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やっと読売戦今季初勝利!終盤ピンチ続くも凌ぎ切る

07/04 横浜DeNA3-2読売(神宮)

今季12戦目でやっと読売戦の初勝利。一つ勝っただけで喜んでいる場合ではないが、この一つがないと先に進まないのも事実。オリンピックによる中断明けの巻き返しに向け、大きな一歩を踏み出した。オースティン、ソトが音無しも、宮崎の2ランで逆転し、佐野のタイムリーで貴重な追加点を奪った。先発の大貫は9安打を浴びながら1失点で凌ぎ、3勝目。三嶋は1点を失ってなおもピンチを招いたが、ウィーラーを併殺に打ち取り、凌ぎ切った。

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ポジ

宮崎が値千金の逆転2ランを放った。前日、2回にヒットで出塁後、左肩の違和感が強くなり交代した。心配されたが、スタメンに名前があった。ワクチンの副反応などではなく、以前から時々発生しているもののようだが、ひとまず重傷にならずに一安心。

7回にも1アウト1、2塁でデラロサから右方向への巧いバッティングでヒット。ここは外野が前に守っており、当たりも強く正面だったため、代走の宮本でも還れなかった。マルチヒットで打率を再び.299とした。オースティン、ソトの間を繋ぐ役割で、この日のように彼らが打てない時はポイントゲッターになってくれれば、打線の波が少なくなって来る。今後も頼りにしたい。

佐野がサイクルヒットに迫る3安打。初回は得点圏で凡退したが、2打席目の内野安打の後、センターオーバーのあわやホームランという打球で三塁打をした。7回には1アウト2塁で右中間を破るタイムリーヒット。なかなか打点を挙げる活躍ができていないが、結果的に試合の勝敗を分ける1点になった。

サイクルヒットまであとホームランだけが残っていたが、さらに得点を狙うために、代走が出された。3-1となってなおも1アウト2塁。11戦未勝利の相手に取れるだけ取っておくというのは重要。このリードを守れば打席が回って来ない可能性も高いので、この起用は理解できる。ただ、2アウト満塁まで行って得点できず、8回にもチャンスを迎えた為、結果としては代走で起用した宮本に打席が回っていた。これは結果論でしかない。

大貫が毎回の9安打を打たれながら、スクイズの1点のみで凌いだ。6回2アウトでQSまであと1人だったが、大城を迎えたところで砂田に交代した。最初の打席でヒットを打たれていたし、2打席目はあわやホームランというポール際の当たりもあったので、やむを得ないだろう。

ヒットは打たれたが、ピンチでの被打率が低いという昨年の投球ができたと思う。ボールの力、変化球の精度はまだまだベストではないが、大貫の特長を生かした投球ができるくらいまでは回復してきている。全ての球種をおおよそ思ったコースに投げられていたと思う。ストレートはスピードガン表示よりは威力があったように見えた。

ピンチの連続で苦しい投球だったが、逃げることなく攻められた。無四球だったことが1失点という結果に結び付いた。まだまだヒットを打たれることも多いし、球数も要しているし、大貫本来の投球ではない。しかし、これで連勝となり3勝目を挙げた。何よりも結果が、彼の自信を蘇らせてくれるはずだ。次回はバンテリンドームでの先発が予想される。得意としていたが、前回は3回8失点の大乱調だった。雪辱を晴らして欲しい。

砂田はワンポイントとして申し分ない投球。エスコバーも文句のない投球で、この日読売を唯一の三者凡退に抑えた。だが、そこからが苦しかった。

山崎は先頭の丸を早々に追い込んだが、ツーシームを拾われてセンター前ヒット。読まれていたので、もう少し低く落としたかった。岡本にもツーシームを打たれ、三遊間を破られた。引っ掛けさせたいところ、落ち方が今一つだった。

ノーアウト1、2塁となって坂本。調子が良くないためバントもあるかと思ったが、そのまま打たせた。初球のストレートを右方向へ打ったが、フェンス手前で関根がキャッチ。調子が良ければ逆転3ランになっていたかも知れない。丸がタッチアップで1アウト1、3塁となり、梶谷にはツーシームをファウルで粘られ後、8球目はインサイド低めにズバッとストレート。見逃し三振に倒れ、スタートを切っていた一塁ランナーが挟殺されて併殺。三塁ランナーはホームインできなかった。

9回は、読売戦での防御率が悪い三嶋が登板。1アウトから大城にスライダーをライトスタンドに運ばれ、1点差。若林にもスライダーをレフト前に運ばれ、開幕戦でサヨナラホームランを打たれた亀井が代打で登場。この日は抜け気味のスライダーが多く、開幕戦でもスライダーを打たれていたことから、ストレートを2球続けたがセンター前へ弾き返された。

1アウト1、2塁でウィーラー。ここはそのスライダーを投げ切り、2球目がアウトサイド低めに決まったところ、ウィーラーが引っ掛けてショートゴロ併殺打。最後は思い通りの投球で、大ピンチを抑えて何とか逃げ切った。

最後は薄氷を踏むような痺れる展開になったが、守備も含めて全員が集中していた。ピシャリと抑えることはできなかったが、最終的にホームを踏ませなければ良いわけで、ナイスゲームだったと言えるだろう。

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ヤジ

前日に続いて10安打も12残塁の拙攻。2ランが出た分、得点は増えたがもう少し得点したい試合ではあった。7回に1点を取った後の1アウト満塁でダメ押し点が欲しい展開だったが、連続三振を奪ったデラロサは、さすがクローザーを務めた投手という投球だった。

14安打を打たれたが、スクイズとソロの2点で凌いだ。相手の走塁もあったが、併殺を3つ取れたのも大きかった。前日とは逆に、読売の方がヒットを打った割には得点できないという展開になった。

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キジ

不名誉な開幕からの未勝利記録を止めることができた。一つ勝たなければその先はないわけで、オリンピックの中断に入る前にまず一つ勝てたということは重要なことだと思う。

12試合とちょうど半分を終えて1勝8敗3分となったが、残り半分ある。五分は至難の業だが、少しでも勝利を重ねて行きたい。ハマスタでは3連戦が1回と金曜中止の振替分の4試合が残る。東京ドームでの試合が8試合残っているというのは鬼門になる。主催試合となった広島戦で一つ勝って連敗は止めたが、相性の良い球場とは言えない。

8月にも主催試合で阪神3連戦があり、翌週には神宮が使えないヤクルトの主催で3連戦がある。2週で9試合を戦う東京ドームで、少しでも相性の悪さから解き放たれて、9月以降の戦いに繋げて欲しい。

5連勝の後、連敗をせずに勝てたことは非常に大きい。さらに、QSまであと1人で降板してしまったが、先発投手に勝利が付く良い流れを再び継続できたことも重要だ。オールスターそして1ヶ月の中断期間の前、最後に9連戦を戦う。先発が不足する事態も考えられるが、何とか5回を最低投げるという気持ちで繋いでもらいたいと思う。

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