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好投の小川に8回まで3安打 9回同点機逃す

05/22 東京ヤクルト1-0横浜DeNA(神宮)

先週、完封勝利を挙げている小川は、立ち上がりから力のあるストレートで押し、変化球も低めに決まっていた。8回3安打と封じ込まれ完封目前だったが、9回はマクガフに交代。先頭の桑原が二塁打で出塁、暴投でノーアウト三塁となったが、関根、佐野、オースティンが凡退して1点も取れず。7回3安打1失点の濵口は援護なく4敗目。

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ポジ

伊藤光との久々のバッテリーも順調に

今年は1試合だけ戸柱がスタメンマスクを被ったが、他は全て嶺井。最近5試合は全てQSをマークし、2連勝中だったが、今季初めて伊藤光とのバッテリーとなったこの試合でも変わることなく、順調にアウトを稼いだ。

鬼門の初回、2番の中村に2ボールとなったが、3球目の甘いストレートをセンター左に弾き返されたが、あと一歩伸びずにセンターフライ。山田はフルカウントからショートゴロに仕留め、珍しく三者凡退での立ち上がり。

2回にオスナの二塁打に続き、青木を歩かせて1アウト1、2塁のピンチを招いたが、サンタナを2球で追い込み、チェンジアップを意識させた上で、強気にストレートを投げ込んで詰まらせ、併殺打に打ち取った。

3回の先頭、西浦に2ボールとなったところで投じたストレートをレフトスタンドへ運ばれた。8番から始まる打順というところで、手を抜いたわけではないが先発として長いイニングを投げるにはメリハリも必要だった。少し置きに行ったストレートだっただろうか。それでも低めを運んだ西浦を褒めるべきかも知れない。ギリギリスタンドまで届いてしまい、この1球に泣く結果となった。

伊藤光とのバッテリーと言えば、一昨年の甲子園での完封でのハグが思い出されるが、それが再現されてもおかしくはないナイスピッチングだった。次回以降も期待したい。

攻守にキラリと光った扇の要

濵口の好投を引き出した伊藤光が、攻守に光った。濵口のチェンジアップが打者のタイミングを外していたが、それに頼り過ぎることなくストレートを投げさせ、打者の狙いを絞らせなかった。

ランナーを置いてチェンジアップ、フォークを低めに投げさせ、きっちりとワンバウンドを止めたことで、濵口が安心して腕を振って低めに投げることができた。

そして、打席では3回にチーム初ヒット。アウトサイド中心の配球に対して、踏み込んでスライダーを右打ち。巧さが光ったライト前ヒットだった。8回は、高めのストレートが2球続いたところ、再び右方向へ巧く打ってマルチヒット。小川からの3安打のうち2本が伊藤光で、各打者が力のあるストレートを低めの変化球に苦しむ中、逆方向への軽打でしっかりと捉えていたのが印象的だった。

なかなかキャッチャーのバッティングで苦しんでいる今季、伊藤光のバッティングはやはり頼りになる。守りでも要としてきっちり役割を果たしてくれれば、今後の反撃にも期待できる。

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ヤジ

この日の小川は良かった、なかなか打つのは難しいだろう。小川が9回もマウンドに上がれば完封されていた可能性は高い。0-1で負ける分には仕方ないだろう。

ただ、ヤクルトが100球で小川を下ろし、前日に石山が2失点していたことから、マクガフを投入して来た。現在の状態からすると、石山よりマクガフの方が良さそうだが、ノーアウト3塁の場面を作れただけに最低でも同点にはしたかった。

先頭の桑原が甘く入ったカットボールを右中間へ二塁打。ここで前日は9回に殊勲の2点打を放った大和に代打を送った。引き分け狙いのバントではなく、飽くまで勝ちに行った。ところが、関根への2球目、変化球が大きくワンバウンドとなり暴投。ノーアウト3塁と願ってもない場面になった。

関根はインコースを攻められ、5球目のストレートに完全に詰まってファースト正面へのボテボテのゴロ。走者は動けずに1アウト。佐野のところで同点に追い付き、さらに走者を出しておきたいところだったが、最後はインローのコーナーへギリギリのストレートが決まって見逃し三振。最後のボールは相手の勝ちとしても、初球にとにかく振るというような決めが勿体なかった。外野フライを打ちやすい高めに絞って欲しかった。

後がなくなってオースティンだったが、マクガフがさらにギアを上げて良い投球をしたと思う。低めかアウトサイドか、きっちりと投げ切れており、甘い球はなかった。最後のボールが唯一、捉えられそうだったが、カットで少し動いた分、ミスショットしてしまった。

好投した濵口の為にも、このチャンスになったからには追いついて欲しかったが、そこからのマクガフの投球も見事だったのは事実。

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キジ

交流戦前最後のゲームとなる23日は、今永が予告先発として発表された。左腕の濵口と連続となることはあまり良い起用とは思えないが、天候も良さそうで復帰のマウンドとしては準備もしやすいだろう。彼にとっては開幕戦となるので、まず1アウトを取り、初回をゼロで終えることを考えてもらえればと思う。

今永が投げるということで、どうしても大きな期待をしてしまうが、まだ手術明け最初の登板であることを忘れてはならない。夏場に向けて徐々に調子を上げて行ってもらいたいし、無理はして欲しくない。5回90球未満で投げてくれればと思っている。濵口が頑張ってくれて、リリーフはエスコバーが登板しただけ。三嶋は最終回に向けて肩を作ったとは思うが、他のリリーフも準備はしたはずだが、比較的負担が少なかったかと思う。

スアレスは、先週土曜日のイースタン、横須賀で登板して初回に5失点。その後は5回途中まで失点を許さなかったが、9三振を奪いながら9安打を許す極端な内容。1軍ではホーム開幕戦で4回3失点でKOしたが、神宮では6回無失点と抑え込まれている。立ち上がりを攻めて、今永を楽に投げされる援護を奪いたい。

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