スポンサーリンク

上茶谷が好投も青柳に沈黙 絶好機も策がハマらず

04/10 横浜DeNA0-4阪神(ハマスタ)

先発の上茶谷が7回を5安打1失点の好投。しかし、打線は青柳の低めを突く投球に翻弄され僅か3安打。7回ノーアウト1、2塁で神里がバントを失敗し、逆転のチャンスも実らなかった。9回サンズに致命的な2ランを浴びて完敗。

ポジ

最初の登板では2回5失点という不本意な投球だった上茶谷。ストレートに球威がなく、変化球も全て甘いコースに入っていた。

平良が一度ローテを外れて木曜に戻った為、中8日での先発となった。ストレートの球速表示は145キロ前後だが、阪神の打者が球威を感じている様子だった。ストレートが良かったので変化球も効果的だった。

前日に場外ホームランを打たれた佐藤輝に対しても、ウィークポイントと言われるインサイドの高めを使いながらノーヒットに抑えた。4回に先頭の糸原に一塁線を破られて二塁打、1アウト3塁から前進守備を選択したが、大山が変化球をセンター前ヒット。コース的には前進していなくてもヒットで、これはチャンスの場面で4番の仕事をした相手が上だった。

現在首位で好調な阪神を相手に、7回までこの1点で抑えたことは十分評価できる。援護に恵まれなかったのは気の毒だが、今後もローテーションで投げられる手応えはつかめたのではないか。

8回、いったんマウンドに上がり代打に糸井が告げられたところで砂田に交代。スタンドからは拍手が送られた。よくある起用ではあるが、映像を後で見たところ上茶谷は事前に聞いていなかった様子。そのあたりコミュニケーションが気になる。

砂田は糸井から三振を奪うなど、左が3人続く形になったところをきっちりと抑えた。ここまでは締まった良い試合だったのだが。

ヤジ

1-0のゲームで、7回にノーアウト1、2塁という大きなチャンスだったので、この場面がターニングポイントだった。

こういう場面はバントで送り、1アウトでランナーを3塁に持って行き、さらには一打逆転の場面を作って行くのが三浦采配なのであれば、ブレずにバントして行けばいいと思うが、誰であってもバントさせるわけではないはず。佐野、宮崎に合流した場合のソト、オースティンにはバントはないのだろう。あとは打順や相手投手の状況によっても判断していく必要がある。

この日、この場面の神里はどう捉えていたのか。火、水と6番に入った神里が満塁弾、猛打賞と活躍していたが、ここ2試合はノーヒット。だが、青柳には通算で5割を超えるアベレージで、昨年も7打数3安打と相性が良かった。この試合では投ゴロに三振とあまり合っている感じはなかったが、青柳としても5割以上打たれている打者なので、良い感じはしていなかったと思う。

ランナーは佐野と宮崎で、出場メンバーの中では足が遅い方の二人。6番の神里の後は、7番田中俊、8番戸柱と左打者は続くものの神里に比べると期待は薄い。バントで送れば最低でも田中俊で何とか1点取れるのではと考えたかも知れないし、青柳が代わって左の岩崎が出てくれば桑原の代打を考えていたかも知れない。

佐野に代走を送るという手も考えられたが、7回裏だったことがそれを躊躇させたか。9回裏に回って来る可能性が高かった。ノーアウト1、2塁というただでさえ難しいバントが、2塁ランナーが佐野ということでさらに難易度が上がっていた。そうした中でバントをするには打者の技量が足りなかった。

今年はキャンプからバントを練習させていたと思うが、やはり実戦でのバント経験がどうしても乏しい。神里はプロ4年で8犠打で昨年は僅かに1つ。バントしたことがないから、下手だからといってバントさせなければ、いつまでもできない。こういう失敗をしながら練習し上達していくしかないと思う。

バントさせたことは監督が責任を持つので、失敗に対しては三浦監督が批判されるしかないし、失敗した神里はきっちりバントができるように練習すべきだろう。最終的に戸柱が粘って、センター返しのライナーを放ったが、阪神のポジショニングが良く抜けなかった。ここで1本出ていれば、バント失敗をカバーしたとして大きくクローズアップされないのだろうが、結果が全てなので仕方がない。

重要なのはブレずにやること、失敗を繰り返さないように練習し、経験を積んで行くことだろう。次にこういうシチュエーションで神里を迎えて、バントしないことの方が問題だ。

キジ

外野に飛んだヒットは、宮崎の詰まったライト前ヒットのみで、関根と佐野の内野安打2本しかないという結果で、完全に抑え込まれた。

投打に首位を走る好調チームと、スタートに失敗して最下位に沈むチームの対戦という感じがした。1-0で競っているようでも本当の意味で勝負になっていないように感じる。負けるとしても1-0のままで負ける方が流れとしては次の試合に繋げられるのだが。

勝ちパターンの7回を任せる平田を出して行ったので、ベンチとしてやれることはやったのだろうが、うまく行かない。平田もここまでは非常に良く投げているが、いつも完璧には抑えられない。ただ、先頭に四球、チャンスに強いサンズに対して3ボールから勝負、最後はインサイドに要求して真ん中に入って被弾というのは、ベンチ、バッテリーともに詰めが甘いし雑な感じを受けた。

こうなると11日から合流が可能なソト、オースティンをすぐに使いたくなるだろうが、それでもそこは慎重な判断を願いたい。慌てたがためにバッティングを崩したりケガをするようでは元も子もない。ここ最近のいろいろなベンチワークを見ていると不安は尽きない。

好天のデーゲームだが、空気は冷たかった
好投の青柳。持ち味のゴロを打たせる投球が見事
問題の場面
9回表の近本の遊ゴロでリクエストしたが、スアレスを乗せたリリーフカーは登場してしまい、通常とは異なる位置で停車。スアレスは降りてベンチ前でキャッチボールを開始

コメント

タイトルとURLをコピーしました