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勝利への執念は今一つ見えず6連敗

07/21 横浜DeNA4-6東京ヤクルト@ハマスタ

DeNAは、ピープルズが初回に青木の2ランで先制を許したが、梶谷の先頭打者ホームラン、柴田の2点タイムリーで逆転。制球に苦しみながら何とか凌いでいたピープルズは5回に4連打を浴びてKO。3点を追う展開となるが、あと一本が出ず6連敗。

ポジ

ここ最近、20打数2安打と調子を落としていた梶谷が、先頭打者ホームランを含む2ホームラン。特に2本目は、インコースの低めの変化球を見事に捌いた。切れずにポール際へ飛び込む技ありの一打だった。1番に座り続けられるかどうかは、不調をいかに短くするか。コンディションの維持に課題があった選手なので、今後もうまくケアしてもらえれば。

柴田が初回に2点タイムリー。満塁で戸柱勝負かなと思い始めたところ、低めの変化球を完璧に捉えた。宮崎で同点にできなかっただけに、この一打は非常に価値のあるものだった。この日もマルチヒットをマークし、守備力と併せて存在感は増して来ている。本来は彼の出塁を後続が還すような組み方になっていればと思うのだが。

平田がこの日もなかなか良かったのではないか。エスコバーにはあわやホームランという当たりを打たれたが、5つのアウトのうち3つ三振を奪った。ボールにキレがあるが、国吉と一緒で、良いかなと思って出すととんでもないピッチングをする日もあり、まだ信頼できるところまでは至っていない。

その国吉は、日曜のショックを払拭するような好投を見せた。クローザーの後に急遽イニングの途中で登板させられたのは同情の余地がある。こういったビハインドで見せる投球をもっと勝ちパターンで見せられるようになって欲しい。

ヤジ

ピープルズは、立ち上がりからコントロールが悪く、球威も不足していた。これはすぐにノックアウトされそうだなと思いながら見ていたが、青木に2ランを打たれた後は、四球でランナーを出しながらも抑えていた。ヤクルト打線も初対戦で、荒れ球に少し苦労したのだろう。

2回の2アウト満塁で無得点に終わった打線が、4回に初の三者凡退に抑えられた。少しヤクルトに流れが傾いたところで、坂口が芸術的なセンター前ヒット。ここで本調子でない山田に対して2球で追い込んだにも関わらず、3球目のチェンジアップが落ち切らずにレフト前へ運ばれた。ここで繋がれたのが全てだった。

最初の打席でホームラン、2打席も少し打ち損じたが捉えられていた青木を迎えても、ベンチは動かなかった。未勝利の投手の5回で、まだ失点したわけじゃない。非常に代えづらいところではあるが、櫻井や大貫、中川はあっさりと降板させるのに、何故動かないのか。この試合に懸ける執念は全く感じなかった。

青木を追い込みながら5球目が一番甘く入り、右中間を破られた。ホームランになってもおかしくないようなボールだったのだが、これは予想できた結果だ。村上を迎えても諦めたように見るだけ。最初の打席こそ三振を奪ったが、3割後半を打つ打者は3打席目ではアジャストして来る。

2番手で用意していたのが右の平田だったために、スイッチを躊躇したのか。結局、山崎までピープルズを続投させ、3点のビハインドと傷口が広がってしまった。結果論かも知れないし、代え時が難しかったのは事実だが、執念は感じられなかった。

オースティンがファームで出場しているので、あと1試合出場して最短の登録可能日である23日に復帰するのではないか。ピープルズとしては一旦、チャンスはなくなることになりそうだ。一時、150キロを超えるくらいの球威があったが、それくらいあれば多少コントロールがアバウトでも抑えられることが多くなるが、この日の球威で甘い球を投げれば打たれる。変化球との緩急も足りずにタイミングを外しきれない場面もあった。ファームで、当初の触れ込み通り、もう少しコントロールで勝負できるようにして欲しい。

3点のビハインドとなった後、5回に2アウトから連打でチャンスを作った。1年以上、1軍で勝っていない原は、どうしてもこの一つのアウトを意識してしまう。この後のヤクルト投手陣からも得点できると楽観的に考えていたのか、戸柱はそのまま打たせてチャンスを潰した。前の打席でヒットを打っていても、この場面は勝負をかける必要があったと思う。そのためにキャッチャーを3人ベンチ入りさせているのではないのか。高城は濵口の時以外に使わないなら、伊藤光を抹消してベンチに入れている意味もない。

せっかく良い感じで初回に逆転できたのに、その後のチャンスを逃し、先発の代え時も逃して逆転され、追いかける執念も見せなかった。先週の試合と同じように、淡々と負けて行った印象だ。

そして、苦しい状況であえて言わせてもらえば、2回の佐野の打席でチームに勢いをもたらしたかった。それが4番に期待されることだ。ホームランは要らないが、こういうチャンスの打席で打点を稼ぐことが期待されている。ランナーなしでヒットで出塁することではない。本人も分かっているから力も入るのだろう。2回の打席は1ボールから低めの球を強振したが、差し込まれていた。投手が追い込まれている場面なので、ゾーンは上げて待って欲しかった。打者の方が焦って手を出してしまったように見えた。

1打席目は「最高の凡打」ではあったのだが、得点圏打率.219はちょっと寂しい。佐野を出塁する役割に置くことも考える必要があると思う。得意の言い訳を使えば、理由はどうとでも言えるのではないか。筒香でさえ2番に置いたのだから。

キジ

2回裏、先頭の大和がヒットで出塁すると、打席には投手のピープルズ。ピープルズは、ランエンドヒットのサインが分かっているのか?と心配していたら、バントをきっちり決めた。これには、思わず「おおー」と唸ってしまった。球場もどよめいていた。

バントしたくらいで、という声もあるが、平良の一件の後だし、そもそもピープルズはアメリカでもほとんど打席に立ったことがなく、高校以来だと言っていた。だから、バントは難しいのではないかと思っていたから、ちゃんと決まったことに驚いた。

流れは変わらず6連敗。監督のコメントはスタンプを押したように同じなので、聞く価値もない。「これも野球」「打たない時もある」という試合が半分以上あれば、借金。どうやって優勝するつもりなのか。打たない時に何とかすることで優勝に近づくのであり、そのために監督がいる。ネガティブなコメントをしない彼ではあるが、不用意な発言が多くなっている。

松葉に続いて原にも久々の勝利を献上し、イノーアにも初勝利をプレゼントするのか。接戦では勝てそうもない雰囲気なので、打線の爆発を待つしかなさそうだ。

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