つところではない。先日の見逃し三振もそうだが、ちょっと悩みが深そうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました