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阪神打線を完封リレー!オースティンが全3打点、首位打者に立つ

06/25 阪神0-3横浜DeNA(甲子園)

12球団防御率最低の投手陣が、リーグトップの得点力を誇る阪神打線を完封リレー。開幕投手の濵口が5回まで無失点に抑えたが、左脇腹の違和感で降板。6回以降は砂田を挟んで勝ちパターンのエスコバー、山崎、三嶋がピンチを招きながら切り抜けた。打っては4番が全得点を叩き出す。初回に先制2ランを放ち、6回には貴重な追加点となるタイムリー。投打の主役が活躍して阪神に先勝。

ポジ

前回、3回に突然ストライクが入らなくなり、連続押し出しを含む7失点と炎上した濵口。前々回の138球完封の影響が心配されたが、初回をゴロ3つで簡単に片付け、順調な立ち上がり。

2回は先頭の大山にヒットを許したが、佐藤輝を2ボールからチェンジアップでファウルフライに打ち取った。サンズも併殺に取り、波に乗った。5回、1アウトからサンズを歩かせ、糸原に1球投げたところで左脇腹に違和感があったようで、一度ベンチに下がった。アクシデントで交代かと思われたが、マウンドに戻り糸原、梅野を打ち取って勝ち投手の権利を得た。

砂田は簡単に3人で片付けたが、勝ちパターンの3人は少し苦労した。エスコバーは、それほど良い当たりをされたわけではないが、コースヒットを2本。佐藤輝には膝元から沈む156キロのツーシームというエグいボールで3球三振に取った。危なげはなかった。

山崎はストレートが150キロを計時していたが、糸井、近本の連打で1アウト1、3塁。1点は覚悟かなと思ったが、中野を2球で追い込めたのが良かった。3球目のツーシームは少し甘かったが、引っ掛けてセカンドゴロ。併殺に取り無失点で切り抜けた。

3点差のまま三嶋がマウンドに上がり、1アウトからヒットの大山が暴投と山本の送球エラーで三塁まで進んだが、ここも佐藤輝を三振に取って得点を許さなかった。

12球団でダントツ最下位のチーム防御率になっているが、この日は開幕投手がアクシデントはありながらも無失点で抑え、投げるべき人が結果を出した。貯金20を数えていた首位の阪神相手に、ナイスゲームができたと思う。

投手陣が力を発揮できたのも、オースティンの援護があったからこそ。初回はエラーで出塁した桑原を置いて、シュート回転のアウトサイド低めの速球を右方向へ。しっかりと芯で捉えた打球は力強く、浜風は関係なくスタンドへ飛び込んだ。西勇も悪くなかっただけに、この2点は非常に大きかった。

そして、2-0のまま膠着状態になり、濵口にもアクシデントが起こった後の6回、1アウト1、2塁からライト前タイムリー。ウィーラーを抜いて首位打者に立ったオースティンの右方向への良いバッティングが目立った。

宮崎は3安打猛打賞で打率を3割に乗せた。ソトの不振で得点に繋がらなかったが、宮崎の調子が良ければ、簡単にオースティンとの勝負を避けられなくなるだけに、重要なところ。

6回、1アウト満塁からソトが内野フライに倒れ、山本のところはそのまま打たせた。濵口を交代するなら戸柱、高城がいたので代打を出しても良かった。しかし、5回まで阪神打線を2安打に抑えていた山本にそのままマスクを被らせることを選択した。山本は凡退し、追加点は取れなかったが、5人の投手をリードして首位チームを完封リレーするという貴重な経験を得られた。結果論にはなるが、良い選択だったと思う。

ヤジ

前回の濵口の乱調に対して、「138球完封の影響はない」と三浦監督が言っていたが、中5日だったことと、球数が多かったことで調整方法をいつもと変えていた。

DeNA浜口「少し強度を落としすぎた」前回の反省踏まえ万全で首位阪神へ - プロ野球 : 日刊スポーツ
DeNA先発の浜口遥大投手(26)が、前回の反省を踏まえた調整で首位阪神に挑む。前回登板の18日広島戦(東京ドーム)は2回1/3で7失点KO。前々回の登板(6… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

調整を変えたことと、2回以降にストレートが行かなくなったことの因果関係は証明できるものではないが、本人が言っているのだからそういう面はあったのだろう。三浦監督は、フィジカル面で影響はなかったと言っているのかも知れないが、これを見る限りは影響があったと考えるべきだろう。

そして、この日の左脇腹の違和感。これも138球を投げたこととの因果関係は明確ではない。ただ、やはりそれまで中6日で、多くても120球弱という投球を続けていたところに、登板間隔と球数の双方でいつもと違うことが起こったというのは、影響として小さくない。

こういう経験をさせないと完投できる投手にならないというのも尤もだが、唯一、開幕ローテーションを守る投手に無理をさせる必要もない。138球投げても中6日できっちり回れるような投手になって欲しいという思いは理解するが、チーム状況とステップをよく考える必要があるだろう。

今回の左脇腹の違和感もどれくらい響いて来るか分からない。勝利投手の権利目前だったので、やや無理して投げ切ったようにも見えたので、次回もそのまま中6日で行けるかは疑問だ。トレーナーも入って問題ないか判断したと思うが、本人の強い意志に流されていないか心配してしまう。これまでの経緯があるだけに。

試合としては、6回、9回にあと1、2点は取っておきたいという拙攻もあったが、投手がきっちりと役割を果たしたナイスゲームだった。濵口が大事に至らなければ良いが、そこだけが引っかかる勝利となった。

キジ

首位の阪神3連戦で、初戦を取れたのは非常に大きい。しかし、4月も甲子園で初戦を取って10連敗を止めた後、連敗しているので油断はできない。初戦では佐藤輝を封じることができた。このまま目覚めさせることなく眠らせておきたい。

広島が5連敗ということで、再び最下位を脱出した。今回は勝率で上回っただけでなく、ゲーム差もゼロで並んでいる。だが、中日と5.5ゲーム差、3位ヤクルトとは12.5ゲーム差ということで2弱状態とかなり厳しい。

2戦目は阪口が復帰登板となる。約2ヶ月要してしまったが、初勝利を挙げた時のような快い投球を期待している。阪神は伊藤将で、既に2勝を献上している、新しい苦手投手。ここでもやられるようだと完全にお得意先になってしまう。何とか意地を見せたいところだ。

打線はソトの状態が悪いのが悩ましいところ。甲子園ではホームラン数も多く、相性は良いはずだが、伊藤将相手であれば牧を使った方が良いかも知れない。交流戦でハマった大和を2番で使い続けているが、山本を使うなら大和を7番に上げた方がチャンスでのバッティングが期待できそうだ。8番大和は、宮崎、ソト、牧と繋がって来るからこそ。良い時の形を変えないことは悪くないが、伊藤光は欠場しているし、良い状態は過ぎているのだから、固執する必要はない。柔軟な考えを求めたい。

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