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CS 1stステージの展望 ベイスターズ打線編

10月14日から始まるクライマックスシリーズのファーストステージ。12日は横浜スタジアムで練習を行った後、広島入り。13日はマツダスタジアムで最終調整。両チームとも2戦目までの先発投手が公言されている中、どんな攻撃を見せるか。

投手編は昨日の投稿の後半に書いているので、今回は打線についての内容となる。

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スタメン

9月後半から最終戦までのオーダー、ENEOSとの練習試合、初戦の先発が左腕の床田ということを考えると、以下のようになるのではないか。

6 林
7 関根
9 大田
4 牧
5 宮崎
3 ソト
2 山本
8 桑原
1 東

三浦監督は奇策はほとんどないし、思い切った起用もしない(できない)タイプなので、基本的にはこんな形だろう。左腕相手に蝦名を使うことも考えられるが、今年の形という拘りで関根を入れて来るかなと思う。2戦目は森下なので楠本の起用もありうるだろう。

ENEOS戦でも期待の高さを窺えた、1番の林。彼が出塁できるかどうかが、得点を大きく左右するだろう。だからキーマンを挙げるとすれば林になる。攻守ともに彼が活躍すればチームは乗って来る。

気になるのは牧の状態。9月前半は3割30本100打点が視界に入るペースで活躍していたが、後半は失速。打率も落としてしまい、ホームランがあと1本届かなかった。102打点まで到達してからは、9試合で1打点しか挙げていない。牧で得点するのがこのチームのパターンなので、彼が打てなければ投手を援護できない。

そして6番に入るソト。ENEOS戦は凡退の内容も非常に悪かった。今年は少し状態が良くなったと思っても続かず、不振が長い。8月は.304をマークしたが9月.178。5本塁打は放ったが安定感を欠いた。ソトは一発に賭けるしかないだろう。

桑原は9月のマツダでホームランを連発した。タイプ的にも1、2番に適していない。だからこそ開幕後は5番、6番を打たせていた。投手戦が想定されるCSで2番がバントなら、桑原である必要もなく、8番あたりで一発を期待しても良いのかも知れない。

ちなみに、管理人が監督だったら以下のオーダーを組む。

4 林
6 柴田
3 牧
5 宮崎
9 大田
8 桑原
2 山本
7 蝦名/楠本
1 東

当然、素人の考えなので賛否両論あるだろう。そして、三浦監督は絶対に考えないオーダーだと思う。

まず、年間を通して拘り抜いた4番セカンド牧を覆している。これが一番ありえないだろう。林が出塁して、柴田が送った場合、3番に大田が入っていると、牧までで終わってしまい宮崎に回らない可能性がある。実際、ENEOS戦でも6回にそれが起こった(桑原が四球だったので1、2塁ではあったが)。宮崎というNPB最高の打者を宝の持ち腐れにしてしまっている。

なので、牧の後ろに宮崎がいて勝負を避けられないという形は維持したまま、2番の後にすぐ牧を打席に立たせる。歩かせたらチャンスが広がって宮崎となり、調子が良くマツダにも相性の良い、一発もある大田がさらに後ろにいれば気味が悪い。3番で最初にチャンスで打席に立つよりも、牧、宮崎との対戦で気を遣った後に畳み掛ける方が良い。

さらに、シーズンではやっていない牧のファースト。マツダは、天然芝の土のグラウンド。CSのような舞台では1つのミスが命取りになる。林を1番で使うなら、本職のセカンドを守らせたい。ENEOS戦ではショートで2エラーだったが、セカンドに回ってファインプレーがあった。ハマスタよりも難しいグラウンドでショートを任せるには、精神面での負担が大きいので少しでも楽にしてあげて、打席に集中できる環境を作りたい。

そして、柴田の起用。バウアーキラーが味方にいたのかと思う程、ライブBPで打っていたようだが、ENEOS戦でも引っ張ってライトの右へ長打。打席が少ないから分からないが、今チームで一番状態がいいかも知れない。ショートの守備を安心して任せられ、バントもチームではトップクラス。さらにバントの場面でなくてもバッティングの調子が良く、四球での出塁も期待できる。柴田は.143しか打っていないが、出塁率は.300ある。つまり、四死球で出塁できているということ。

牧がぶっつけ本番でファーストをやることになるが、WBCに向けて準備もしていたし、経験のないポジションではない。ソトが守るのがベストだが、バッティングの状態が良くない。セカンドに慣れているとは言え、マツダのグラウンドを考えると、ファーストの方がもろもろの負担が少ないかも知れない。

実際にはありえない個人の妄想の話が長くなってしまったので、このへんにしておく。だが、柴田を使うということを考えて欲しいと思う。

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ベンチ入りメンバー

現時点での出場選手登録は28名。石田、平良らが登録を外れている分、登録を増やすことはできるが、ベンチ入りは26名で変わらないので野手を増やしても意味がない。基本的には最終戦のメンバーと変わらないと思う。

▼冒頭に書いた予想スタメン以外のメンバー
戸柱
伊藤
大和
藤田
柴田
知野
(京田)
楠本
アンバギー
蝦名

ENEOS戦には西浦と京田が参加していたが、西浦は12日からフェニックスリーグに合流した。京田はマツダに帯同するのではないか。バックアップもそうだし、ベンチ入りする可能性もある。

キャッチャーは、2戦目までが山本、3戦目はバウアー、大貫のどちらにしても伊藤がスタメンということになりそう。フェニックスリーグで調整した戸柱は左の代打として控えることになる。

右の代打としては、大和、知野、アンバギー、蝦名。知野はフェニックスリーグでホームランも放っている。ソトが良くなければファーストで起用したいが、経験がうんぬんでスタメンでは使ってもらえそうもない。

左の代打は、戸柱、楠本、藤田ということになる。前述の通り柴田の状態は良いと思うが、代打で起用するとなると難しい。ピンチバンターの役割はあるかも知れない。リードする展開になったら早めに柴田をショートに入れ、打席を与えてもいいと思う。

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フェニックスリーグ

10月9日から宮崎で行われているフェニックスリーグ。初日はいきなり全試合が雨天中止となった。10日から3試合が行われ、3連勝を飾っている。

石田、平良ら1軍の投手陣もフェニックスリーグで調整している。主な投手の成績は以下の通り。

濵口 10/10先発 5回1失点
石田 10/11先発 4回1失点
平良 10/11救援 3回無失点
三嶋 10/10救援 10/12救援 各1回無失点
山崎 10/10救援 1回無失点
中川 10/10救援 1回1/3無失点 10/11救援1/3回無失点

野手では戸柱、楠本、知野が参加し、詳細は不明だが結果を残したようだ。知野は10日に2ラン、11日にもタイムリーを放っている。

フェニックスリーグのメンバーが発表された時、人数がかなり少なかったが、やはりハマスタでの練習試合との振り分けを検討していたということだろう。だが野手は3人が戻って西浦が合流しただけなのでギリギリ。12日は益子がファースト、粟飯原がレフトでスタメンになっている。途中で蓮もレフトを守った。

投手に関しては、上記の通りかなり1軍のメンバーが投げた。1試合中止もあったので、人数を絞り込んでいても差し支えなかった。石田や平良がもう1試合登板するのか、マツダへ合流するのか分からないが、彼らが抜けた後は投手の補充もあるかも知れない。

中川は1軍に登録されているが、マツダでもベンチ入りするのだろうか。山崎は、12日も登板して良ければマツダ合流もありうるかと思ったが、投げなかった。これはどういうことなのか。森原はENEOS戦を回避してブルペンで調整しているが、ファーストステージは出場できるのか。難しいようであれば代わりに山崎が登録する可能性もあるのか。

13日のマツダでの練習の様子も入って来ると思うので、注目したい。

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