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バントはすべきなのかしない方が良いのか

09/11 横浜DeNA2-3中日@ハマスタ

投打が噛み合わなくなって来た。前日は二転三転するゲームを落とし、この日はQSの井納を援護できず連夜の惜敗。7回ノーアウト1、2塁で倉本がバントしたが失敗。ラミレス監督らしい采配ではなかったが、どう考えるか。

ポジ

梶谷が好調を維持。3回までノーヒットだった柳に対して、初球の変化球をきっちり捉えてセンター前へ運んだ。6回は1点を返した後、レフト線への巧打で同点のチャンスを演出した。しかしながら、得点は0。梶谷の出塁を生かした攻撃を仕掛けられなかった。

R.マルティネスの初球、真ん中に入って来たとは言え155キロのストレートに負けず、ライトスタンドへ運んだソトは流石だ。ハマスタでは、7月19日に打ち直しのホームランを打って以来、約2ヶ月ぶりのホームランとなった。

パ・リーグは既に20本以上が5人いるが、セ・リーグは岡本が急ブレーキで、まだ20本の選手はいない。打ちだしたら量産できるソトの3年連続ホームランキングはまだ射程圏だろう。

井納は、4回の失点が勿体なかったが、調子は悪くなかった。ストレートも150キロを計測し、球威で押せている場面もあった。ただ、逆にコントロールが今年の中では良くない方だったと思う。ビシエドに死球を与えてしまったことが失点に繋がってしまった。阿部に対してももう少し厳しいコースで完全に詰まらせたかったところ。ただ、それでも6回3失点のQSで最低限の仕事はしている。前日に登板していれば勝っていたはずで、噛み合わせが悪くなってきたかなという印象。次回は読売戦に行くのだろうか。好投を期待したい。

伊勢が7回、1番から始まる好打順を三者凡退に抑えた。大島には甘く入ったが力で押し込んだ。平田、アルモンテは連続三振と素晴らしい投球だった。ストレートで空振りを取れるのが魅力的だ。僅差のビハインドだからこそ伊勢を出したということ。山崎は前日にも登板したということもあるが、現状では彼の方が敗戦処理の役割になっているのだろう。平田も同様。9回は山崎もあるかと思ったが、武藤の方をチョイスした。このメンバーで点差を広げず9回まで行けたのは収穫。同点、逆転はならなかったが、このように辛抱できれば勝ちを拾うこともできるだろう。

ヤジ

結果としては、6回に1点返した後の1アウト2、3塁で得点できなかったこと、7回ノーアウト1、2塁でのバント失敗による逸機が勝敗を分けた。

スターナイト初戦の一挙7点も、前日の逆転も6回だった。ここで一気に同点、逆転まで行きたかったが、大和への最後のボールは、ボールからストライクに入って来るような軌道で難しかった。ソトも調子は悪くないし、この打席こそ打って欲しかったが仕方ない。

7回は、2点ビハインドでノーアウト1、2塁、打者は6番の倉本という場面。セオリーではバントで送って一打同点の形を作ることになるだろう。次の打者は投手の伊勢。代打で結果を残している中井に期待ができるし、蝦名のところもどうしても点が欲しければ山下らの代打陣を出して行ける場面だった。

一方で、二塁走者は佐野で足は遅いほう、今年まだ犠打はゼロで左腕に対して4割を超える倉本が打者。併殺が一番怖い場面だったが、倉本は意外にも120打席超で併殺打もゼロだった。そうしたデータ的背景からすると、ラミレス監督であればチャンスの拡大、最低でも走者を進めてくれることを期待して打たせるのがこれまでの采配だったのかも知れない。

倉本があまりにも投手の正面に、勢いを殺し切れていないバントをしてしまい、間一髪佐野が刺されたのは結果論だろう。ただ、この場面の無得点が接戦を落とす大きな要因となったことは間違いない。いつもの采配で行けば、またバントをしないラミレス采配がと言われ、バントして失敗すればいつもの采配と違うと言われる。どちらも結果論でしかないが、ラミレス采配を貫いた方が後悔は少なかったのかも知れない。

前日プロ初ヒットをホームランでマークし、この試合では8番でスタメン出場となった蝦名だが、この試合では1軍の厳しさを味わったかもしれない。2打席目は四球を選び、戸柱のタイムリーで還ったが、3打席目は倉本がバント失敗し、1、2塁のまま2アウトとなった打席。真ん中近辺の変化球を打って出たが、引っ掛けてショートゴロ。チャンスでの結果は出なかった。

そして、9回は宮崎、乙坂のヒットで同点機を迎えたが、R.マルティネスの157キロのストレートを空振りして追い込まれ、最後は変化球を当てることができず三振で最後の打者となった。ファームではなかなか経験できないスピードボールを見て、彼がこれからどのように対処していくのか。誰もが通る道で、今後の成長が楽しみだ。

キジ

1点差ゲームの連敗で3位に転落。首位とは10ゲーム差になった。以前、昨年はオールスター前後では10.5ゲームあったものを、8月上旬に0.5まで詰めたということを書いたが、現実は厳しい。

DeNAは離脱者が多く、特に9月に入っては投手陣が苦しい状況。先発が欠けたことでブルペンデーを複数回敢行したことで、リリーフにも負荷がかかっている。今永、平良を欠いても回るような先発投手を用意しておけというのも酷な話。そこまで選手層は厚くない。得点効率、ここぞの一打についてはまだまだ改善の余地はあるものの、打線は7試合連続2桁安打で得点も取っていただけに、しっかりと勝ちゲームにできなかったことが響いて来ている。

一方、読売は先発投手に離脱があったものの、菅野は10連勝を続けており、それ以外の投手も最低限の活躍を見せている。何よりもリリーフ陣が非常に整備されている。デラロサの離脱で崩れるかと思ったが、中川に加えて高梨の加入が大きい。打線は坂本、丸の不振と岡本が急に調子を落としたが、それ以外のメンバーが適材適所でカバーしている。

短期的に補強するトレードがうまく行っているし、もともと昨年のチャンピオンチームで選手層も厚い。主力に複数の離脱者が出ても、大幅に貯金を減らすことは考えにくい。読売と優勝を争うには少なくとも貯金15のレベルに達しないと難しいだろう。ラミレス監督の下では貯金10をマークしたことがない。2019年に9まで行ったのが最高。2017年は最終戦で8になったのが最多だった。ちなみに、2015年の中畑監督時代に貯金11をマークしているが、この年はご存じの通り、オールスター時点で首位のチームが、史上初めて最下位になった。

現状のチームを考えると、この5年の最高の数字まで到達できる状況にはないように思える。今年はCSもないし、何があるか分からないシーズンなので、最後まで諦めずに戦うことが大事。そのための戦力が何がベストなのか。選手たちのシーズンは今年だけではないので、無理はできないが、今年優勝を狙って戦えるのはあと数十試合に限られてくる。大事に行くのも重要なことだが、勝負しなければいけない時期はもうリミットを超えている状況だ。

来週末のハマスタでの読売戦まで、「最後の戦い」を見せて欲しい。

P.S. ニコ生を見ている方、68331ptで初の1位取りました。気づいた方ありがとうございます。

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