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粘りのロメロが6回は粘り切れず 2点先行も逆転負け

10/01 読売3-2横浜DeNA(東京ドーム)

5回まで毎回走者を出しながら粘って来たロメロが、リードが2点に広がった6回に4連打で追い付かれ、砂田が犠牲フライで決勝点を奪われた。菅野からソトのタイムリー二塁打で先制し、6回には佐野が14号ソロで追加点を奪った。しかし、終盤の競り合いで7回にチャンスを逃したDeNAと犠牲フライで1点を取った読売の差が出た。

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ポジ

前回、9月20日の中日戦で来日初完封。その後、一旦登録を外れてこの日に合わせて来た。2勝目を挙げてウンチョコチョコチョコピーを披露した、東京ドームの読売戦には良いイメージでマウンドに立てた。初回、いきなり松原に二塁打を打たれ、若林が送って1アウト3塁のピンチだったが、坂本、岡本を打ち取って切り抜けた。

3回は先頭の菅野を歩かせてしまったが、5連敗中で得点が取れていない読売は松原にバントをさせたが、失敗に終わって菅野が封殺。結局ここも切り抜けた。4回にソトのタイムリーで1点をもらい、その裏2アウトから丸に二塁打を打たれてピンチが広がったが、ここも後続を断った。

5回まで5安打1四球も粘りの投球で無失点。6回に佐野のソロで2点目をもらい、初勝利からの4連勝に向けて良い形になったと思った矢先、6回はボールが高めに甘く入ることが多くなった。岡本には高めのスライダーをレフトへ弾き返された。亀井には2球ツーシームが真ん中に入り、逃さずライト前へ運ばれた。

大城は初球バントの構えを見せたが、2球目のアウトサイドのツーシームを引っ張って一二塁間を抜いた。これでノーアウト満塁。大城に繋がれてしまったのは痛かった。丸にもストレート系が高めに入り、詰まらせたがレフトの前にポトリと落ちた。2者が還って同点。さらに佐野の送球がサード寄りに逸れ、山本と亀井が交錯する間に2、3塁に進塁された。

逆転の大きなピンチだったが、小林を三振に取り、重信のファーストゴロでまずファーストをフォースアウトにし、飛び出していた二塁ランナーの丸を挟み、押し出された大城がタッチアウト。変則の併殺により無失点で切り抜けた。ゴロGOのサインだったとしても、前のランナーがスタートしていないのに、それを見ていなかった丸に助けられた。

6回はもう少し粘って欲しかったが、ボールが甘いコースに集まってしまい、連打を許してしまった。しかし、6回2失点のQSであれば十分合格点だろう。あと2回くらい先発があるだろうか。良い手ごたえを掴んだまま今季を終えてもらいたい。

菅野が非常に慎重な投球で、四球は選べたもののなかなか打つことはできず、4回は2四球からソトの二塁打のヒット1本で先制点を奪った。相性が非常に良い佐野が、菅野のアウトサイド低めのスライダーをレフトスタンドへのホームラン。これは打った方が見事というバッティングだった。7回にはランエンドヒットを決めるなど、大技、小技のマルチヒット。2番に入ってから確実に結果が出つつある。

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ヤジ

6回に佐野のソロで2点差とした後、牧、宮崎のヒットと柴田が歩いて2アウト満塁で山本の打席。ロメロは当然6回も続投なので、山本とのバッテリーは代えたくない。これは結果論にしかならないのだが、この日山崎が登録抹消となり、三嶋も読売戦では打ち込まれているため、僅差のゲームだと分が悪い。そう考えると、ここで一気に得点するという選択肢もあった。代打の楠本を出しても得点が取れたかどうかは分からないし、山本を代えなくても6回はリズムを崩して追い付かれてしまった。正解はないが、この日は得点を取ることにウェイトを置いても良い状況ではあった。

同点で迎えた7回は、1アウト1、3塁で3番に入ってから結果を残している牧を迎えたが、初球の低めのシュートを打ちに行って、バットの先で引っ掛けてしまい、バットが折れてショートゴロ。併殺網に引っかかってしまい、一瞬にしてチャンスは潰えた。初球から積極的に打ちに行くのは牧の長所だし、中川が良いコースに投げた。いつも打てるわけではないが、厳しいコースに来たボールはより難しいわけで、ゾーンは狭めて待って欲しかった。この逸機は痛かった。

悪い流れで入った7回裏、2番手の砂田が1アウトから若林にヒットを打たれ、坂本への初球ストレートがライト線ギリギリにフェアゾーンへ落ちる二塁打。岡本は申告敬遠し、満塁から亀井と勝負を選んだが、2球目のアウトサイドのカットボールを踏み込んで打たれ、右中間への飛球。これは桑原が追い付いたが犠牲フライで1点を勝ち越された。当たりとしては抜けてもおかしくはなかったので、何とか1点で済んだという感じではあったが、この日は1点が重かった。

9回はビエイラが先頭の柴田を歩かせたが、続く山本には代打を出さずにバントを選択した。まず追い付くことを優先したが、コントロールが乱れている投手を相手に同点狙いのバントは少し消極的に映った。ソトと佐野の長打で2点は取ったものの、菅野を打ち崩すには至らず、勝ち越し機も逃した。全般的に少し打線に勢いがなかった。オースティンがこの日もノーヒットだったのは少し気になるところではある。

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キジ

菅野も万全という調子ではなく、彼らしい素晴らしいボールもあるが、失投も散見されるという投球だった。その分、慎重に丁寧に投げていたが、捕まえる隙はあったように思う。満を持して先発させたロメロが期待通り5回まで抑え、2点リードまではできたが、6回の乱調は誤算だった。それでも、逆転されてもおかしくない状況で、同点までで止められたので、その流れに乗って7回に勝ち越したかった。

終わってみれば倍の12安打を打たれていたので、3点は良く凌いだと言えるものの、中日戦で封じられていた読売打線を抑え切れなかったという印象。何度も書いているが、他のカードではほとんど打っていない亀井にまたもマルチヒットを許した。三嶋が苦手にしているが、ロメロもそれに匹敵するくらい相性が悪かった。調子が良いとは思えない丸にも3安打。同じ相手に打たれ続ける部分も課題として残る。

この日、山崎が再調整の為、登録抹消となった。前日の投球からすると、クローザーから外しても勝ちパターンで投げられる状態とも思えない。残りシーズンは僅かになってきたが、再調整をせざるを得ないだろう。クローザーについて、三浦監督は流動的になるとコメントした。三嶋に固定するわけではなく、展開や打順によってはエスコバーや平田などが最後に投げる可能性もあるということだろう。勝ちパターンが落ち着かないというのは苦しいところ。

2戦目は京山が先発。前回は好投しながら勝利に結び付かなかった。山口は後半戦未勝利で連敗が続いている。9月は2度対戦し、いずれも山口に負けが付いている。ここ4試合で15打数1安打と急ブレーキがかかっているオースティンがランナーを還すバッティングができるか。リリーフが苦しいだけに得点を積み重ねて行きたい。

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