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トニカクウテナイ 最後は守乱で10連敗

04/22 横浜DeNA0-1中日(ハマスタ)

先発の濵口が、5試合目にして初めて初回を無失点で切り抜けると、6回まで3安打無失点。しかし、ここ数試合得点力がない打線が、今季未勝利の福谷を捉えられず8回まで無得点で援護できず。砂田、山崎、三嶋とリレーしたが、9回2アウトから柴田の悪送球の間に決勝点が入り、0-1の惜敗で2分を挟む10連敗。

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ポジ

濵口が、初回の鬼門をやっとクリア。それでも1アウト1、3塁のピンチを背負い、最後は2アウト満塁から阿部を空振り三振に取った。27球を要して、何とか初回にゼロを入れた。

その後はいつも通り尻上がりの投球。昨年はむしろ6回が鬼門だったが、高橋周、阿部から連続三振を奪い、三者凡退で切り抜けた。122球を費やしてしまい、7回のマウンドに上がれなかったことは課題だが、先発として役目は果たせた。

四球は6つ出してしまったが、意識的にテンポを早めている感じもあった。こういう時に勝利が付いてくれるとまた違うのだが、打線と噛み合わなかった。次回もこの調子を維持しつつ、攻撃に繋がるリズムを生んで行きたい。

砂田、山崎、三嶋も素晴らしいボールを投げ、味方が得点の糸口すら掴めない中、相手打者に気持ちで向かって行った。三嶋は不運としか言いようのない失点。なかなか本来のセーブシチュエーションでの登板がなくなってしまっていて、気持ちを維持するのが難しいと思うが、しっかりと準備できているのは頼もしい。

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ヤジ

この3連戦は、オースティンのソロによる1点のみ。これではどうしようもない。投手陣の頑張りで、あと少しで1敗2分というところだったが、守備の乱れでよもやの失点を許してしまった。

大野雄が普通のピッチングをすればなかなか得点が難しいのは分かるが、ここまで他球団にはそれほど結果が出ていない勝野、福谷に対してもほとんど得点できるような感じがなかった。

連敗がスタートした阪神戦あたりから得点力が大きく低下しており、使う選手を代え、打順を替えとやってみても全て奏功しない。もともと牧だけが得点を牽引していたところ、少しずつ好調さに陰りが見え始め、打線全体の得点力がなくなった。

オースティン、ソトが復帰しても改善するどころか酷くなっている。2人が入ることでマークが弱まることを期待した佐野も悪くなっており、得点圏で全く結果が出ず、打点が伸びない。4番佐野は我慢して行くつもりなのだろう。そこは三浦監督の拘りだろうから否定はしないが、周りもカバーできる状況にないだけにかなり厳しい。

それよりも気になるのはソトだ。先週末に1本出たので乗って来る期待はあったが、状態はなかなか良くならない。今年、オープンスタンスにしてバッティングフォームを変えているが、それがなかなか結果に結び付かない。本当はこういう変更をしているのであれば、キャンプ、オープン戦と微調整の場が欲しかったが、それを言ってもどうしようもない。

以前に「われわれが知るキャリアハイのレベルの絶好調なオースティンとソトが来るとは限らない。状態によっては邪魔になる可能性もある」と書いたように、この姿は想定の範囲。特に、ソトがバッティングフォームに変更を入れているのであれば、なおさらファームで調整を入れた方が良かったように思うが、バッティングコーチはどのような判断をしたのか。9割本人の希望のようにも思え、首脳陣が機能しているか怪しくなって来た。

スタメンで使うと決めた以上は今さら言ってもどうしようもないし、本人が状態を上げるしかないのだが、フォーム変更を伴っている以上、どれくらいかかるのかも分からない。苦しい中でさらに我慢を強いられる形になる。

それにしても、ここまで得点が取れないというのもあまり記憶がないくらい。開幕直後、チーム打率が3割近くまで上がり、得点も一時トップに立っていたのが信じられないくらいだ。

そうした中、読売戦での炎上で防御率はリーグトップからは陥落したが、阪神の投手陣と甲子園で対戦することになる。10連敗が始まったのも藤浪に負けてから。良いイメージを持つことが難しい状況ではあるが、開き直って甘いボールを叩くことだけに集中して欲しい。荒れ球だからそれが難しいのだが。

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キジ

また勝てなかった。これで12試合10敗2分と丸2週間が過ぎた。

9回、センターに抜けそうな当たりを捕った柴田、アウトにしたいという思いで身体を伸ばしたソト。セカンドランナーがいるから止めて欲しいというところもあるが、タイミング的にも十分アウトにできるので、ショートバウンドで捕りに行ったことは責め切れない。アンツーカの切れ目でバウンドが不規則になって、弾いたボールがランナーに当たって外野方向まで行ってしまった。

不運という言葉で片付けきれないが、負けが込んでいるチームにはこうしたことが起こってしまうのか。三浦監督は一生懸命やったプレーとして責めなかった。怠慢はどこにもなかったし、この気持ちをどこへ持って行くこともできない。

2019年も4月に10連敗を喫した。あれは最初の5チームとの対戦を9勝6敗と勝ち越し、貯金を持ったところからの10連敗。今年は最初の8試合で勝つことができず、やっとの思いで9試合目に初勝利を挙げ、ひとつ勝つ難しさを改めて感じたが、すぐにそれ以上勝てない時期が続くとは。

最初の6連敗はまだ勝てそうな試合があって、ひっくり返されたり、追いつかれたりしていたが、この10連敗は勝てそうな試合がほとんどなかった。リードしている時間が僅かしかない。勝ちパターンの投手は全て同点かビハインドで投入する形になっている。

開幕当初は先発が崩れることが目立ったが、上茶谷や濵口はかなり持ち直しているし、大貫は一度だけ大量失点はあったが期待通りの投球。阪口も長いイニングを投げられていないが、試合は作っている。打線は水物と言うので、先発投手陣が安定していれば、近いうちに良い形になると信じている。

三浦監督もこの日の試合後のインタビューでは、もはや言葉がないという感じだった。毎日同じようなことしか言いようがない状況が続いているが、何とか耐えて乗り切るしかない。監督も、選手も、ファンも。

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