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オースティンの激走が火を付けた!ソト3戦4発 打って勝ち越し

05/27 横浜DeNA11-8オリックス(ハマスタ)

初回に吉田正の2ランで先制を許したが、すぐに神里の先頭打者ホームランで1点を返し、ランナー2人を置いてソトが逆転3ラン。3回にもソト、大和のタイムリーと神里の犠飛で追加点を奪い5点リード。しかし、先発のロメロが4回一気に崩れ、アウトが取れないまま3点を失ってなお1、3塁。ここで降板となり、石田がスクイズで1点差とされたが後続を断った。5回以降もソトのこの日2本目のソロなどで得点を追加したDeNAが両軍で26安打19得点の乱戦を制した。

ポジ

初回に2点を先制されてしまったが、今季初登板の張奕を初回から攻めて逆転し、流れに乗れた。すぐに神里のソロで点を返せたことは、張奕を乗せないという意味でも非常に価値のあるものだった。前日の桑原の落球ミスでチャンスを掴んだ神里が、2試合連続ホームランと結果を出したことも、チームが勢いづく要因になった。

そして、四球で歩いたオースティンが、宮崎のレフト前ヒットの際、ショートの宜保を強襲し打球の勢いが弱まったのを見て、一気にサードを狙い、ヘッドスライディング。この走塁の意識が、チームに活気を呼んだ。気持ちに応えたソトが、3-1から真ん中に入って来たカットボールを完璧に捉え、文句なしの逆転3ラン。

オースティンの積極的な走塁は8回にも見られた。三遊間に寄っていたショートの右を鋭く破り、左中間へ転がったヒットで全力疾走し、センターがゆっくりとした動作でセカンドに送球するところ、隙を突いて走り込み、二塁打にした。こういうプレーをされることが多いベイスターズだが、走塁への意識はチーム一だと思う。足も決して遅くない。

他の選手も、俊足ではない選手は多いが、こうした意識をチーム全体で徹底して欲しい。4番のオースティンがやっているのだから、他の打順の選手がやらないわけにはいかないだろう。特に桑原に見ておいて欲しいところだが、この8回は代走で起用され、続く宮崎の高いバウンドのショートゴロで全力疾走し、サードを陥れた。結果として、ソトの犠牲フライで価値のある1点が取れた。16安打の猛打だが、最後にヒット1本で取った得点が、9回の三嶋を楽にさせた。そうそう連打が出るわけではないので、この1点こそ大事にしたい。

ソトは、初戦でのマルチホームランに続いて、この試合でも2発。交流戦前まで5本だったのが、3試合で4本。量産体制に入ったか。パ・リーグのエース級が出てくれば、そう簡単には打てないが、一発の怖さは相手の投球を狂わせる。ポイントを少し前に修正したということだが、うまくボールが捌けている。今のタイミングでライトにもホームランが出るようなら、いよいよホームランキングが本領発揮だろう。

今季初勝利を挙げた石田が、大乱戦の様相を呈して来たところ、ゲームを締めた。ロメロがアウトをひとつも取れずに残したピンチを1点で凌ぎ、5回は2番から始まる好打順で、2三振を奪い三者凡退で片付けた。それが5回の追加点に繋がった。ヒーローインタビューには上がらなかったが、彼も勝利の立役者だ。

石田自身に負けは付いていないが、開幕から自身の不甲斐ない投球でいくつかの勝利が消えてしまった。チームが波に乗れない責任を感じているだろう。失ったものを取り戻すのは難しいが、今できることをするしかない。そういった意味で、先発が崩れた後の立て直しという現状の役割を十二分に果たしてくれている。

山崎は、このところボールの力がないように感じたが、この日は良いボールが行っていた。登板数がリーグ最多に立つほど登板過多だったが、中止なども挟んでコンディションが回復してきているのだろう。交流戦での活躍に期待したい。

ヤジ

ロメロは、最初の登板が一番良かった。投げる度に悪くなっている印象だ。この試合も立ち上がりからボールに力がない。低めのツーシームはボールの動きもそれほどなく、吉田正にあっさりとライトスタンドへ運ばれた。

2回は三者凡退、3回はヒットの後を併殺打で切り抜け、5点のリードを貰って落ち着くかと思ったが、その逆。先頭の吉田正の当たりがショート強襲ヒットになると、杉本を追い込みながら攻め切れず歩かせてしまった。5点リードでランナーを溜める四球が論外だった。

前日からいいようにやられているT-岡田に、初球のチェンジアップをライト前に持って行かれた。これもチェンジアップになっていない。満塁でロメロ対決となったが、ボールが先行しストライクを取りに行ったボールを痛打された。ここで代えるべきかと思ったが、頓宮にも続投し、初球の低いボール球のツーシームをセンターに運ばれた。

これだけ低いボールをあっさりと拾われるのだから、変化球のキレもないのだろう。149キロを計時しているが、球威は感じていないから捌ける。左の宜保のところで、という思いがあったのだろうが、手遅れになるところだった。

ロメロは登録抹消で再調整となる。大貫に続いて2日連続で先発が大量失点でファーム落ち。来週はソフトバンク戦なのだが、中川だけでなく京山か上茶谷を上げざるを得ない。突然の猛打で最初のカードを勝ち越したが、先発投手の悩みは尽きない。

9回の田中俊の守備は酷かった。守備固めになっていない。これまでもファーストは守って来ているが、少し距離があるとは言え、投手が走って来るところに投げるのが基本。送球ミスというよりも、そもそも狙って投げているところが間違っているというレベル。これは猛省を促したい。

三嶋も2アウトから2者連続四球はいただけない。4点差なので攻めて欲しいのだが、やはり打たれたくないという気持ちが勝ってしまうのか。1点差では気持ちが違うとは思うが、少し心配だ。

キジ

最後は守備の乱れなどもあり、一発同点の場面となり、いわゆる馬鹿試合らしい最後になってしまったが、交流戦最初のカードで勝ち越しというのは、それより前を考えれば上出来と評価して良いだろう。

ピープルズが素晴らしい投球だったが、大貫、ロメロと先発投手が大乱調だったことは、今年を象徴するが、打線が思いのほか得点を奪うことができた。ベイスターズらしいホームラン攻勢で、やはりこういう時しか勝てないのかと思ってしまうが、現状やむを得ない。

3試合でダントツのトップの11本塁打で26得点という猛打、ソトの4発がモノを言っているが、投手陣の壊滅ぶりは気になるところ。次のカードは楽天の涌井、田中将、早川という表ローテにぶつかりそうで、彼らからこの3連戦のように打てるとは思えない。復帰する坂本、前回は6失点の今永がある程度投げてくれないと勝機はない。

神里が活躍したことで、パ・リーグ主催ゲームでは神里がライトに入り、オースティンがDH、あるいはファーストに入ってソトがDHというプランになるだろうか。仙台で行われたイースタンで26日にサイクルヒットをマークした楠本を上げる余地はないだろうか。乙坂も結果が出ていないので、そのまま仙台で待ってもらっても良かったと思うが。

ロメロが登録抹消になり、代わってシャッケルフォードが登録されるだろうか。来週、代わりの先発投手を登録するまでは、リリーフを数名ベンチから外す運用ができる。26日に2番手で登板したシャッケルフォードは、仙台に行っているのだが、そのまま残っているのだろうか。昼間のファームの試合を終えた時点では昇格が決まっているわけではないから、チームとともに一旦横浜へ戻ったのだろうか。

広島に続いて、今度は対戦相手として広島入りしていた西武で、源田がPCR検査で陽性となった。保健所との連携の上で、濃厚接触者を除外して試合を行う判断をしたと思うが、広島まで急遽代わりの選手を送ることはできず、控えの野手が2人という状況での試合となった。西武としても、ひとつだけでも試合を消化して帰りたいという思いはあったかもしれないが、これはあまりにもという感じがする。

今後も、どのチームで感染者が発生するか全く予断を許さない状況。ベイスターズも、仙台、札幌での試合があり、同様のことが起こるかも知れない。とは言え、緊急事態宣言が出ている状況下、予備の選手を帯同させるわけにも行かず、苦しいところだ。ファームも含め、もしもの体制を取っておく必要があるだろう。

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