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落球から特大HR!細川で流れ変わりサヨナラ

11/01 横浜DeNA6x-5阪神@ハマスタ

阪口が5回1失点という好投を見せたが、回跨ぎのパットンで逆転され、やはりハマスタ阪神戦かという展開だったが、7回裏に細川がファウルフライを打ち上げたが、マルテと坂本が交錯して落球。次のボールを細川がレフトスタンド最上段の看板に当てる1号ソロで1点差。流れが変わって、この日2発のソトのタイムリーで同点。最後は梶谷が決めてサヨナラ勝ち。

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ポジ

主観的になってしまうけど、背番号52の新ビジターユニフォームを着て現地に行った人間としては、最高の展開。細川はプロで5本目のホームランだが、やっと初めて現地で観ることができた。ただ、打球がどこへ行ったのか全然見えてなかったのが悔やまれる。

この日、イースタンリーグが全日程を終了し、タイトルが確定した。本塁打、打点、出塁率の3冠に輝いた細川。左腕の高橋が先発ということでスタメンのチャンスを得た。最初の打席、三遊間へ鋭い打球を飛ばし、木浪が好捕したが送球が逸れて内野安打。前日の二塁打に続きヒットをマークして、自分のスイングができるようになってきた。

4失点のビッグイニングで逆転された7回、先頭で細川に打順が回る。岩貞の2球目のストレートに押され、打球はファウルフライ。捕手の坂本が手を挙げていたが、マルテも打球に向かってきて、両者が交錯。マルテのグラブからボールが落ちて、打ち直しとなった。次のボールは高めのストレート。これを完璧に捉えて、レフトスタンド最上段の看板に当たる今季1号ソロとなった。

やはり完璧に捉えた時の打球速度は、日本人のそれを凌駕している。ソトやオースティン、ロペスにも引けを取らないくらいの凄いパワーだった。あそこまで飛ばさなくていいので、あと1本くらいは打って終えたいところ。

ずっと自分のポイントで打てていなかったソトが、2打席連続ホームラン。バックスクリーンの右横の座席が少なくなっているブロックにカップルが二人だけ座っていて、そこに目がけて飛んで行った。ソトがジャマをするために打っているのではないかと仲間内では言っていたくらい、いずれも同じようなところに飛び込んだ。同点タイムリーも放って3安打3打点。さすがに本塁打、打点とも岡本には届かないか。

先発の阪口にはあまり期待していなかったのだが、気合も十分で、ファームでの投球がそのまま1軍でできていたと思う。ピンチの連続だったが、結果的に1点で凌ぐことができたのは、ピシャリと抑えるよりも収穫があったのではないか。近本に3本打たれたのは反省だが、併殺を2つ取って切り抜けられた。特に、5回は高橋のバント失敗から糸原のラッキーなヒットで1アウト満塁とり、マルテをカットボールで併殺に取り、派手なガッツポーズを見せていた。そして、その裏に梶谷のタイムリーで2点リードとなり、プロ初勝利の流れだったが、消えてしまった。勝てればベストだったが、この投球が出来ていれば、結果は付いてくるだろう。

終盤はピンチの連続。8回は伊勢がノーアウト2、3塁のピンチを招くと木浪を申告敬遠し、満塁に。坂本を浅いライトフライに打ち取ると、代打に糸井が登場。ここで石田が登板した。糸井にはフルカウントとなったが、最後はストレートで見逃し三振。4安打の近本もポップフライに仕留めてピンチを脱した。先日の砂田、平田の日消しも見事だったが、この石田の好投も見事だった。

9回表は三嶋がエラーからピンチを招いたが、前日2発の陽川を三振に取って無失点で切り抜けた。その裏、不振の乙坂が久しぶりのヒット。2アウト3塁となって梶谷がレフト前に落ちるヒットでサヨナラ勝ち。奥様が来場していたということで、良いところを見せられて良かったのではないか。

個人的にも今年の観戦ではサヨナラ勝ちがなかったので、見られて最高だった。

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ヤジ

6回、阪口から代わったパットンが3者凡退で抑え、阪口のプロ初勝利に向けて順調だったのだが、回跨ぎをした途端、おかしくなってしまった。もともと行く予定だったのか、僅か6球で6回を終えたからなのか。投手は繊細だから急に回跨ぎになるとうまく行かないことが多い。

7回平田、8回石田で良かったと思うが、平田を前日も投げさせているのが気になったのか。櫻井はどういうつもりで上げたのか分からないが、3-13の場面で平田、伊勢を登板させるからこういうことになる。最後まで首を傾げる継投で、阪口にプロ初勝利を飾らせることができなかった。

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キジ

今季最多の27,850人。大規模イベントに向けた技術実証ということで、さまざまな検証が行われたかと思うが、来年に向けて役立てられれば良いと思う。スタンドはこの時期の消化試合なら、これくらいしか入らないのは仕方ないが、けっこう埋まっていた印象。コンコースは昨年までの賑わいに近いものがあった。

トイレは、ベイスターズの攻撃中に行ったのでほとんど並んでいなかったので、一番混雑した状況でどうだったのかは分からないが、これだけの人数が入っていたので、かなり混雑したのではないか。BAYSTORE HOMEもそのタイミングで行ったのだが、入場制限するほど混雑はしていなかった。試合開始前、終了後は混雑していたのではないかと思う。

今年は観客が入れられずに球団経営に大打撃を与えたが、来季は満員とまで行かなかったとしても、これくらいの観客は最低限入れられないと、経営が成り立たない。マスクの着用は定着しつつあるが、試合展開ではどうしても声が出てしまう。マスクをしていれば、過度な大声を出さなければという気もするが、ルールは守って行かなければプロ野球観戦そのものが楽しめなくなるので、来季に適用されるルールを守った上で、現地観戦が多数できるようになれば良いと思う。

最高のサヨナラ勝ちだったが、最後に引退する藤川が場内を一周した。レフトスタンドだけでなく、ライトスタンドからの拍手にも手を振って応え、一塁ベンチ前では見守っていた大和と握手、抱擁を交わした。前日の試合で勝負をした元チームメイトの二人に、温かい拍手が送られた。MLBに行く前にも散々封じられた大投手。やはり寂しいものがあるが、今後の第二の野球人生も期待している。

残りは観戦試合恒例の写真で締めたいと思う。

ほぼ人が戻ってきたバックネット裏からBAYSIDEのスタンド
藤川引退で関東は今季最後とあり、阪神ファンも多かった。レフトスタンドはHIGHではなくMIDDLEにすべきだったか
どうしてもコンコースの密集は避けられない
森のタオルを買おうかと思ったらやはり売り切れ。なぜか戸柱も
1号ソロを放った細川
好リリーフでヒーローの石田
水をかけられた梶谷とサヨナラにはしゃぐ選手たち
直立不動のゲストは梶谷
いい笑顔。前からやってみたかったんだよねー
デーゲームだったが、ナイターと変わらないセレブレーション
藤川と握手する大和
藤川投手、本当にお疲れ様でした!

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