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ロペス2000安打達成も試合は森下デー

10/24 横浜DeNA1-2広島東洋@ハマスタ

ロペスが第1打席でヒットを放ち、日米通算2000安打を達成した。先発の井納が、5回に同点とされるも6回1失点の好投。打線は森下から先制点は奪ったが、4回以降はノーヒットに封じられた。8回、2アウト2塁から森下にタイムリーを許し、これが決勝点。投打に活躍した森下が新人王に一歩前進した。

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ポジ

ロペスが、あと1本としていた日米通算2000安打を達成。前日は力が入って結果が出なかったが、この日は森下に対して第1打席で、フルカウントからの151キロストレートをレフト線へ運んだ。シングルになってしまうあたりがロペスらしいヒットでの達成となった。

意外とこういう記録はけっこう意識するロペス。まずは今シーズンの大目標をクリアして、ホッとしただろう。ハマスタでの試合が続くので、日本単独での1000安打も来週のうちに達成して欲しい。

3回に梶谷の内野安打と堂林の悪送球からチャンスを作り、この日2番に抜擢された乙坂のタイムリーで先制したが、それ以外は森下の好投に抑え込まれた。

井納が前回に続いて好投。初回いきなり田中広を歩かせたが、菊池涼、鈴木を連続三振。2、3回は先頭打者を出塁させ、5、6回は複数の走者を背負うなど、三者凡退は4回だけという苦しい投球だったが、辛抱強く投げて、6回で110球を費やしたが1失点で投げ切った。残念ながらまたも勝利は付かず。先発はあと1回だろうか。勝ち越して終わりたいところだ。

佐野が代打で4試合ぶりの出場。初球を打って、バットが折れてのファーストゴロだったが、まずは復帰できたということで一安心だろうか。梶谷、大島との首位打者を睨みながらの出場になりそうだ。

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ヤジ

ロペスが2000本を打ったというだけの試合になってしまった。ここまで森下には勝利を与えず、好投もプロ初登板のハマスタくらいだったが、そのハマスタで再びの好投を許した。しかも、今回は自らの決勝タイムリーに最後まで投げるという、一人での大活躍となってしまった。

8回は2アウトランナーなしから菊池涼がヒットで出塁したが、新人王を争う森下を続投させるために、そのまま打席に送っていた。3回にヒットを打っているとは言え、このイニングで得点できなくても仕方ないという思いはあっただろう。ところが、菊池涼が早めに盗塁のスタートを切り、慌てた平田がセカンドへ悪送球。ギャンブル的なタイミングでの盗塁となったが、これが奏功した。

投手相手には投げづらいところがあり、アウトサイドの変化球は見え見えの配球だった。しかし、スライダーを見事に当てた森下を褒めるべきか。打球はそれほど強くなかったが、セカンドに入っていた大和も追いつけなかった。かなり前進していたオースティンがバックホームも、逸れてしまった。タイミング的にはアウトだったし、アウトにしないといけない場面だった。平田を責められない失点だったと思う。

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キジ

前日の優勝の完全消滅と退任報道を受け、この試合の終了後にラミレス監督の退任が正式に発表され、記者会見が行われた。

2020年はコロナの影響で非常に難しいシーズンになり、ケガ人が例年以上に多かった。そうした背景から来季、新監督が采配を揮うのは難しさがあるため、留任もあるかなと思っていた。しかし、優勝を逃し、現時点でBクラスにいることから、ラミレス監督からの申し入れという形での辞任になった。

2021年はDeNA10周年目を迎える。そこで新しい監督の下、第3幕として新たな道を進むことを決断した形だ。今よりも悪くなるリスクは承知の上で、現状を打破することを選んだ。まだ次の監督は正式に発表されていないが、三浦2軍監督が濃厚だろう。

信じてもらえないかも知れないが、中畑監督が指揮を執っている2013年ごろから次はラミレス監督が良いと思っていた。2016、2017年あたりは期待した通りの内容を見せてくれたが、日本シリーズまで導いた自信が少し災いしたのか、2018年に多くの課題が出て、2019年は初めて優勝を争って2位という結果は出たが、その課題や溝が最後まで解決しないままこの日を迎えてしまった感じがする。

それでも、球団初のCS進出、19年ぶり日本シリーズ進出という成績での貢献、5年で3回Aクラスに入り、ハマスタ初のCS開催など観客動員にも大きく貢献した。70年以上の球団の歴史においても、3番目の勝利数を挙げるなど、球団史に残る監督であった。今後の監督がどのような成績を残していくか分からないが、当面の間はDeNA史上最高の監督として名が残るだろう。

個人的には感謝しかない。やはり2016年CSファーストステージの東京ドームは凄かった。これがCSなのかと感動した。福岡にも行って現地観戦した2017年日本シリーズも最高だった。5割が限界と再三書いたのは、そういう采配からの脱却を期待してのものだったが、本人が言うように信念に基づいて決断をし、後悔がないのであれば、それが何よりだろう。

残り12試合。ラミレス監督の言葉通り、常にその日の試合に勝つというデイ・バイ・デイでひとつでも多く勝利を積み重ねて欲しい。できれば5割以上で終えて、5年トータルでの勝ち越しとしたいところだ。25日はブルペンデーとなりそうで苦しいところだが、得点が取れていない打線が、そろそろ援護して欲しい。

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