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番長采配ズバリ 6番神里が大野雄大から満塁弾

04/06 中日3-7横浜DeNA(バンテリン)

9試合目にして初勝利を挙げた三浦監督の采配が的中した。前の試合のヒーロー神里を、この試合では6番で起用。6回2アウト満塁で打席に立つと、初球をライトスタンドに打ち込む満塁弾。一気に主導権を握ると、9回には牧が球団通算8000本目となる本塁打でダメ押し。初の連勝をマークした。

ポジ

1番桑原、6番神里が大当たり

コーチとの相談やデータアナリストがまとめたデータなど、いろいろな過程を経てオーダーを決めているかとは思うが、最終的に決断するのは監督。悪ければ叩かれるし、良ければ采配ズバリと持ち上げられる。

だが、この試合においてはオーダーが見事に当たった。4日の広島戦、9試合目で初めて1番に神里をスタメン起用。これも的中して、神里が先制ホームランにスーパーキャッチを見せた。そのまま神里を1番で使うのかどうか。昨年、神里は大野雄大に7打数3安打と、チームが26イニングで1点も取ることができない中では打っていた方だった。

結論として、2番に入れていた関根を外し桑原を戻した。2番に神里を入れるのではなく、柴田にして神里は6番に置いた。以前から上位がうまく機能しなかった場合に、佐野、宮崎あたりからチャンスが作られて6、7番がキーポイントになることが多く見られた。開幕戦で田中俊が6打点を挙げたことが最も顕著に表れている。

桑原は初回の打席でヒットを放ち、2番の柴田がリズムよくバントを決め、佐野のヒットでホームを突いたが惜しくもアウトになった。3回は内野安打の戸柱を大貫がきっちり送り、桑原が先制打。6回も先頭で桑原がヒットを放ち、柴田が見事にバントを決め、チャンスを拡大した。

最終的に2アウト満塁となったところで、神里が初球のツーシームが高めに浮いたところを完璧に捉えて、打った瞬間のグランドスラム。初球からは手を出すような積極性はあまり見られないタイプだが、甘い球を逃さなかった。2試合連続のホームランは、一気に試合の主導権を握る殊勲の一撃だった。

そして、この二人の活躍に刺激を受けないはずがない関根は、9回に代打で出場し、ライト線へ二塁打。桑原のバントで三塁に進み、柴田の浅めのセンターフライで俊足を生かして生還した。

オースティンを欠く外野だが、開幕からずっと良い活躍を見せていた。しかし、ここに来てスロースターターの神里も大きく勝利に貢献。今の時点での3人の誰を使うか、贅沢な悩みになってきた。ここにあと1週間程度でオースティンが加われば、レベルが高い争いができそうだ。

何とか名古屋には行けた細川だが、牧の大活躍と合わせ、居場所がだんだんなくなってきている。この試合は出番がなかったが、1本が欲しい。

やはり持っている男?球団史にまた名を刻む

3番ファーストという新人では初めての開幕スタメンで球団史に名を刻んだ牧だが、9回に2号ソロを放ち、これが球団通算8000本塁打のメモリアルアーチとなった。開幕3戦目では、プロ入り初打点、初の猛打賞という活躍で挙げた1点をリリーフが守れず、ヒーローになるはずが消えてしまった。しかし、三浦監督の初勝利に貢献して今年最初のヒーローインタビューに立ち、この日はメモリアルに名を刻んだ。やはり持っている男なのか。

この試合では、昨年の沢村賞投手と初対戦。最初の打席では1球のストレートが来ず、低めのツーシームにバットが空を切った。2打席目はストレート2球で早々に追い込まれるが、その後はファウルで粘った。2打席目にして大野雄大のボールをバットに当てる適応能力の高さを示した。最後はフォークが低めに決まって空振り三振。連続三振だが進歩を感じさせた。

そして、3打席目は2球目の高めに浮いたフォークを鋭く捉え、ジャンピングキャッチを試みた高橋のグラブの先を弾く強襲ヒット。並みの新人ではないことを印象付けた。そうした中での9回のダメ押しホームラン。鈴木の高めに浮いた球をしっかりと捉え、広いバンテリンドームのスタンドまで運んだ。トップに立っている打点をまた一つ、伸ばした。

まだ10試合だが、どれだけ牧でポジを書くのだろうと思うくらい、毎日登場してくる。ちょっとの活躍ではもう驚かないが、この日の大野雄大との対戦でも実戦での能力に驚いてしまう。打てない時期も当然あるだろうが、チームの柱として、外国人選手が合流しても使い続けたい選手だ。

実質開幕投手の大貫に1勝目

諸事情で開幕投手は濵口となったが、オープン戦で投げているボールを見ても、ベイスターズの先発の中では群を抜いている大貫が、大野雄大との投げ合いで5回まで無失点の投球。阿部には巧くライト線へ運ばれたが、それ以外はほとんど危なげのない投球。

5点リードとなって気を抜いたわけではないと思うが、6回はボールが高く、真ん中に集まりだしてしまった。2アウトまでは取ったが、高橋に巧くレフト線へ持って行かれて1点を失い、なおも2、3塁でビシエド。甘く入ってきているので、一発が非常に怖い状態だったが、何とか変化球を低めに投げられた。しかし、打ち取った当たりだが飛んだコースが良く2点タイムリー。

ここでベンチは継投を決断。伊勢が平田をライトフライに打ち取った。最後は4連打とあまり良い形ではなかったが、まずは1勝目が付いたということで、今後はさらに落ち着いた投球ができるのではないか。6連戦の頭で投げる投手として、次回は最初の登板と同様に7回まで投げられれば文句なしだろう。

ヤジ

山崎は力みなのか、ボールが浮いていた。2点リードで先頭を歩かせるという良くない立ち上がりだったが、阿部の併殺打はあまりにも大きかった。まずは勝ちパターンとして、前の試合に続いてホールドをマークできたこと、無失点で切り抜けられたことをプラスに捉えて欲しい。三嶋とのダブルストッパーというくらいになれば、これほど強力なことはない。

キジ

バンテリンドーム+大野雄大ということで、かなり難しい試合になると思っていた。しかし、年も変わって、三浦新監督でメンバーも大きく変わった中での対戦。昨年は2打席だけの対戦だった桑原が1番として機能し、相性が良かった神里が息の根を止めた。

バンテリンドームでの連敗を11で止め、2年ぶりに大野雄大から得点を挙げた。大きな鬼門を突破し、連勝。牧がヒーローインタビューで言っていたように、ノリにノったら止まらないという形でここから連勝を伸ばせるか。一気に良いムードになっていることは間違いない。

昨年は、バンテリンドームでの最初の試合で大貫が勝ったが、残り11試合で全て敗れた。その流れも変える為、この3連戦で勝ち越しが欲しい。

7日はルーキー入江がプロ初勝利を懸ける。勝野は昨年、2試合勝ち負け付かずでそれほど嫌なイメージはない。バンテリンドームでは打てずに負けていることが多いが、初戦で7点を取った勢いをそのままに、入江を援護して行きたい。

そして、3戦目は順番では上茶谷だが、右肘の張りで登録を外れていた平良が先発する。上茶谷は名古屋に帯同していないので、週末のハマスタでの阪神戦に回る。昨年までの相性で考えると良い入れ替えかも知れない。大貫、平良が入る3連戦ならば余計に勝ち越しが求められる。

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