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新4番に箔が付いた!月間MVP佐野が9月も猛打

09/09 横浜DeNA6-1阪神@ハマスタ

この日、8月の月間MVPが発表され、セ・リーグの打者部門は佐野が初受賞となった。新4番として初タイトルとなり、箔が付いた形になった。自ら祝うように、初回の勝ち越しタイムリーなど3安打3打点。9月も加速している4番の活躍で、上茶谷が今季初勝利を挙げてスターナイト第2夜は快勝。

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ポジ

初タイトルで箔が付いた佐野

試合前に嬉しい報せが届いた。佐野が8月の大樹生命月間MVP賞を受賞。打率.343、6本塁打、22打点の好成績。チームの月間勝ち越しに大きく貢献した。ただ、打率はこの時点で.351だったので、シーズントータルの数字よりも低い打率で受賞した形になる。開幕後、ずっと.330~.350をキープし続け、安定した成績で4番の役目を果たしている。

安定した成績を残せる選手は、波が少なく小さいので、月間MVPを取るような突出した成績を残さない場合もある。首位打者も獲得している宮崎は、月間MVPは未受賞だ。昨年の4月のようなスランプはあったものの、それ以外は安定して3割前後を打っている。そういう選手の方がチームにとってはありがたい面もある。爆発力がある選手の方が月間MVPになりやすい傾向はあるだろう。

レギュラーとして初めてのシーズン。ここから佐野も最多安打や首位打者のタイトル争いに加わって行くことになるだろうが、その前に初めてのタイトルを獲得し、新しいハマの4番キャプテンとして少し箔が付いた。だいぶ相手投手が恐れるようになってきたと思う。

この試合でも初回は高めに来たストレートを逆方向に強打し、レフト線の二塁打。5回は少しバットの先ながらも、右中間を破って二塁打。左右に打ち分け、自分のスイングができている。9月はこれで.485とさらに加速している。この勢いでどこまで行くのか、非常に楽しみだ。

「2年目」の上茶谷がやっと初勝利

開幕直前に右ひじの炎症で出遅れた上茶谷。7月24日に復帰したが、なかなか勝利を得ることはできなかった。先週の読売戦では、菅野と投げ合い好投。大城の2ランで2失点だったが、それ以外は非常に良い投球で、菅野の10連勝に待ったをかけた。

今永は3年目にスランプを経験したが、濵口、東と2年目にケガで成績を落とすという状況が続いていた。そんな中で上茶谷もケガでの離脱。半分が過ぎてやっと2年目が開幕した形。時間はかかったが、この日も力強いストレートに、カットボールが冴えた。キャンプからオープン戦はあまり調子が上がって来ず、開幕ローテーション入りも微妙だった。肘の炎症で時間はかかったが、良い投球になってきている。今永、平良が離脱した中、きっちりと先発ローテを埋めてくれれば、非常に頼もしい。

気合が入っていたこの試合だが、ハイライトはやはり6回。先頭の俊介にカットボールが浮いたところをライト前に運ばれ、ピンチを招いた。しかし、近本にはフルカウントからカットボールで三振を奪い、スタートを切っていた俊介も戸柱が刺して併殺完成。続く糸原の三塁線へのライナーは、宮崎がダイビングキャッチ。バックのファインプレーにも後押しされ、7回までスミ1で投げ切った。初勝利ももちろん大きいが、7回まで投げ切ったというところがポイントだろう。スタミナ的にも問題がなさそうだったので、肘の状況が問題なければ、今後もイニングを投げられる先発として価値が高くなるだろう。

秋を迎え梶谷が復調

初回の逆転劇を演出するセカンドへの内野安打を含む、4安打の活躍だった梶谷。一時は.270台まで下げた打率を再び3割に戻した。先週末のマツダで打ちまくったが、前日は良い当たりが正面を突くなどノーヒット。しかし、好調さは変わっていない。内野安打2本と足を生かしながら、左右へ二塁打を1本ずつ。長打力を併せ持つ魅力が全開だった。

初回、5回と得点にもきっちりと絡んで、リードオフマンの役割も果たすことができた。あとは最近なかなか盗塁をすることができていないので、足も見せることができれば、より一層1番としての価値が増す。例年、夏場に体重を大きく減らし、スタミナ切れで調子を落とす梶谷だが、今年は開幕が6月だったということもあるし、かかとを痛めた影響で8月に少し休む形になった。そのせいなのか、結婚をしたことが良い方向になっているのか、スタミナにも問題はなさそうだ。秋を迎え、梶谷の調子が上がってくれば、DeNA打線の得点力も大きくなってくるだろう。

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ヤジ

先制は許したがすぐに逆転し、5回に中押し、8回に相手のミスでダメ押しを取ることができた。展開的にも快勝で文句なし。

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キジ

前日7点差を追いついた流れがそのまま残っていたような試合になった。上茶谷が阪神打線に連打を許さず、前日6打点の大山、好調のサンズとしっかり勝負して抑えたことが大きかった。このところ、失点したり1イニングを投げ切れなかったりしていた石田も、この試合はきっちり抑えてホールドをマーク。最後は前日、1人とは言え回跨ぎをした三嶋も温存できた。

昨年までやられっぱなしというハマスタ阪神戦だが、心配されたスターナイトも、ナイトメアとならずに済みそうだ。

スターナイト2020の最終戦は、DeNAはピープルズを持ってきた。中止となった7日の広島戦で予告先発されていたが、リリーフに回らずに先発する。さすがにパットンのオープナーで叩かれたので、ここでは先発させる形になる。内容によっては11日以降とされているオースティンの復帰に関連し、登録を外れる可能性もある。

そのオースティンだが、この日もファームで5番として出場したが、ノーヒットだった。これでファームは4試合出場だが、ノーヒット。1軍で打ってこその選手ではあるが、状態が上がっていないのに復帰しても、今のチームの勢いに水を差すリスクがある。ロペスも含めて慎重に検討して欲しい。それにしても8日のファームは凄いメンバーだった。

7桑原
8宮本
3ロペス
4伊藤裕
9オースティン
D楠本
2伊藤光
6百瀬
4石川

1軍のスタメンとしてもないとは言えない並び。9日は伊藤光、石川はスタメンではなかったが、中軸は同じ。紅白戦のように分けている場合ではないので、早く1軍に最高戦力が揃うようにしたいところだ。

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オマケ

昨日は観戦記として書けなかったが、今年のスターナイトは、SUPER NOVAをテーマとしているが、試合後イベントは「STAR NIGHT NOVAS」として、光と花火、映像と生演奏の共演という豪華なものだった。

いつもよりもサーチライト系が凄かったし、球場のいろいろなところが光るようになっていた。あとは神奈川フィルハーモニーがグラウンドで生演奏して華を添えた。5,000人しか入っていないのが勿体ないような、派手なセレモニーだった。

しかし、映像は凄いんだけど、いやこれ野球とかベイスターズとか関係なくない?と。一応、赤軍のようなオレンジの集団と青軍のベイスターズが戦争しているようなストーリーっぽい。申し訳程度に選手が出てきても、すぐに宇宙服のCGに変わるし、野球関係ない。1か所だけ唐突に佐野がバッティングしているシーンがあったような気がする。それと、ロペスが戦闘機内の小芝居してたりとかあるが、「凄いCG作ったんで見てください」的な感じ。これは仕方ないことだが、今いない人が登場し過ぎて複雑にもなる。

そして、9日は試合終了直前に強い雨が降って来た。それより前から鶴見区ではずっと雷が聞こえていたので、早く試合が終わって欲しかったのだが、8回裏が少し長引いたせいで間に合わず。それでもセレモニーが無事行えて良かった。生演奏はないのかと思ったら、ベンチ内で演奏していた。雨バージョンもちゃんと用意してあった。さすがに大雨の中でヴァイオリンを弾くのはありえないか。スタンドでセレモニーを見たファンにとってはタフなコンディションだったと思うが、偶然にも雷が演出のようになり、少しプレミアムなセレモニーになった。

以下は8日のものだが、写真と一部だが映像があるので、良ければどうぞ。

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