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なぜかパ・リーグから点が取れる 2カード目も先勝

05/28 東北楽天6-7横浜DeNA(楽天生命)

初回、ヒットと四球で2アウト1、2塁から宮崎がタイムリー。オースティンの好走塁もあり、暴投でさらに1点を追加した。先発の坂本は約1ヶ月ぶりの復帰。1点リードの4回に浅村から3連打で同点とされると、ディクソンのタイムリーでとスクイズで2点をリードされたところで降板。代わった国吉が1回2/3を無失点で抑えた。打線は6回に大和の3ランで逆転。その後も牧のソロなどで追加点を奪い、最後は三嶋が大ピンチを招いたが、辛くも逃げ切った。

ポジ

なぜかパ・リーグを相手に猛打が炸裂している。オリックス戦では3戦で11本塁打、26得点の爆発だったが、その勢いを仙台にも持ち込んだ。パ・リーグ2位タイの5勝を挙げており、あと1勝で通算150勝がかかる涌井に対し、初回から2点を先取。

2番に入っている伊藤光が、追い込まれながらも甘く来たストレートを弾き返し、レフト前ヒットで出塁すると、オースティンは警戒されてボール球が多くなったところ、冷静に見極めて四球。宮崎が初球、甘く入って来たところをレフト前に運び、先制した。この時、ショートが打球に触れて弱まったところ、またもオースティンが好走塁でサードへ進んだ。これがソトの打席での暴投で2点目に結び付く。非常に良い走塁で、チーム全体でこういった意識を持って欲しいところ。

2安打で2点を先制したが、坂本が逆転されKO。涌井も尻上がりに復調し、ちょっと厳しいかなと思い始めた6回、2アウトランナーなしから牧がショート内野安打。1打席目で14球の粘りを見せていた山下がセンター前ヒットで続き、打席は大和。3球目のスライダーがど真ん中に入って来たところ、振り抜いた打球は舞い上がり、そのままレフトスタンドに届いた。打った瞬間は飛距離が微妙かと思ったが、見事に逆転3ランとなった。

ソトが交流戦に入って3戦4発だったが、大和も4戦2発。ホームランバッターではない大和が立て続けに打つとは。2019年の交流戦でも、1日おきでサヨナラ打を2回マークしているが、交流戦での勝負強さがある。

7回には先頭の伊藤光が粘ってもぎ取った四球から、佐野とオースティンが最低限の進塁打となり、宮崎が高めの甘い球をキレイにセンター前へ弾き返し、追加点。こういうヒット1本での得点というのが今年、なかなか取れていなかった。非常に理想的な攻撃だった。

エスコバーがコントロールを乱して失点すると、牧が貴重な追加点となる9号ソロ。佐藤輝が派手な活躍を見せているが、牧は牧の良さを出して行けばいい。結果的にこの1点があったお陰で逃げ切ることができた。

ファーストでソトかオースティンを使うと思ったが、スタメンは山下だった。代打での活躍に対し、スタメンの機会を与えられたと思うが、打席での粘りも評価できるし、得点に繋がるヒットも打てたことは大きなアピールになった。

そして、前日まで3日間、同じ仙台の森林どり泉でイースタンの試合を行っていた楠本が、そのまま仙台に居残って1軍昇格。神里に代わる代打で出場し、きっちりとセンター前ヒット。今季初打席で最初のヒットが出たことは、本人にとっても大きいだろう。今後の活躍に期待したい。同じく昇格した細川は出番がなかった。今季初ヒットは先を越されてしまったが、少ないチャンスをものにして欲しい。

この日も先発が5回を投げられなかった。これで3戦連続。それでも打線が奮起して逆転し、リリーフがリードを守った。国吉が2番手で楽天の勢いを食い止め、今季初勝利が付いた。5回の内田の打球は危なかった。打った瞬間は行ったかと思ったし、国吉本人もそんなリアクションだったが、フェンス手前で落ちて来た。ハマスタだったらフォローの風で入っていたかも知れない。だが、良く投げてくれたと思う。6回途中からリリーフした砂田とともに、勝ちパターンへの良い繋ぎをしてくれた。

山崎はなかなか打者を打ち取れず、苦労していたが、三者凡退に抑えた結果で評価したい。

ヤジ

立ち上がりは良いボールが行っているように見えた坂本だが、2巡目で捕まってしまった。4回先頭の浅村をスライダー2球で追い込んだが、続くインサイドのストレート2球が決まらなかった。クロスファイアで投げ込んでいるのでストライクにも見えたが、球審は両サイドをあまり取っていなかった。2-2からスライダーはワンバウンドでボール。フルカウントからストライクを投げざるを得ず、インサイドのストレートを巧く押っ付けてライト前に運ばれた。

この一打で苦しくなり、島内には少し浮いたアウトサイドのスライダーを左中間へ弾き返された。深々と破って同点。続く岡島にも巧くレフト前へ運ばれた。内田を三振に取り、何とか同点で止めたいところだったが、ディクソンを警戒し過ぎて3ボールとしてしまい、甘く投げざるを得なかった。レフトへ鋭く弾き返されて勝ち越し。動揺を突かれ、足立がスクイズ。ほとんど警戒できておらず、決められてしまった。小深田を歩かせたところで降板となった。

そこまで悪いという感じではなかったが、島内、岡島の左打者に変化球が甘く入り、巧く打たれてしまった。それほど打てていないディクソンを必要以上に警戒し、カウントを悪くしてしまったのは勿体なかった。早めに追い込んで、1打席目のように引っ掛けさせて併殺を狙いたいところだった。

連日、先発が5回を投げ切れないというのは苦しい。大貫、ロメロと抹消されて再調整となっているので、坂本は来週ももう一度チャンスを与えるということになりそうだ。

エスコバーは、浅村に際どいボールを見極められて歩かせてから、急にストライクが入らなくなった。左打者には投げづらいのだろうか。島内、岡島の状態の良さをマウンドで感じたのかも知れない。3四球で満塁という大ピンチだったが、何とか犠牲フライだけで踏みとどまった。

三嶋も最後はギリギリのところで逃げ切った。先頭を出したが浅村をスライダーで三振に取り、島内は強烈なゴロだったが、牧が胸で受け止めてセカンドをアウトにした。これで逃げ切れるかというところ、岡島も同じような強烈な打球で、今度は牧から大和へのトスが通らずセーフ。内田にタイムリーを打たれ、1点差で1、3塁となった。しかし、ディクソンを3球三振に取りゲームセット。

ディクソンへの最後のボールは、ワンバウンドでコースも外れていたので、あれを振ってくれたのは助かった。この日もタイムリーを打たれているし、残り2試合もあるので挽回して来るかも知れないが、この打席に関しては当たりが出ていない彼が入っていてくれて助かった。調子が良くないのかも知れないが、辰己が出て来る方が怖かった。

クローザーも完璧ではないので、2点ある時に1点まではOK。逃げ切ったという結果が全てだ。次回以降に不安はあるが、切り替えて次に向かって欲しい。

キジ

2カード目となる楽天戦でも初戦を取れた。涌井、田中将、早川というローテで苦戦を覚悟していたが、最初で勝てたことは精神的にも大きいだろう。

まだ始まったばかりではあるが、12球団で唯一3勝ということになった。クラスターの影響で2試合を延期した広島が、1勝1分の10割で勝率の上では首位に立っているが、貯金2は最多だ。

それを支えているのが打線。ホームランでの得点が目立っているし、ベイスターズの得点パターンでもあるが、オースティンの好走塁が得点に結び付いたり、なかなか得点圏で打てなかった宮崎がタイムリーを放つなど、良い形での得点も出始めている。

ただ、打線は水物。涌井からも得点を奪った今の勢いは大切にしたいし、期待もできるが、パ・リーグトップの早川との対戦も控えている。やはり先発投手がしっかりとゲームを作ることが重要だろう。チームではダントツの7QSをマークしている濵口に期待したい。

オープン戦では静岡で対戦した田中将に対して、どんな戦いができるか。交流戦で台風の目になれるかという試金石になる。

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